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Q.何不自由なく育ったのに自分が生きていることが恥ずかしい。それが親不孝な気がして更に苦しい。

この記事の担当 生きかたカエル

Q.何不自由なく育ててもらいました。感謝しています。それなのに今自分が生きていることが恥ずかしい。そんなことを思うのは親不孝な気がして更に苦しいです。どうしたら良いですか?

A.何不自由なく育ててもらって感謝していることと、生きていることが恥ずかしいことは両立してもおかしくないとカエルは思いました。誰かが素直に感じることや思うことに、親孝行も親不孝もないので、「自分、こう思うんだ」と素直に受け止めていいと思いました。ただ、それができないから苦しいと思っているような気がするので、あまり役に立つ回答じゃなさそうです…苦笑
そうそう、もう一つ思うのは、親孝行、親不孝にはある種の呪い的な要素が含まれているということです。子どもの権利を考えると、親が子どもを育てるのは当たり前の責任であり、それに対して恩を感じたり、感謝したり、何かお返しをしたいと思うのは自然にそう思うのならいいのですが、別に無理をしてやることでもなければ、何なら感謝なんてしなくても全然かまわないとカエルは思っています。でも、世の中的にはなぜだか「親には感謝しよう」「育ててもらっている」「親に迷惑をかけてはいけない」という見えない圧があるように思います。その圧で苦しむ人がけっこういそうな気がして、見えない圧を生じさせる呪いからは解放されたいと願いカエルです。

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update 2025/10/8