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夜の孤独と救い

夜は寂しい時間だ。
お母さんもお父さんも寝ていて、
ひとりぼっちみたいな感覚。

でも、これが寂しさと気づけたのは、
夜が救いの時間でもあるからこそだ。

最近の俺は夜に、
オンラインゲームの場で、
他者と遊んだり話したりしている。

オンラインゲームの場なら、
俺の身体であって俺じゃない性別違和のもとになってる気持ち悪いリアルの身体じゃなく、
これが俺という身体で、
これが俺っていう振る舞いができる。
それは俺にとっては何よりも救いで、
誰かと予定を立ててオンラインゲームの場で遊んだり話したりすることは、
生きたいと思える理由になっている。

俺は今でも死にたくなることがある。
切り離せない性別違和もある。
両親にはすごく助けられてるが、前にすごくつらい思いさせられたこともあって、心を開けない、俺にも非があったと思うけど、蓄積したつらさは消えない。
だからリアルの生活はすごくしんどい、
何も楽しくない、というと大げさだが、
そう言いたくなるくらいにはしんどい。
好きな食べ物食べてるときは幸せだけど、
重苦しいものが消えるわけではない。

もちろんオンラインゲームの場でも重苦しいものが無かったことになるわけではない、
それでも、俺が俺でいれる場だから、
これが俺という振る舞いができる場だから、
苦しさがすごく和らぐのは確かなんだ。

早く寝たほうが心身に良いし、
身体を壊したらオンラインゲームもできなくなるから、
可能な範囲で無理はしたくないけど、
夜、オンラインゲームの場で遊んだり話したりする時間は、
俺にとって冗談抜きで救いだから、手放したくないんだ。
主治医に教えてもらった工夫で上手くバランスをとって、
少しでも、
楽しく穏やかに過ごしてゆきたいし、
俺は俺でいたいし、
これが俺という振る舞いをしたい。

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