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記事の担当 生きかたカエル
Q.自殺対策に関わる仕事がしたいけど覚悟が決まりません。みなさんはどんな思いで活動されていますか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自殺対策に関わる仕事がしたいけれど、終わりのない泥沼に入っていくことになるのではないかと怖くて、覚悟が決まりません。みなさんはどのような思いで活動していますか?

A.カエルはそもそも泥沼で暮らしているので、泥沼はわりと居心地がいいです。しかも、覚悟なんて考えないうちに、気づいたら、ここにいます。
それよりも、質問者がなぜ自殺対策に関わる仕事がしたいのか、知りたくなっているカエルです。覚悟はせずとも、願いや思いを頼りに漂っていると、行きつくところに行くのかもしれません。それが、結果として泥沼だとしても、かえって息がしやすいときがあるものです。

update 2025/2/16
Q.対立した感情のせいで、好きなことをのびのびとやる感覚がつかめない
この記事の担当 生きかたカエル

Q.美味しいものをたくさん食べたいけど、太りたくない。こういった対立した感情のせいで、好きなことをのびのびとやる感覚がつかめません。どちらも本心なので、動こうにも動けず辛いです。何をすれば幸せになれるのか、わかりません。

A.カエルは葛藤こそが幸せの根源だと思っています。
なぜかというと、カエル的には幸せは「何かをする」ことでパッと得られるような単純なものではないと思うからです。
生きる中で経験するいろいろな物事から、心身に蓄積されていく葛藤や混沌が、何かの拍子で化学反応を起こして、幸せが生成されるイメージです。少なくとも、このような葛藤や対立した本心を抱き、苦悩することで、幸せのために必要な成分がかなり発生している気がします。それらの成分が活躍する日をカエルは願っています。
めんどくさく書きましたが、つまりは葛藤やわからないはそのままウェルカムということです。何の解決にもなりそうもない回答で申し訳ないです。(最近のカエルはタスクが多すぎで、頭の回転があまりよくない気がしています…脳みその使い過ぎなのか、昨日から猛烈にドーナツが食べたくなっています)

update 2025/2/14
Q.家族間に流れる雰囲気がなんだか居心地悪いです。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.家族間に流れる雰囲気がなんだか居心地悪いです。母、父、弟、それぞれとはうまくやれるのですが、全員が集まると不協和音です。でも、それをどうにかするのもなんだか面倒です。家族と離れる機会を増やそうかな、でもそんなことできるかな。迷っています。

A.複数の別の人間がいて、不協和音になるというのは、それぞれのある意味健康な自我の存在感が感じられます。おそらく、あなた一人だけが調和や平穏を重んじるとか、何かしら感じる力が強く、それに気づいているのだろうとカエルは推測しました。
ご自身で提案の「家族と離れる機会を増やす」というアイディアはとても建設的だと思いました。できるかどうか不安なようですが、やろうと思って見ると意外といろいろなアイディアや力が出てきたりすることがあります。家そのものから離れることもそうですが、同じ家にいながらも距離をとること、精神的な距離感(それはすでにあると思いましたが)など、今だけではなく今後にとっても、大切なことを学んだり経験するチャンスのような気がしています。

update 2025/2/14
Q.なんで苦しんでまで働く必要があるわけ?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「働けない人って、どういう人だと思う?」『病気の人とか?』
、、、精神疾患で苦しんでる人のことは、考えてないんだろうな。そもそもなんで苦しんでまで働く必要があるわけ?

A.カエルは「働けない人」というのはいないと思っています。
どちらかというと、「働くチャンスをもらえない人」とか、「働く環境がすぐにはない人」ともいえるかもしれません。
カエルもそもそも、苦しんでまで働く必要はないと思いますし、「働く」=お金を稼ぐことともあまり思っていません。
こうして「働くこと」について考えて、疑問を投稿することも、カエル的には働くことだと思っています。自分たちの暮らす社会について考えて、自分なりにアクションを起こすことは「働く」ことにつながっていると思います。むしろ、与えられたことだけ考えもせず、こなすだけになるのならそれは「働く」のではなく、「こなす」「作業をする」ということになり、この量が増えると、社会は生きづらくなるというのがカエルのリサーチ結果であります。もっと、働くことについて考えていくのが大切だと思うのです。

update 2025/2/12
Q.大人は子供より嘘つき。なぜ児相とかで親が謝ってきたらその子を家に戻してしまうのか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.大人は子供より嘘つき。人生を長く生きて、嘘の上手なつき方も知ってる。なのになぜ児相とかで、親が謝ってきたら、その子を家に戻してしまうのだろう。なぜ子供の声を守らないのだろう。その子が帰った先で、どれだけひどいことをされるか想像も出来ないのか

A.あなたの訴えをカエルがあちこちで普及したいぐらい、もっともな意見だと思いました。カエルも、似たような話を何度も聞いたことがあり、悔しい限りです。
少なくとも、子どもが「帰りたくない」と言ったのなら、それを尊重して、別のところで暮らすことができる保障をしてくれること、また、親の前で「帰りたくない」とは言えない事情もあるので、たとえ帰りたくないと言わなかったとしても、ひどい目にあったときにすぐにSOSを出せて、確実に助けてもらえる保障が必要です。
また、子どもを守るところが児童相談所に集中していることも一つの課題だと言われています。児童相談所は子どもも親も対応するため、どうしてもどちらか一方を優先させなければならない事態になりがちです。本来は優先される方が「子ども」であってほしいのですが、残念ながらそうならない現状もあります。
だから国連子どもの権利委員会からも注意されているように、子どもだけの味方をする独立機関の設置が求められます。また、子どもの意見を代弁する専門機関が必要だと思います。「子どもアドボカシー」という言葉があるので紹介します。全国で子どもアドボカシーについて考えているところがありますよ。NPO法人全国子どもアドボカシー協議会

update 2025/2/12
Q.上手な休み方を教えてください。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.上手な休み方を教えてください。ただ家にいるだけでは手持ち無沙汰な感じがして、心の居心地がよくなくて、困っています。

A.上手な休み方はカエルもよくわからないので、お役に立てるか心配です。
ただ、家にいるだけでは手持ち無沙汰ということなら、お散歩なんてどうでしょうか。お散歩は太陽の光を浴びたり、風を感じたり、何よりも一人の世界にいるような気がして、いったん心が空っぽになる感じが好きですね。
あとは寝ることはどうでしょうか。カエルは寝るのが得意なので、休むといったら寝ることをお勧めしたくなります。

update 2025/2/12
Q.「辛かったら休んでいいよ」「自傷する前に相談してね」と言われても上手くできない
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「辛かったら休んでいいよ」「自傷する前に相談してね」と言われても、上手くできないです。衝動的に自傷するから、その前とか無理だと思ってしまいます。心身がこの状態なら休む・相談するみたいな指標があったらいいのにと思ったのですが、ありませんか?

A.いやいや、まずは自傷こそが立派な指標だとカエルは思いました。
人間界のトイレトレーニングも、出てしまってから「出たぞ」と気づいて、次に「出たよ~」と誰かに教えられるようになり、その先に「一人でできるようになる」と進みます。
それと同じようにまずは、「つらいことに気づかない」から「つらいから、自傷した」と認めて、それを誰かに「つらいから自傷しちゃったよ」と開示することが大事で、それはもうできているぞとカエルは思いました。
指標を知りたいという動機を持ち、こうして質問ができるのですから、やがて指標は見つけることができるでしょう。

update 2025/2/10
Q.学校に行きたくないです。でも行かないと成績が怖いです。どうすればいいのでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校に行きたくないです。でも行かないと成績が怖いです。どうすればいいのでしょうか

A.成績というものは噛みついたり、殴りかかったりなど、あなたを攻撃してくるものではないので、恐れる必要はありません。また、成績というものは、思ったよりも生きる上で必須なものでもなく、捨てても意外と他に大切なものを得ることもあります。
だから、あなたの学校に行きたくない気持ちを尊重してください。カエルは応援しています!もし、カエルの応援だけでは心もとないということなら、全国からカエルの仲間を召喚して、応援団を作りたいと思います。

update 2025/2/10
Q.スクールカーストやルッキズムに違和感を覚える一方で何もできない自分が虚しい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.スクールカーストやルッキズムに違和感や苦しさを覚える一方で、何もできない無力な自分が虚しいです。こんな社会でも楽な気持ちで生きてゆくためには、どうすればよいのでしょうか。

A.スクールカーストやルッキズムに違和感や苦しさを感じられるだけで「何もできないわけではない」とカエルは思うのです。あなたの感性は実にいい仕事をしていると思います。
人間界は生産性というものを重視しすぎて「何かができる」と表現するようですが、豊かに生きるためにはそれよりも「何かを感じる」ことの方が大切なのです。
カエル界では感じることが何よりも大切だと多くのカエルたちが分かっているので、とても楽な気持ちで過ごせます。よかったら、真似をしてみてください。

update 2025/2/10
生きかたカエルの過去質問箱一覧(3/3)
この記事の担当 生きかたカエル

所長たち個別のXアカウントを削除するため、質問箱(Peing)で回答していた質問をまとめました。
(一部、当時のXの内容を見ないと流れが不明なものや、固有名詞の出ているものなど、載せていない質問もあります。ご了承ください)

生きかたカエルに来た質問が多かったため、読みやすいように記事は3つに分けています。

Q.なにをやっても人とのコミュニケーションに行き詰まります。自分の社会性の低さに、繰り返し落ち込んでしまいます。色々やるには、一人では無理だし、人の力を借りないといけないんだけど、あー、もっと上手に喋れたらいいのにな。愚痴でした。
A.人間界のコミュニケーションは言葉に偏っていると思う時があります。うまく喋れないのなら、ノンバーバルを極めるのもよいかと
 
Q.生きづらさはきっと家族にあるのはわかっていて、だから精神か通院も、薬物治療も、カウンセリングも受けて、でもだめで、今入院してて、でもやっぱり結局この消えたい気持ちは一切なくならなくて…あとどのくらいの月日と何をすればこの気持ちは少しでも消えてくれるんでしょうか。いい加減息を吸ったり吐いたりするのすら毎日苦しい
A.どれくらいの月日かはわかりませんが、とにかく今を思い切り生きることが大事なんだと最近読んだ本に書いていて、カエルはその言葉に深く納得しました
今を思い切り生きることは楽しく充実した生活とかではなく、楽しいでも苦しいでも、痛いでも、悲しいでもいいから今感じていることに気づいて受け入れることだと思っています
だから、今苦しいと感じていること、息を吸って吐くのも苦しい気持ち、それが少しでも軽くなってほしいと願っていること、そこに気づいていることをカエルは受け止めたいです
 
Q.フォロワーの誕生日を祝わなかっただけでフォローを外されましたイライラします。確かにこっちは誕生日にプレゼント貰ったり祝われたりはありますがそういうのって別に義務じゃないですよね?お願いした事もないし大人なんだし誕生日を祝ってほしいもんですか?無言でフォロー外されて腹立ちます。
A.誕生日は祝っても祝わなくても自由です
同じようにフォローするのも、外すのも自由だとカエルは思います
 
Q.自分がわからない
A.それは、自分をわかりたい故の悩みなのでしょう
自分だけで自分はわからないので、周囲からわかるための材料を集めるのがよいかと思います
 
Q.自分が分からないのはどうしたらいいんだろ。自分のことが分からない。
A.そんなに自分が知りたいのかぁ
カエルとしては、わかっていることより、わからないことの方がはるかに多いからわからなくてもよいと思います
 
Q.友達って何ですか?何をするのが友達?
A.友達はコスト(時間、お金、エネルギー)をかけて何か一緒にしたい相手だとカエルは思ってます
何をするかはそれぞれでしょうね
 
Q.死にたいです。今の環境とかだと。全部リセットしたいです。だけど出来ないのは分かっています。どうすれば心地よく生きられますか?
A.何かを変えるのが難しいとはいえ、変えたい気持ちは伝わってきました。
願うこと、表明することからしか始まらないとカエルは思っています。
 
Q.「障がい受容」って何ですか。当事者にとって、自分のありようは自分にとっての「普通」で、それを他者から「障がい」とレッテル貼られるわけじゃないですか。受け入れがたくて当然だと思うんです。障がい受容って、自分が「他者から『普通じゃない』と思われている」ことを受け入れることだとしたら、あまりにも屈辱的でしょう。そんなの受容しなくていいじゃない。だって「障がい」とか勝手にレッテル貼ってるのは「普通」の人たちで、相手が勝手に分断してきているわけで、それを受け入れろなんて高慢。とか思いました。自分の反省も込めつつ。質問にもなっていない、なんかよく分からないことを書きました。
A.おっしゃる通り!
カエルも障がい受容って言葉を本人以外が使うのは失礼だと思ってます。まぁ、本人以外の人しか言わないんですけどね…
同調圧力ならぬ受容圧力として警鐘を鳴らしたいと思います。
update 2025/2/10