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Q.「自傷をやめる必要はない」と話されていたが、自傷によって死ぬ可能性がある場合はどう思う?

この記事の担当 ウ・サギ

Q.「自傷をやめる必要はない」と話されていましたが、自傷によって死ぬ可能性がある場合はどう思いますか?

A.前提として、どんなときにも死ぬ可能性がある、というのをウ・サギは思っていて、結局は何をマシとするかや何を優先するかのバランスの問題だと思っています。
死ぬ可能性があるから自傷をやめよう論は、交通事故の可能性があるから外に出るのはやめよう論みたいなものだとウ・サギは感じます。外に出ることに危険はあるとしても、(人によりますが)外に出ないとかなり不自由な生活になってしまうし、健康も損なわれるかと思います。自傷をする人は自傷が必要だからやっていると思うので、自傷に一定程度の危険はあるとしても、それよりも無理にやめることによる苦痛や不利益の方が重いものではないか?と考えています。
ただ、例えば車でシートベルトをしたり道路を渡るときは左右をよく確認して渡るように、リスクのある行動をするにしても、酷いことになる可能性を低くする工夫の余地はいろいろあると思います。だから自傷をやめる云々よりも、どうしたら少しでも安全に自傷できるのか、そしてどうしたら自傷が必要なほど追い詰められることがなくなるのかを、みんなで考えていきたいとウ・サギは思っています。

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update 2025/7/13