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あわい、生

「淡い」という漢字をみてみると、「さんずい」と「火」が2つ。さんずいは普通、水とかを意味する。火とは反対のイメージがある。しかし、この相反しそうな2つの文字がくっつかっている。どうしてだろうか。
 たぶん、火が燃えている動きを考えると、火がぼうぼう燃えている姿のように、水の色が揺らめく姿をイメージして、「淡い」という漢字があるのだろうか。
 この「揺らめく」というのは、「揺らめく」ことを感じ取れる人の感性があってこそなのかもしれない。つまり、このような人の感性があるから、「揺らめく」ことに美を感じるのだろう。
 心の揺らめき、それは美を感じさせる。一方で、はかなさもある。故に、何か悪いことにも揺らめく。
 この前、青い海を見た。トンネルを抜け、梯子をのぼり、その先には青い空、青い海があった。白い波、まさに「揺らめき」であった。水は心地よかった。地図には「宝島」とあった。まさにその通りであろう。もちろん、これらは夢である。しかし、足を潤す水は穏やかで、水の音は軽やかであった。ただ、途中で雨が降ってきた。後輩がいた。彼の人生を、示しているのだろう。止みますように。
 たぶん、誰かいた。○○か?ここで、一人でまっていたのだろうか。待たせたかな。ごめんね。
 神社の後ろにある建物の中に、たくさんの服がある。目の前に私が表れる。「合法は違法である」といった(本当である)。たぶん、法律としては合法でも、自然の摂理としての法からして違法ということを言いたかったのだろうか。
 今日もどこかで声が聞こえる。何を話しているのだろうか。遠くで誰かが見ている。何を見ているのだろうか。どれも淡い。揺らいでいる。
 足音だけが、私の足元を過ぎていく、天まで高く、昇っていく。黒い影は、人の棺桶なのだろう。淡い。淡い。
 このような、ことは、所詮は統合失調症に過ぎないのだろうが、世界の美しさは、淡く、もろく、輝いているのだから、よいではないか。

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