来世なりたいものは、幸せも苦痛も存在も無い、「無」。
生まれ変わりたくなんてない。
転生なんてしたくない。
死んだら全部終わりであってほしい。
俺は、もう二度と、
苦痛を感じうる存在に生まれたくないし、
他に苦痛を与えうる存在にも生まれたくない。
俺は存在してしまっている。
無力で負担や犠牲を強いる存在として、
俺は生きてしまっている。
それでも存在してしまったから、
俺は俺として、
少しでも苦痛なく、少しでも安定的に穏やかに楽しく過ごしたいし、
その上で少しでもマシな選択を積み重ねたいし、
困ったら助けを求めたい。
そんな現実的なことに縋ることしか、
今の俺にはできないんだ。