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Q.休んでいるだけでは何も良くならず数年経った。何かできることはないだろうか。

この記事の担当 ウ・サギ

Q.「今は焦らずゆっくりと休む時なんだよ」って言う人は多いけど、本当にただ休んでいるだけでは何も良くならずに何年も経ちました。休みながらも何かしらの行動はしないと駄目なんじゃないの?って思うのですが……何かできることってないでしょうか。

A.休めてること自体は前向きな要素に感じましたが、良くならないなら、何かできることはないのか?と感じるのも確かにそうだな…と思いました。無理しないことは絶対の前提として、休むだけを推奨するのもちょっと危ういのかも、と考えさせられました。
自分や周りの回復のきっかけやルートを振り返ってみると、やはり私たちは関係性の中にいる(環境の影響を受ける)存在なので、何かと関わりをもつのはポイントなようにウ・サギは感じます。本を読んだり何かを推すなど受け手として関わるのも一つの方法ですし、安全そうな匿名のチャット相談や医療などの支援機関を使うのもありですし、あとは自然に触れるとか、何か勉強をしてみたり趣味を探してみるとか、そういった関わりもあると思います。勿論、質問箱に質問をくれるのも一つの関わりですね。関わりという表現よりは、何かしらの刺激を受けることで、もしそれが自分とうまく噛み合えば、変化や気づきが徐々に生まれていくようなイメージはあります。
ただ、何が合うかも、何なら無理がないかも、それぞれ個性があるので気軽に何かをおすすめできないのが悩ましいところです……。ゆっくり休むべきという状態までしんどくなったときは、合わない刺激とお付き合いしていたかとは思うので、その逆を考えればちょっとヒントにはなるかも?とは思ったりしました。

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update 2025/7/24