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文献案内 哲学関係(中世哲学、フランス哲学、実存主義は除く)

法律関係の文献案内の続き、論理学を含めた哲学関係の案内となります。ただし、私の知っている範囲なので、中世哲学、フランス系統の哲学、実存主義関係はありません。あしからず。
なお、私の所有している本を参考に作成している部分があるので、版が古いものもあります。また、翻訳本は複数出版されている場合がありますが、その中でも「読みやすい」ものを選んであります。もちろん、あげてない翻訳本でも、大きな問題はありません。手に取りやすいものをお取りください。
加えて、紹介している本は、基本的に原書(ただし翻訳本)です。入門書をあげることもありますが、原書を読み自分の頭で悩み考えることに意味があると思っているので、解説本は紹介していません。

・初心者向け?
中央公論新社より出版されている『哲学の歴史』シリーズ(全12巻+別巻)
↑興味のある巻だけを読むのもできます。
戸田山和久『哲学入門』(ちくま新書,2014)
岡本裕一朗訳, トマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと?』(昭和堂,1993)
児玉聡『オックスフォード哲学者奇行』(明石書店,2022)
↑哲学者たちの奇行を紹介する本。哲学の本を読む前に読むと哲学者に親近感を覚えるかも?

・ギリシア
三嶋輝夫, 田中享英訳, プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』(講談社学術文庫,1998)
納富信留訳, プラトン『パイドン:魂について』(光文社古典新訳文庫,2019)
渡辺邦夫訳, プラトン『メノン:徳(アテレー)について』(光文社古典新訳文庫,2012)
出隆訳, アリストテレス『形而上学 上』(岩波文庫,1959)
出隆訳, アリストテレス『形而上学 下』(岩波文庫,1961)
高田三郎訳, アリストテレス『ニコマコス倫理学 上〔改版〕』(岩波文庫,2009)
高田三郎訳, アリストテレス『ニコマコス倫理学 下〔改版〕』(岩波文庫,2009)

・デカルト
谷川多佳子訳, デカルト『方法序説』(岩波文庫,1997)
桂寿一訳, デカルト『哲学原理』(岩波文庫,1964)

・ミル
関口正司訳, ミル『功利主義』(岩波文庫,2024)
関口正司訳, ミル『自由論』(岩波文庫,2024)
児玉聡『功利と直観 英米倫理思想史入門』(勁草書房,2010)

・社会契約説
加藤節訳, トマス・ホッブズ『リヴァイアサン 上』(ちくま学芸文庫,2022)
加藤節訳, トマス・ホッブズ『リヴァイアサン 下』(ちくま学芸文庫,2022)
加藤節訳, ジョン・ロック『統治二論』(岩波文庫,2018)
本田喜代治, 平岡昇訳, ルソー『人間不平等起源論』(岩波文庫,2016)
桑原武夫, 前川貞次郎訳, ルソー『社会契約論』(岩波文庫,1974)
川本隆史ほか訳, ジョン・ロールズ『正義論〔改訂版〕』(紀伊国屋書店,2010)
※社会契約説はどちらかというと政治(社会)思想ですが、歴史のターニングポイントになる重要な書物ですので紹介しました。また、ヨーロッパのキリスト教的な背景を読む参考にもなります。

・ドイツ哲学
大橋容一郎訳, カント『道徳形而上学の基礎づけ』(岩波文庫,2024)
熊野純彦訳, カント『純粋理性批判』(作品社,2012)
熊野純彦訳, カント『実践理性批判/倫理の形而上学の基礎づけ』(作品社,2013)
熊野純彦訳, カント『判断力批判』(作品社,2015)
宇都宮芳明訳, カント『永遠平和のために』(岩波文庫,1985)
細谷貞雄, 岡崎英輔訳, ヘーゲル『キリスト教の精神とその運命』(白水社,2012)
熊野純彦訳, ヘーゲル『精神現象学 上』(ちくま学芸文庫,2018)
熊野純彦訳, ヘーゲル『精神現象学 下』(ちくま学芸文庫,2018)
藤野渉, 赤沢正敏訳, ヘーゲル『法の哲学 1』(中公クラシックス,2001)
藤野渉, 赤沢正敏訳, ヘーゲル『法の哲学 2』(中公クラシックス,2001)
※カントなんかは英語版が読みやすいとされるらしい。

・言語哲学
野矢茂樹訳, ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫,2010)
飯田隆『言語哲学大全1 論理と言語〔増補改訂版〕』(勁草書房,2022)
飯田隆『言語哲学大全2 意味と様相(上)』(勁草書房,1989)
飯田隆『言語哲学大全3 意味と様相(下)』(勁草書房,2011)
飯田隆『言語哲学大全4 真理と意味』(勁草書房,2007)

・分析哲学
八木沢敬『分析哲学入門』(講談社選書メチェ,2011)
八木沢敬『意味・真理・存在』(講談社選書メチェ,2013)
鈴木生郎ほか『現代形而上学 分析哲学が問う、人・因果・存在の謎』(新曜社,2019)

・科学史
村上陽一郎『科学史・科学哲学入門』(講談社学術文庫,2021)
青木薫訳, トマス・クーン『科学革命の構造〔新版〕』(みすず書房,2023)
佐々木力『科学革命の歴史構造 上下』(岩波書店,1985)(同,1990)

・科学哲学
直江清隆, 廣瀬覚訳, サミール・オカーシャ『科学哲学〔新版〕』(岩波書店,2023)
戸田山和久『科学哲学の冒険』(NHKブックス,2005)
伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』(名古屋大学出版会,2003)
内井惣七『科学哲学入門』(世界思想社,1997)

・論理学
丹治信春『論理学入門』(ちくま学芸文庫,2020)
戸田山和久『論理学をつくる』(名古屋大学出版会,2020)

・その他
柴田裕之訳, シェリー・ケーガン『「死」とは何か〔完全翻訳版〕』(文響社,2022)
江口聡編・監訳『妊娠中絶の生命倫理』(勁草書房,2022)
児玉聡, 赤林朗訳, トニー・ホープ『医療倫理』(岩波書店,2009)
鵜飼秀徳『死の講義 二十歳の死生観』(講談社,2026)

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