研究員の活動では、それぞれのお気に入りの作品(本、漫画、曲、映画…)の紹介を内部で行っています。
今回はその中から、お気に入りの映画・アニメ・ゲームについて、研究員ブログでも紹介したいと思います。
チョコレートドーナツ(映画)
トラヴィス・ファイン
実話から着想を得て作られた作品。
舞台は70年代のアメリカ、育児放棄されたダウン症の少年を保護したゲイカップルは少年を自らの子供であるかのように大切にする。
しかし、実の親から法的に養育権を譲り受けようとした瞬間に問題は起こる。
養育権を求めて法廷闘争に挑むカップル、しかし激しいゲイ差別に襲われて不当な扱いを受け続ける。
果たしてカップルと少年の未来はどうなるのか、といった作品。
10回以上繰り返し見たけど未だに初めて見た時と変わらず感動するのでとってもオススメしたい。
銀河特急 ミルキー☆サブウェイ(アニメ)
亀山陽平
犯罪者の更生プログラムとして清掃を命じられた銀河特急が突然走り出してしまってさぁどうするってお話。様々な背景を持った犯罪者達が協力してなんとか助かろうと頑張る様子をコメディタッチで描きだす。全てのキャラクターが魅力的で物語としてもコンパクトにとても上手くまとまっていて満足感が高い。全話見ても30分弱の短編アニメで、YouTubeの公式チャンネルから全話無料で見れるのでとてもオススメです。
The Last Campfire(ゲーム)
Hello Games
人とは違う種族の生き物が主人公のゲームで、主人公は旅の途中に仲間と逸れてしまい気づいたらあの世とこの世の境にいた。
そんな世界で迷ってしまった同胞達をパズルを解く事で、彼らを導く光を取り戻し救い出す事で物語は進んでいく。
そんな中で主人公の助けを拒む同胞もいるのがとても印象に残った。助けを受け取らない者の「あなたの未来はあなたの物だが私の未来は私の物だ」という言葉は「私にはまだ迷っている時間が必要だ」という言葉が印象に残った。
またゲーム内の説明で“いつかは助けを受け取ってくれる時がくるかもしれないし、来ないかもしれない”という言葉があり、
時間を置いて戻ってくれば助けられる。のような、単にメタ的な指示ではなくて、
一体一体が自分だけの心を持った生き物なのだなと思った。ついでに既に亡くなって骨になってしまった同胞もいるので、最初から見える同胞全てを救える訳ではない。
みんなを助けたいと手を伸ばす事、助けられない人がいる無力さ(絶望ではなくて、ある種の全能感の様なものを拒むための)の両面を書いてくれていて嬉しかった。