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Q.幸せの後には絶対不幸なことが起きると思ってしまい幸せが怖い

この記事の担当 ウ・サギ

Q.幸せの後には絶対不幸なことが起きると思ってしまい、幸せが物凄く怖いです
少しでも幸せな時、絶対後で不幸なことが起きるとずっと考えてしまいます
不幸なことが起きたら、過去に幸せだったことを理由にしてしまいます
どうすれば良いのでしょうか?

A.幸せなことが起こっても、安心して幸せを感じることもできないということですよね・・・それは確かに困ってしまうだろうと感じました。その理屈をひっくり返すと、不幸の後には絶対幸せが来る、と思えなくもない・・・?とも感じましたが、幸せの分だけ反動として不幸が起こる、というのが強い観念のようなものとして在るのだと受け取っています。
でも幸せであるというのは、幸せを失うかもしれない恐怖といつも隣り合わせである、というのも一つの事実だとは感じます。だから逆に、幸せを幸せとしてのんびり味わうのも、物事の良い面だけを見ているアンバランスな見方といえるのかもしれません。といっても、都合のいい事実だけを見たり、甘い見通しをもったり、そもそも何も考えなかったりすることで、人は自分の心を保っているのも間違いないわけで・・・そういう機能(自分に都合のいい部分にフォーカスして他の可能性を切り捨てる機能)がうまく働かなくなってしまっている、と考えると、それはこれまでの経験が影響していたりするのだろうか?と感じたりもしました。自分に都合のいいように考えて油断していたらとても痛い目に遭った、という経験が重なれば、自分を守るためにはいつも不幸に備える方が合理的である、となるかもと思ったのです。
ちなみにウ・サギは不幸なことが起きたら、神様のせいにしちゃいます。神様がいるかは別として、何が起きるかというのは自分の努力や行いだけでどうにかなる範囲は少なくて、いろんなものの巡り合わせでたまたま起こってしまうのだとはとても思っています。

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update 2025/10/14