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記事の担当 生きかたカエル
Q.今まで不登校だったけど全日制の大学に行ってみたい!どう絞り込めばいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.今まで不登校だったけれど、全日制の大学へ行ってみたい!入学しても、ちゃんとやっていける気がしないから、色々なサポートのある大学を選びたいけど、選び方がわからない…。都市圏に住んでいるのでたくさんの大学がありますが、どう絞り込めばいいですか?

A.カエルも大学の選び方はよくわからないのですが、今は、少子化でどこの大学も割と手厚くサポートをしてくれるのがカエル調べの印象です。
カエルは高校に顔を出すことが多いのですが、高校を例にすると、お勉強ができる学校ではどうしても学業優先になるので、サポートにはあまり力を入れていないことが多く、偏差値があまり高くない、比較的サポートの必要な学生がいそうな学校の方が先生たちの理解があると感じています。
とはいっても、実際のサポートは行ってみてからの相性やめぐりあわせもありますので、事前のリサーチによる選択には限界があるのだろうと思います。
カエルの経験上、大学は中学や高校よりもとても自由なことが多いので、不登校経験者でものびのび学校に行ける場合もたくさんあると感じています。自分の直感や感性を頼りにして絞り込んでもいいと思いますよ。

update 2024/12/29
Q.学校から帰るひとりの時間が怖い。悩みが頭をはなれなくて、身近には相談できる人がいない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校から帰るひとりの時間が怖いんです。悩みが頭をはなれなくて。もうなにもかもがぐちゃぐちゃで、身近な人には相談できる人がいない。匿名で電話で相談できるところもあるけど、電話をする場所がない。また生きる希望が見えないです。

A.悩みがあって、誰かに相談したいという気持ちがあるのに、相談をすることが難しいのは無理のないことだと思います。相談って簡単なことではないのです。ただ、こうして「相談したい」「誰かに話を聞いてもらいたい」「わかってほしい」と願う気持ちはとても大切だとカエルは思います。あなたには自分のつらさを理解し、誰かに助けを求めようとする気持ちが働いているのです。そのことだけでも、すでにリスペクトの座布団を3枚ぐらいあげたいです。
電話が難しければ最近はチャットとか文字を使った相談もありますが、どうでしょうか。どうしても、自分で外部につながることが難しそうなら、カエル全国ネットを使ってあなたの近くで悩みを聞いてくれる大人を探してみましょう。

update 2024/12/28
Q.学校に行きたくないです。どうしても学校って行かなくてはいけないの?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校に行きたくないです。
幼い頃にいじめられたことがあってそれがトラウマで、家でも学校でも本心を表せません、
どうしても学校って行かなくてはいけないんでしょうか?
保健室登校を考えましたが、親が許してくれません。
どうすればいいですか?

A.学校はどうしても行かなければならないところではありません。あなたの気持ちや心の育ちがそれよりも大切です。学校に行くことがあなたの健やかな育ちを脅かすのであれば、無理をしていく必要はないというのがカエルの意見です。
あなたのようにいじめを受けたことにより、心の痛みが残っているのであれば、なおのこと無理をしなくてもいいよと伝えたいです。しかし、日本の場合、まだまだ「学校には行くべき」「嫌なことも我慢すると強くなる」という偏った考えも強く、子どもの願いや気持ちが尊重されないこともあります(とても残念なことですが)。
そもそも、人の個性はかなり幅広く、学校という場所はけっこう特殊な場所なので、合わない子どもも一定数いることも事実で、通いつづけている子どもであっても、ものすごく我慢をしている子どもたちもいるとカエルは思っています。

そのような背景がありますが、あなたの場合、親が難敵のようですね…
学校の先生で理解をしてくれる人はいるでしょうか。先生で味方になってくれる人がいそうなら、親の理解を促すための味方になってもらえるといいのですが。もしも、近くの大人ですぐに味方になってくれる大人が見当たらないのなら、こどもの人権110番という相談窓口があります。ほかにも子どものための相談窓口はいくつかあるので、自分に合う大人を見つけてみるのもいいかもしれません。

update 2024/12/27
Q.相談すると、する前より孤独感が強くなる気がします。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.相談すると、する前より孤独感が強くなる気がします。

A.なるほど、それは興味深いですね。
なぜ、孤独感が強くなるのか一緒に研究したい気持ちです。
相談にもいろいろありますが、どれも一時しのぎ的なものであることにはそれほど変わりはないと思いますので、本当につらいとき、しんどいときは終わった後に孤独感が増すのは不思議ではないように思います。
孤独感のためには、相談よりも所属することや社会参加の機会が必要だとカエルは思っています。

update 2024/12/27
Q.自分は誰かと対話したいだけだったと気づいた。匿名相談の「傾聴」は少し苦しい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自分はただ誰かと対話したいだけだったんだとこのサイトのおかげで気付きました。匿名相談は相談員の方がきっと「傾聴」を叩き込まれているのかなと思います。うまく話せなかったり、話し終えても「もっと話していいんですよ」と言われてしまうと少し苦しい。

A.よくぞ、そこに気づいてくださいました。カエルはとても嬉しいです。
誰もが対話を必要としています。なのに、対話の機会は本当にないのです。家庭でも学校でも職場でも対話よりも指示命令や報告、連絡、伝達などの事務的あるいは、結果や結論が決まっている、テンプレな会話が多く、お互いに感じていることや考えていることを伝え合い、考えてみる対話の機会は本当に少ないです。
そして、お気づきの通りで相談では傾聴が基本とされているため、そこでも対話が生まれることは少ないです。ぜひ、匿名相談の場で「私がしたいのは対話なのです」と相談員さんに伝えて、一石を投じてもらいたいと思いました。

update 2024/12/24
Q.制服を着るのが辛い
この記事の担当 生きかたカエル

Q.制服を着るのが辛い

A.(※質問の補足の内容に、スラックスが長いのしかなく暑そうなのが心配とありました)カエルにはよくわからないのですが、スカートとスラックスではそんなに夏の暑さに違いはあるのでしょうか。もし違いがあるのであれば、ズボンをはいている多くの男子も同じ悩みがあるかもしれないので、この際、夏のためのショートスラックスの導入を提案してみてはどうでしょうか。賛同者がほかにもいるかもしれません。
ほかの問題もそうなのですが、誰も意見を言わないと「意見はない」「みんな、これでいいと思っている」と認定されてしまう風潮があるので、すぐに変わらないかもしれないけれど、自分たちに関係することについて意見を表明しておくのはとても大切です。

update 2024/12/23
Q.習い事も勉強も人間関係も恋愛も何もうまくいきません。少しでも楽しく人生を送る方法はありますか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.習い事も勉強も人間関係も恋愛も何もうまくいきません。いろいろと辛いです。死んでしまいたいのに生きてしまいます。人生は全てはうまくいかないとは分かっています。だから少しでも楽しく人生を送る方法はありますか。

A.うまくいくことと、楽しいと感じることは別問題なのかなと、カエルは思うのです。
うまくいくかいかないかは、自分の外に決められた到達目標とか、基準がある事柄なのかと思います。その結果は結果でそれまでのこととして、それとは別に、自分の中で感じることは日々あるように思います。
自分が楽しいと思うこと、ちょっとした心地よさを感じること、好きなことなど自分の心身が求めることに耳を傾けて、それに応えることが楽しさのもとなのかなとカエルは思います。質問からあなたの中には楽しさを感じたい思いがくすぶっていて、その気持ちを無視できなくなっている様子が感じられました。だからこそ、苦しいのかなと思います。
カエルは雨が降ってると嬉しい、今日はいつもよりちょっとうまくケロケロ言えたかも、ご飯が美味しい…そんなささやかな積み重ねがわりと好きです。ただ、そんなことがわからなくなることもあります。どこか力が抜けるとよいかと思います。

update 2024/12/16
Q.匿名相談で病院に行っていると話すと「先生に相談してみて」と言われる
この記事の担当 生きかたカエル

Q.匿名相談で病院に行っていると話すと「先生に相談してみて」と言われ、通っていないと言うと「病院へ行ってみて」で終わってしまいます。病院では話せない不安や悩みについて話してみたかっただけなのにな、と少し悲しくなります。やっぱり迷惑なのかな。

A.ごめんなさい。迷惑なわけではないのですよ。
相談員が「病院に行きましょう」とか「先生に相談して」と言うのは、「こんにちは」「元気ですか」ぐらい機械的な決まり文句として使っていることの方が多いので、誤解をさせてしまっていますね。カエルが相談員に成り代わり、謝りたい気持ちになったので、思わず謝ってしまいました。

匿名の相談は相談対応を正当に評価してもらう機会が少ないこともあり、どこか機械的になってしまったり、あまり深く考えずに型どおりに声掛けをしてしまうことがあります。(相談員みんながそうではないのですが、そうなりがちなところはあると思います)
こうして、率直な気持ちを伝えてもらえるのはとても貴重なことだと思いました。

update 2024/12/12
Q.趣味がない。自分が何を望むのか、しんどいのか、それもよくわからない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.趣味がありません。やってみたいこともありません。自分が何を望むのかよくわかりません。逆に自分が今どこがどうしんどいのか、病院行って薬飲んで何か変わったのか、それもよくわかりません。子供の頃から現在までずっとぼんやりだるいことしかわかりません

A.カエルは趣味はなくてもいいと思うし、やってみたいことがなくてもいいと思っています。でも、あなたの悩みはおそらく、趣味ややってみたいこと、自分の望みを知りたいということなのでしょう。
子どもの頃から今までぼんやりだるいことが続いているようですが、そのぼんやりとだるい背景にはたくさんの我慢や麻痺、逃避や防衛があるのかもしれないと想像しました。やりたいことや趣味は安全の感覚や安心の上に成り立つように思います。土台を見つめ直してみることも一助になるかもしれません。
そして、自分のことは一人で考えていてもわからなくて、誰かと話したり関わったりすることで、比較をしたり、フィードバックをもらったりして理解が深まります。できるだけストレスにならない他者と関わる機会を持つのはどうでしょうか。こうして、質問を出してみることもある種の他者との対話なので、これがすでに第一歩ではないかと思いましたよ。

update 2024/12/12
Q.発達障害かどうかって大事?発達障害という言葉が濫用(?)されすぎていて余計に生きづらい
この記事の担当 生きかたカエル

Q.発達障害かどうかってそんなに大事ですか?発達障害という言葉が濫用(?)されすぎていて、余計に生きづらく感じています。

A.カエルも発達障がいかどうかということそのものはそんなに大事じゃないと思っています。発達障がいというひとくくりにするのはおかしいと思うからです。ただ、何かしらの説明がないと理解してもらえない人たちや誤解されてしまうような人たちがいることは確かだと思います。そのうちの代表的なものが発達障がいだと理解しています。
だから、発達障がいと説明したらこれまでよりわかってもらえるとか、誤解されなくなるのなら使えばいいと思いますし、別にそうした説明が役に立たないと思ったら使わなくてもいいと思います。そもそも、発達障がいかそうじゃないかというより、個人はそれぞれ違っていて、それなりの得意不得意もあり、感じることも考えることも違うし、その人なりの道理や背景や考えがあることを多くの人たちが理解するような世の中になれば、いちいち診断をしなくてもいいように思います。
でも、ちょっと人と違っているだけであれこれ言われたり、普通は~~とか当たり前には…などと、標準化を求められるようなクセはなかなかすぐには変わらないのかなと思うところもあり、だからこそ、不本意ではあるけれど、ある種の特徴を持った人たちをグループにして名前を付けて、わかりやすくし、社会サポートが届くようにしようとすることは必要な側面があるとは思います。
ただ、あなたのようにモヤモヤする気持ちもわかあるので、こうして議論できる機会があるのがいいですね。

update 2024/12/12