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Q&A > ウ・サギ回答のQ&A
Q.日常でも理想と現実のギャップに悩むのに、進路を考えたらギャップに押しつぶされそうで考えられない
この記事の担当 ウ・サギ

Q.日常の些細なことで理想と現実のギャップの差に悩まされているのに、今後の進路をはっきり持ったら、将来の夢と今とのギャップで押し潰されてしまいそうで、進路のこと調べたり、考えることができないままでいる。

A.「進路でそこまで将来は決まらないし、将来の夢も変わっていくものだよ」といった話もしたくなるウ・サギですが、たぶんそういう問題ではなく、日常の些細なことでまでギャップに悩まされているという、あなたの中の強い理想指向が一番のポイントだと感じました。ウ・サギも超がつくレベルで理想主義だとは思いますが、この理想主義はどこからくるのか(性格?経験?)、どうすれば理想で苦しめられる度は軽減するのか・・・。自分のことを振り返って考えてみても、どうしてなのか不思議なものです。
ただ、ウ・サギが理想と現実のギャップで苦しんでいたピークのことを思い出すと、自分の現状の理解ができていなかった、のが大きな要因だったように感じました。まだ心身ともに未熟な10代半なのに、社会経験のある20代後半くらいを目標として比べて凹み、自分に不得意なことがあるという自覚なく、得意な人と比べて努力が足りないと思い、実はいろんなことで疲れて弱っていたのに全く気づかず、なぜこんなに頑張れないダメなやつなんだ私は・・・と絶望していました。
あなたについてどうかはわかりませんが、とりあえず今について考えると、考えられないときは、考えないことをウ・サギはおすすめしたいです。自分の感情に反して、無理やり何かをやろうとすると、もっと良くないことになった経験はウ・サギは多いので・・・。今は進路というものより、きっともっと広いトピック、自分は何者で何を求めているのか、みたいなものに向き合う時期にあるのかも?なんてちょっと思ったりもしました。それはそれで、進路を考えるより大変かもですが・・・。また、よかったら質問をください。

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update 2025/5/30
Q.学校のクラスが怖い。雰囲気に合わせてると叶えられない夢がある。ずっと初対面なら楽なのに
この記事の担当 ウ・サギ

Q.学校のクラスが怖いです。心を閉ざして、1人でいたいけど、そうさせてくれません。他のところに居場所はあります。クラスの雰囲気に合わせて馴れ合いをしていると叶えられない夢があります。ずっと初対面なら気を遣いあえて楽なのにって思ってしまいます。

A.あなたの状況をきちんと理解できている自信はないですが、馴れ合いというか、向上や目的達成を主旨としていない関係性はウ・サギも苦手です。とはいえ、楽しむことを重視するような関係性も時に必要ですし(人によってはそれが切実に必要なこともあるかと思います)、それを「馴れ合い」と呼ぶのも失礼なのか?とか、いや、でも学校のクラスでそれをやるのは違くないか?とか、色々と考えてしまいました。
現状、日本の高等教育は、学習を第一の目的としてる人も勿論いますが、モラトリアムをお金で買っている側面が強い場合もあるとウ・サギは感じています。それもそれで悪いとは全然思わないですが、叶えたい夢のある人にとっては、目的を達成しづらい場所になっているのかもしれませんね…。学習を第一目的とする場所にしたいなら、入学のハードルを下げて卒業のハードルを上げる、一度社会人になってやりたいことが定まってから高等教育に入る文化にするといった、根本的な変化が必要だとウ・サギは考えています・・・が、とりあえずあなたはその環境でやっていくことになるかと思うので、悩ましい…。
(補足に、馴染みたくないと思う自分を責める言葉があったので)馴染めない自分がいても、馴染みたくないと思う自分がいても、それは何も悪いことじゃないとは伝えたいです。人には好き嫌い、合う合わないがありますし、それにどう対処していくかは自分の自由です。馴染めないと割り切ってなるべく距離をとるのもありですし、馴染もうと試みてみるのもありですし、途中で方針転換をしてみるのもありです。1人くらい話の通じる人がいないか探してみるのとかもありです。ただ、馴染みたくないのに馴染もうとしてみるなど、気持ちと行動と乖離するとしんどそうなので、ひとまず何か対処の方向性を定めて「これでいくぞ!」と自分の選択を信じていいのかなとも思いました。
ウ・サギは、慣れてきても、お互いに礼儀とある程度の緊張感を保ち続ける文化だったらいいのにな…と思います。叶うことなら、「お疲れ様」と、クラスの後はあなたに好きな食べ物を持って行ったり、何がもやもやするかの研究会を開きたい気持ちです。

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update 2025/5/28
Q.お母さんは具合が悪いと伝えると怒ってくる。大丈夫?って優しく言って欲しかった…
この記事の担当 ウ・サギ

Q.お母さん、小さい時からずっと具合が悪いと伝えると心配ではなくひたすら怒ってくるのが辛い。具合が悪いと尚更しんどくなる。大丈夫?って優しく言って欲しかった…

A.それはしんどいですね…。自分で好き好んで具合が悪くなるわけでもないのに、怒るなんてひどい話だ…!と、ウ・サギとしてはお母さんに抗議をしに行きたくなりました。大丈夫?と優しく言って欲しかった、という言葉には切実さを感じますし、温かい(せめて冷たくない)対応をしてほしい、と感じるのは自然だと思います。
世間一般でいえば、具合が悪いときには、心配してくれる人の方が多いとウ・サギは感じています。だから、お母さんじゃない人でいいなら、大丈夫?と優しく言ってもらえる機会はこの先あるとウ・サギは思います。といっても、お母さんに心配してほしい気持ちもあるかな・・・。生きづLABOでは怒ることはしないので、またよかったら質問をください。

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update 2025/5/28
Q.どうして多くの支援者は、リスカに対してすぐに代替行為をするように言うのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どうして、多くの支援者は、すぐに代替行為をするように言うのですか?あなたの衝動や感情は、腕を赤ペンで塗るくらいの簡単な行為で収まるものだから、リスカなんて大げさなことしなくていいと思われているように感じます。

A.多くの支援者がそうやって言うのは、代替行為の提案が定番になっているのもありますが、強い刺激を入れなくては抑えられないほどの激しい衝動や感情を知らないから、というのが一番の理由だとウ・サギは感じます。支援者にもあの衝動や感情を体験してもらえたら、色々と簡単に言えなくなるだろうし、それと日々闘っている私たちのことをリスペクトしてくれるはずなのに…としんどかった頃のウ・サギはよく思っていました。ウ・サギはリスカはしませんでしたが、支援者が提案するような、平和で健康的な行為で発散することはできるわけない…!という感覚はありました。
でも、代替行為をするという発想も知らない人もいれば、代替行為が実際に役立つ人もいるのも事実だと思います。だから代替行為の話題を支援者が出すこと自体は、きっとそこまで問題はなくて、「すぐに」代替行為をするように言うのが問題なのだと思っています。日本では、先生は生徒を教える、大人は子どもを導く、みたいに「立場が上の人がアドバイスする」風習が強く、対等に対話する、まずは話を聞いてよく想像する、みたいな習慣があまり身についていない大人も多いのかもしれません。
ウ・サギもそうならないように気をつけないと・・・と思うとともに、あなたのその声を、支援者に届けたいと強く思いました。

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update 2025/5/28
Q.これまで生きてきたこともこれから生きていくことに対して意味が見出せない
この記事の担当 ウ・サギ

Q.これまで生きてきたこともこれから生きていくことに対して意味が見出せない。こんな苦しい思いをするくらいなら死んだほうがマシだと思う。毎日同じことの繰り返しでつまらないし、将来のことなんか考えたくない。生まれてきたくなかった。

A.ウ・サギは生まれてきた意味も生きていく意味も無いと考えてる派ですが、あなたの生があなたの実感として「苦しさに対して割に合わない」という表明として、質問を受け取りました。この社会は苦痛やプレッシャーの量に対して、生活の豊かさや自由がかなり少ないとウ・サギは感じているので、そうだよなあ・・・と、あなた個人の経験から生まれた言葉だとは受け止めつつ、背景にある社会課題の重みを勝手ながら感じ取っているところです。
「こんな苦しい思いをするくらいなら」死んだほうがマシだということは、逆にたとえば苦しい思いまでして頑張らなくてもいい世界なら、生きることにここまで暗い気持ちにならないはずなのに…とウ・サギは考えています。社会はなかなかすぐには変わらないですが、だからこそこうやって声を届けてくれることは大切ですし、その切実な声は安易に励まされず受け止められるべきだと思っています。

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update 2025/5/28
Q.多くの仕事をしパワハラを受け適応障害になったのを「あなたが真面目すぎるんだよ」などと言われた
この記事の担当 ウ・サギ

Q.多くの仕事を抱えていた時にパワハラを受け、適応障害になりました。それを相談窓口でお話ししたら「あなたが真面目すぎるんだよ、頑張りすぎるんだよ」と言われ、なんだか傷つきました。
どう思いますか?

A.同じ状況で同じようなことを言われたら、ウ・サギもなんだか傷つくだろうと思いました。自信がない自分だったら「私が悪いってことなのかな…」と泣きたくなり、もう少し元気な自分だったら「真面目だからってパワハラしていいわけじゃないじゃん!」と、もやもやしそうです。
理不尽な暴力があった際に、被害者側に原因や改善を求めていくのは、本当によくない風潮だとウ・サギは思っています。典型例だと、スカートを履いてるから痴漢されるんだ、とかがありますが、どんな服を着てようとどんな態度をしてようと、合意なく触っていいという話にはならないはずです。
だから、あなたの中に原因があるという話では全くない、というのは強調した上で、真面目で頑張りすぎる性格とどう付き合っていくかは悩ましいことだとウ・サギは感じています。ウ・サギは真面目すぎ頑張りすぎだと言われることがありますが、確かに周りを見てみると、多少不真面目だったり雑だったり、時にずるかったり忘れっぽかったり、そういった要素がある方が自分の身は守れそうだなあ、とは感じます。ただ、どう考えても、ウ・サギは不真面目になれそうにはないので、真面目で頑張り屋だからといって仕事の量がどんどん増えたりしない働き方、パワハラの起こりにくい風通しのいい場所を探す方にエネルギーを注ごうと思っています。
あとは真面目不真面目関係なく、嫌なことを嫌だと言える力、断る力はたぶんどこに行っても大切だと思うのですが、それを身につける道はなかなか一筋縄ではいかなさそうなウ・サギです・・・。

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update 2025/5/26
Q.クラスの子がからかい文句で「発達なんじゃねえの?」と言うのが嫌。当事者から見ると余計に。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.クラスの男子たちが、からかい文句で「発達なんじゃねえの?」みたいなことをよく言うのがとても嫌。
当事者から見ると余計に。(私はADHD不注意型、弟も自閉症です)
これは私たちが我慢すべきこと?

A.「発達障がい」という言葉だけが広がって、適切な理解をする機会が不足しているので、そういったことが起こっているのでしょうね…。嫌な気持ちになって当然ですし、当事者が我慢すべきことじゃなく、大人がきちんと対応すべきことだとウ・サギは思います。
適切な理解とは何か?というと、それはそれで色々な考え方がありますが、
・人にはそれぞれ、目に見えない違いがたくさんある(感情にどれくらい気づくか、刺激への反応しやすさ、耳で聞くのが得意か目で読む方が得意か…)
・世の中ではまだその違いが十分に知られていなくて、一部の人がとても苦しんだり、学ぶチャンスを逃したりしている(本当は、感情を言葉で教えてあげればわかるかもしれない、刺激を減らせば落ち着いて取り組めるかもしれない、合った勉強法をすれば理解できるかもしれない…)
・だからそうやって苦しむ人がいないように、目に見えない違いがあるかもしれないと想像しながら人と関わって、必要な配慮があったらお互いにしていこう
みたいな考え方が広まってほしいとウ・サギは思っています。
そして実は、発達障がいと言われるもの以外にも目に見えない違いはたくさんありますし(たとえば感情だってそれぞれ違います)、「目に見えない何かの違いで、今もしかしたらすれ違ったり、余計に苦しんでいるかも」と想像して丁寧にコミュニケーションをとっていく世界は、誰にとっても安心な世界なのではないか…?とウ・サギは考えています。

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update 2025/5/26
Q.人間の本来の寿命は55歳くらいだと聞いた。それに抗ってまで長生きするのは良いことなのだろうか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.人間の本来の寿命は55歳くらいだと聞きました。それが現代では、医療の発展によって80歳くらいまでは生きられるようになったと。でも、本来の寿命に抗ってまで長生きするのは、肉体的には可能だとしても、良いことなんでしょうか?

A.本来というものの定義は諸説ありそうですが、現代の生活で(過度な肉体の酷使なく、栄養バランスが最低限とれた食事をとり、歯磨きなどをちゃんとして…)、手術などの高度な医療を使わない場合、寿命が55歳くらいということでしょうか。
長生き=良いこと、では全然ないとウ・サギは思います。でも「これをすればまだ生きられる」という方法があるのに、それを選ばないというのは、当人が望んでも、周りの人にとって心の負担になる場合がありそうだとは感じました。良くも悪くも、医療に限らず私たちは本来とか自然とかからは遠ざかってしまっているので、合意がとれる(誰かの心が深く傷つかない)あり方が、しいていうなら「良いこと」になるのかなとウ・サギは思います。
だから人や状況によって、抗わない方がベターな選択になるときもあれば、抗う方がベターな選択になるときもある、というのがウ・サギの考えです。

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update 2025/5/25
Q.年を取ることを恐れる人がいるのはなぜですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.年を取ることを恐れる人がいるのはなぜですか?アンチエイジングとか、若々しいことが素敵なんだ!みたいな風潮が強すぎる気がします。世間がそんなのだと、僕まで年を取るのが怖くなってきました。

A.確かに、なぜなのでしょうね…。昔から不老不死への憧れを抱く人はいたっぽいので、時代だけでなく何かあるのだとは思いますが、年を取ることを恐れる気持ちを流行させることで売れる商品がある、儲かる人がいるという構造が今はあるので、そういったことは影響しているように思います。また、年を取るだけに限らず、人間は変化というものを恐れる傾向がある(変化を恐れないタイプの人もいますが)というのもありそうです。
あとは、今の世の中は頼るのはよくないみたいな風潮があったり、単純に信頼できる相手がいない人もいると思うので、もし介護が必要になった場合の生活が前向きにイメージできない、という要素もあったりするのかもしれません。
人間は何かと不安を感じやすい生き物だし、年を取るのを恐れるのもおかしくはないのでしょうが、それにしても風潮が強すぎるというのは同意です。

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update 2025/5/25
Q.学校のカウンセリングでいつも10分くらいオーバーしてしまう。オーバーしないようにするのはどうしたらいい?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.学校のカウンセリングに月に一度ほど行っているのですが、いつも10分くらいオーバーしてしまいます。それでまた落ち込んで1人反省会をします。オーバーしないようにしたいのですが、どうしたらいいでしょうか。

A.まずウ・サギとしては、カウンセラーさんが「10分オーバーしてもいいな」と考えて10分オーバーしている想像が浮かんだのですが、カウンセラーさんは時間について何か言っているでしょうか。大人は断るときは断るし、お願いしたいことはお願いするので、何も言われていなければ、大きな問題はなさそうだとウ・サギは思います。いつもそうなるということなら、むしろ必要だと感じて、10分オーバーするのを積極的に許容している可能性までありそうに感じます。(あくまでウ・サギの想像ですが)
とはいえ、あなたがそれを気にしてしまう気持ちも、ウ・サギとしては受け止めました。正直に「自分はいつも10分オーバーするのを気にしてる。カウンセラーさんはどう思ってる?」と質問してみるのもありですが、不安に思ってることを質問するのは怖いと思うので…なかなか悩ましいところです。
あ、質問されていたのは、オーバーしない方法でしたね…。何で時間がかかっているか次第ですが、伝えたいことを紙に書いておくとか、もし可能なら事前に渡しておくとかができれば、限られた時間を有効に使いやすいのかな?とは思いました。

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update 2025/5/25