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Q&A
Q.社会復帰を目指しているが社会から孤立している。誰かの何かの役に立ちたいのになぁ。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.後天的に持病で精神に障害を持っています。社会復帰を目指していますが、社会から孤立してしまっていて途方に暮れて立ち尽くしています。何もできないことが無力で誰かの何かの役に立ちたいのになぁ。

A.カエルはどんな状況にある人でも何歳になっても、社会貢献はできると思っています。
おそらく、「誰かの役に立ちたい」というあたりがポイントのような気がしています。誰かの役に立つというのは、目に見えて相手がわかるような直接的な「役に立つ」をイメージするかもしれませんが、実はそれだけではなく、間接的に役に立つことの方が多いとカエルは思っています。例えば、電気や水を少し節約するだけでも、地球環境への負荷を減らせます。宅急便の受け取りを確実にする(再配達を避ける)だけでもドライバーさんに優しかったりするとカエルは思うのです。値引き品を買うことも、自分のお財布にも優しいですが、商品のロスを減らすことにつながります。つまり、日常の何げない工夫が誰かの役に立つことは本当はたくさんあります。その積み重ねが私たちの暮らしを守ったり、誰かに負担を減らしたりするのですが、そうしたことはあまり注目されずにいる気がして、もったいないとカエルは思うのでした。カエルはそういう意味で、一人ひとりが自分の暮らしの中でできることを持ち寄ることが平和や暮らしやすさ、支えあいの土台になると思っています。

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update 2025/8/3
Q.死にたいけど死ぬ勇気もない。私なんている意味がないんです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死にたいけど死ぬ勇気もない。
私なんている意味がないんです。
どうしたらいいか分かりません。

A.真剣に思い詰めている気持ちを感じました。
いる意味がなくても生きていていいとウ・サギは思いますが、周りの人に必要とされていない感覚や、迷惑をかけているような感覚があるのでしょうかね…。それに苦しむのに疲れ果てて、でも、死にたいを行動に移せるとも感じられない・・・じゃあ何かを変えられたらと思うけど、そのイメージも元気もない、そういった状態を想像しました。(想像がズレていたらすみません)
その行き場のなさや苦しさを、一人でずっと抱え込むと余計につらいと思うので、またよかったら質問をください、とは伝えたくなりました。

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update 2025/8/3
Q.前質問を送った者です。“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「Q.前質問を送った者です。事情を説明すると、一人暮らしは難しいです。」を送った者です
“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした、気づきをありがとうございます
家以外の安全な帰れる場所や休める場所があればなって思います

A.なるほど、盲点に気づくきっかけになったのならカエルも嬉しいです。
家以外の帰れる場所を持つことは全然できると思います。
家族は選んで一緒にいるわけではないので、単純に相性が悪い場合もありますし、今の日本社会では親が子どもを尊重できずに、誤った扱い(マルトリートメントと言います)を無意識にしてしまう文化のようなものがあるので、子どもにとって安全と安心が得られないことも多いです。離れていろいろなサポートを受けて自分の城を築いてもらいたいとカエルは願っています。

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update 2025/8/3
Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし無気力。誰かに助けを頼むのはおかしい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし、無気力。何かに取り組み始めてもすぐに辞めてしまう。半年続いた仕事がない。仕事探しもしなくなってしまった。誰かに助けを頼むのはおかしい?

A.まずは「自立とは何か?」という点について確認が必要ですね。自立というと、「自分の力で生きていく」「自分で稼いだお金で生活し、一人暮らしする」みたいなイメージが大きいですが、そうではないとカエルは考えています。
いろいろな分野で諸説あるのですが、自立とは「必要に応じて手助けを活用しながら、自分の主人公として生きていくこと」というのがカエルの理解です。自分の主人公というのはちょっとわかりにくいですが、意思決定や選択は自分でやっていくという感じでしょうか。

なぜ、こういう理解をするかというと、能力の違いで自立できる人とできない人を勝手に決めてしまわないためです。仕事をして生活費を稼ぐことを一人前や自立の基準にすることも多くみられますが、稼げることはたまたま持っていた能力や、社会や企業の都合よくふるまえる人が稼げるという運ゲーの側面が強すぎて、自立の基準としてはあてにならないし公正ではないと思います。
また、お金をいくら稼ぐことができても、自分の力だけで生きられる人はそもそもいません。毎日食べている食べ物はいろいろな人たちの力によって作られ、運ばれ、加工され、流通し、売られ、調理され…などなどたくさんの働きや仕組みを経て私たちに届いています。同じようにして、日々使っているスマホも家電も身近な日用品もすべて、自分の力だけでは何も得ることはできなくて、その点においては稼げる人でも稼げない人でも自分以外の人に依存しているという意味では変わりはないのです。それが、ちょっとした運ゲー要素でお金を稼げる人だけが「自立している」というのはちょっと乱暴だし、とても一面的な気がしています。

そういう意味では、自分に何ができるか真剣に考えて、仕事を探し、試している質問者さんはカエル定義では十分に自立に向かっていると思いました。そして、自立のためにぜひ、人を頼ってもらいたいと思います。人をうまく頼れることがもっとも自立のために大切だとカエルは思っています。それはカエル自身の経験からも実感しますし、周りの生きづらさを持っているオタマジャクシたちの様子からも心からそう思います。仕事は続けられることだけが正解や成功ではなく、やってみて難しいとなれば、難しかった理由がわかったり、次に生かすことができるのなら、やってみたこともやめたことも失敗ではなく、一つの成果だとカエルは思っています。
でも、一人でできることはとても限られるので、自信をもってどうぞ誰かに助けを頼んでください!

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update 2025/7/27
Q.セクマイなのでアプリで付き合おうとしても身体の関係に持ち込まれて自己嫌悪。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.いつまで経っても愛し方と愛され方がわからないまま、セクマイなのでアプリで付き合おうとしても、望んでいるわけではないのに身体の関係に持ち込まれてその度に自己嫌悪。
どうすれば健全な感情の関係を築ける?

A.愛し方や愛され方以前の問題として、望んでいるわけではないのに断り切れない、というところに社会の闇と人間関係の難しさをウ・サギはとても感じます。
それは個人のせいではなく、とくに親子間や恋人関係において境界が曖昧になりやすい文化、自分の気持ちを理解し発信していくのを学ぶ機会の圧倒的な不足(残念ながら学校教育は逆のことを身につけさせてしまう場合が多いと感じます)など、社会の方に問題があるとウ・サギは思っています。

補足の内容から、育った環境の中で(相手に悪意がないとしても)心の繊細な部分を踏みにじられてしまった経験が少なくないと感じたので、そのあたりが愛を求める気持ちと愛がわからない混乱のようなものを大きくさせているのかな・・・とも想像しました。ウ・サギは恋はこれまで満たされなかったものを何かで埋めようとする側面があると感じてしまって、恋愛は愛よりも支配に傾いてしまいがちな、危うい関係性だとも感じています。
健全な感情の関係を築くのは、本当に全然簡単なことじゃないと我が身を振り返っても思うので、どうすればいいか?への答えの自信はないですが、自分の感情を知ることが大切だとは思っています。寂しさはどこからくるのか、恋愛に何を求めているのか、断れないのはどういうメカニズムで起こっているのか・・・。それは人間関係の中でしか見えてこない部分はあるので、これまでの経験も学びだとは感じました。

また、身体の関係にすぐ持ち込まれないようなセクマイのお付き合いを求めるなら、クワセクシュアル、デミセクシュアル、グレーセクシュアルなど、「恋愛=性的な関係をもつ」という価値観を無条件ではもたない人との出会いを探してみるのもありなのかな・・・?とは思いました。出会い方についても、マッチングアプリよりは、どんな恋愛関係を求めるかの自己紹介(にじいろ学校というNPO法人で発行しているテンプレートがよく使われています)が書いてある人とSNSで関わってみるあたりから始めてみるのもいいかもしれません。SNSはSNSで危険もありますが、フォロワーとの関わりなどを含めて、相手のことを知る材料はマッチングアプリよりは多そうです。
恋愛メインの結びつきよりも、生きづらさの部分や周りに感じるもやもやを共有するような結びつきの方が(そこから恋愛に発展していくのも全然あると思いますし)、寂しさはあまり埋まらないかもしれませんが、ウ・サギ的にはおすすめです。

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update 2025/7/27
Q.幼稚園の頃から集団が苦手で、仕事も続かない
この記事の担当 生きかたカエル

Q.幼稚園の頃から集団の輪に入るのが苦手で、浮いていました。学校は不登校で高校は中退しています。はやく働かないと将来がないのに、仕事も続かず自信がありません。近々面接があるのですが行きたくないです。もう死ぬしかないと考えています。

A.そもそも集団が苦手で不安や緊張が高いタイプなのでしょうかね。あなたが働くことが難しいのは、あなたのせいではないとカエルは思っています。人は苦手や得意が違います。あなたのような苦手を持つ人はいると思うのですが、世の中の働くスタイルの多くが、そういった人たちに恐ろしくマッチしていないのが問題なのだとカエルは考えています。
カエルの周りにも世の中の働くスタイルとミスマッチの人たちがいます。リモートワークの普及によって風向きが変わった人もいますし、理解のある職場と出会うことで変わる人もいます。いずれにしても、一緒に考えてくれる人が必要かなと思うので、若者サポートステーションとか、生活困窮者自立支援とか、何かしらのサポートを活用してみるのもありかと思います。

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update 2025/7/27
Q.毛を剃っていないと不潔!という考えに賛同できない。特に女性に対して世間からの圧を感じる。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.毛を剃っていないと不潔!という考えに賛同できない。特に女性に対して、自己管理をしろ、きっちり剃毛しておけという、世間からの圧を感じる。それで最近は脱毛が流行ったり。

A.画面の前でとても頷いています。何の合理性もない、理不尽な押しつけだとウ・サギも思います。
海外事情をネットで軽く調べたところ、ムダ毛を剃らないのが珍しくないところもあるようです。毛質や毛色的に目立たないのもそれに関係はしていそうですが、「自然体が美しい」という価値観をもつ人も多いと書かれていました。そこと対比すると、日本の文化や風潮として、女性は自然体よりも従順、もっと強く言えば男ウケする生き物であれ、という価値観が強いように感じてさらにもやもやしてきました・・・(苦笑)
いやいや、自分はそういう圧や価値観関係なく、つるっとした肌を美しく感じるという女性もいるかとは思うのですが、そういうものが美しいとされていない世界にいたら本当に同じように感じていたか?というのは怪しいところだとウ・サギは思います。
個人が毛を剃るのも脱毛するのも自由で、何ら悪いことだとは思いませんが、自己管理しろという理不尽な圧にはNOを叫んでいきたいウ・サギです。

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update 2025/7/27
Q.なぜ私は生活に支障をきたすくらい怖がっても、怖いものを見たくなってしまうのか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.なぜ私は怖いものを怖いのに見たがるのでしょう。怖いものを見た時、最初は何とも思いませんが、その後急に怖くなります。風呂にも入れないし一人の空間にいられないので正直生活に支障をきたすくらい怖がっています。しかしまた怖いものを見たくなるのです。

A.怖がりなのにホラーを見る層は結構いる気がするので、支障をきたすくらい怖くなるとわかっても怖いものを見たがるという事象は案外自然なことなのかも…?とまず思いました。個人で見ていったら理由は様々かとは思うのですが、その行動は矛盾しているようで、実は合理性や意味もある、という感じがします。
もう少し考えると、ホラーだけでなく、鬱マンガや鬱ゲー、胸くそ系など、見たら気分が落ちるものもジャンルとして成立していますよね…。(ウ・サギは怖いものは避けるタイプですが、鬱系のものは時々見ちゃいます)
人間は危険を避けるために、基本的に快よりも不快や恐怖を強くインプットするらしいですが、それが不快や恐怖だとしても、何かに圧倒されたり耽るのは一つの現実逃避としては有用なのかもしれません。現実がすごく大変じゃなくとも、考えないといけないこと、やらなきゃいけないことはどうしてもあるので、どんな方法だろうとそれを完全に心から追い出す時間があることは、生きるためのバランスを保つのに役立つような気もします。

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update 2025/7/27
Q.毎日蹴られたりする環境にいて、恋人だけが救いで、でも恋人も苦しめてしまう
この記事の担当 やみーペン

Q.毎日蹴られて、叩かれて、お前のせいだって言われて。音に過敏で苦しんだり、いないって分かってるのに白い人影が見えたりします。そんな日々の中で、それはおかしいねって教えてくれる恋人だけが私の救いで、でも恋人も苦しめて、もう死んじゃえば楽なのかな

A.今もこれまでもずっとつらさを日々感じなきゃならない環境で過ごしてて、その中で理解したり、支えてくれる存在が出来たら普段の我慢がぶわぁって吹き出しちゃって依存的になっちゃうのも当たり前のことだよなぁとやみーペンは思う。
でも、本当はそうじゃなくお互い1人で立てて、時々支え合えるような関係になりたいと思ってるからこその葛藤だと思うし……難しいね。でも、今の穏やかじゃない環境から離れられたらきっと、自分のことも相手のことも苦しめずにすむ関係になれたりするのかな…親密な関係を穏やかに続ける方法を一緒に考えてみたいな……

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update 2025/7/27
Q.親が学校に行かせようと必死。どうするべき?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親が学校に行かせようと必死。本当に行けない日もあるけど行くのが嫌なだけで頑張れば…っていう日もあって、そこを削るよう言われている。親もみんなのようにフツウにして、多少嫌なことがあっても立ち向かって欲しくて嫌なんだろうけど…どうするべき?

A.自分の人生は親が代わりに生きてくれるわけではないので、親の言うことよりも自分の言うことを聴くことが大切だとカエルは考えています。あなた自身は「行きたくない」という明確な意思があります。それを妨げる権利は親といえども、ありません。「親の私としては、学校に行ってほしいと思ってる」という意見を伝える自由はありますが、それに対して「あなたの気持ちはわかりました。ただ、私は行きたくないので、無理です」と自分の意見を伝え、自分のための行動を選択することができます。(すでに、その意思を示し行動を起こしているのですから、すでに実行済みですね。カエルはそれだけで拍手を送りたいです)
ただし、学校に行かないと「学ぶ機会」を逃す可能性があるため、学校に行かない代わりにどこでどんな学びをするかという課題は残ります。ただ、それは子どもが考えることではなく、大人が学校に向いていないとか学校がしんどいことに対して他に学べる場所を保障する責任があるとカエルは思っています。
やっぱり、生きづLABOスクールを作って学校に行かなくても学ぶ機会を作るしかないかぁ…

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update 2025/7/24