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Q.精神科に通院していて主治医を変えるか迷っている。何かアドバイスをもらえないか。

この記事の担当 ウ・サギ

Q.精神科に通院していますが、主治医を変えてもらうか迷っています。何かアドバイスいただけないでしょうか。

A.主治医問題はなかなか悩ましいですね…。補足にあったように、変えることで確実にうまくいくわけではないし、変えるのは手間や負担もかかるので、決断は難しいものだと思います。
主治医を変えるという表現から、病院は変えずに主治医を変更するのを検討しているかと感じたのですが、病院や場合によっては主治医変更はできないこともあるので、まず確認は必要かも…?とは、ちょっと思いました。(すでに確認済みだったらすみません)
ウ・サギは主治医が6回変わっていますが、大きい病院にかかっているときの主治医転勤、あとは自分の引っ越しからなので、変えようとしたことはなく…。

7人と関わったり転院してウ・サギが思ったのは、
・こちらの困りごとや話が通じる先生と、ちょっとテンプレ的な対応が多い先生には分かれると感じる。後者だと、薬や診断書をもらう以上にはあまり役立たないかも・・・(ただ、自分にとっての病院はそのための場所と割り切って使うのも一つの方法)
・医局関連病院は転勤が多いので、主治医が変わりやすい。変わった後は、自分の情報が引き継がれていても、関係性は一からのやり直し。黙っていてもいずれ主治医が変わるのは、合わない主治医だったときはメリットだが、合う主治医と出会っても長い付き合いにはなりにくい。
・病院ごとに個性や傾向がある。たとえば、複雑性PTSDや愛着障害など過去の経験に目を向けてくれる、発達障がいに強い、症状だけでなく暮らしにフォーカスして支援を考えてくれる、心理療法が豊富・・・etc。自分の求めているものにマッチする病院に行けると、ちょっと主治医とは合わなくても、結構助かる。
・初診でいくと初回はわりと話す時間をとってもらえるので、そこで自分のことをうまく伝えられるとその後の関係性が安定しやすい。

総合すると、ウ・サギのおすすめは、病院内の主治医変更ではなく、先生があまり変わらないクリニックや病院から、自分に合いそうなものをホームページの情報などから自分の感性で選び、初診でかかることにはなります。ただ、あなたにはあなたの事情があるかと思うので、参考程度に、あくまでウ・サギの経験の話として受け取ってもらえたらと思います。

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update 2025/7/2