Q.あと10日で卒業式だけど、卒業したくない!だって中学校って、私のことを受け入れてくれた唯一の場所だもん!高校で受け入れてもらえるとは限らないし…。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.去年親友たち4人と喧嘩して悪口を言われて1対4の状態になっててやんで心が壊れて学校行かなくなって今は行ってるけどつらかった、そのうちの1人と今年はクラスが同じでしかも1番最初に悪口を言ってきた人で今は無理に仲良くしてる
A.人間関係について絶賛、経験値を上げているところという報告ですね。
ちょっと突っ込みたくなったのは、悪口言われて1対4になるような人たちを「親友」と呼んでいいのか問題です。友達や親友とは何か?とはそれぞれの感覚ですが、いずれにしても学校時代の友人関係は、たまたま同じクラスになった身近な人と適切な距離感をつくるためのお試し期間だとカエルは思っています。悪口も言ったり、言われたりしますが、嫌なことは嫌だと言える練習もできるとよいかなと思ったりします。無理に友達になるのもよいし、無理せずに距離を置くのでもどちらでも、自分の気持ちと相談してもらえたらと思います。どちらにしてもカエルは応援します。
ちなみに、友達はほしい人はいたらいいけど、必要ない人はいなくてもいいと思っています。どうも友達はいなくてはならないという圧力があるのが気になるカエルです。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.これから先、高校の授業料やら大学受験費やら、親に沢山お金を払ってもらうことになる。でもこんな私に払うお金って勿体無いなって思う。だから、年度末に死んじゃえたら、かなりの節約になると思うんですが、どう思いますか?
A.ウ・サギも昔「自分にかけるお金が勿体無い。この恵まれた環境は他の誰かに使ってもらったほうがいい」と真剣に思っていたので、思考はわかる気がしながら読みました。
でも勿体ないかどうかの事実でお答えするなら、お金は使うためのものなので、何に使っても勿体なくないと思っています。なぜなら、お金を使うことで、いろんな商売が成り立っていて、またその稼いだ人がお金を使うことで、世界は回っているからです。だから、よっぽど生活に困りそうじゃない場合は、節約する方が勿体ないとウ・サギは考えます。
ただ、それはそれとして、あなたのしんどさやつらさのようなものは伝わってきましたし、気持ちは受け止めました。自分がコストや投資に見合う商品になれているのか?といった眼差しが世界で強くなっている気がしていて、ウ・サギとしてはそれに危機感を抱いています。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.自分には本当に何も無い事を知ってしまった。特技は無い、得意な教科も無い、人生には苦手しかない。誰かに代わりを取られない、突起した才能があるわけでもない。私、これからどの大学行って何すればいいんだろう。行きたい所も才能無いから行けない。
A.なるほど、自身はそう思うわけですね。ただ、自分の得意なことって自分では意外と気づいていないこともあります。また、自分が考える価値と周囲の人は違うので、他の人にとって得意なこともあるとカエルは思っています。また、これから大学に行くとのことですが、子どものうちは何したらいいかわからないと思えるぐらいで自然な気がします。目標を持つことも悪いことではないですが、目標が見つからずに漂ってみることもそんなに悪いことではありません。
この質問の背景には、大人たちからの見えないプレッシャー(得意なことはなくていけない、才能がないのはけしからん、才能は伸ばすべきだ、目標をもって大学に行くもの…など)を強く感じています。この世の中のそうしたプレッシャーをカエルは撲滅したくて、生きづLABOをやっています。いい質問をありがとうございます。
生きづLABO的に言うと、社会の本質を問うセンスや才能があるということだと思います。人の才能や得意というのは学校で評価されることがすべてではなく、もっともっと幅広いことだとカエルは思っています。特別なことをしなくても、一人ひとりが持っている存在や感性、考えに多様な価値や意味があるという説をカエルは広めたいと思います。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.助けてほしくて、放課後1時間30分ぐらい前から学校の廊下で座って下を向いていました。頭痛かったり心がしんどくて、死にたいと思っていたのは本当です。こんなことをするしかなくて恥ずかしいです。
A.え、全然恥ずかしくないとカエルは思いました。自分で助けてほしいと気づいていて、それを態度や行動に表現するのは、悪いことではありません。それに、そのことに気づいて質問箱に送っているということは、自分のことをよく把握しているということです。
学校で廊下で座って下を向くことも助けてほしい、自己表現ですが、こうして質問箱に送ることも大切な自己表現であり、それはすなわち自分で自分を助ける行動であるとカエルは思うのです。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.なんかもう無理です。大学生です。大事な(どのくらい大事なのかは分かりません)テストを受け忘れて、死にたいが溢れ出てます。思考が、死ねよまじでなんて、普段しない言葉遣いになっています。もう、もう十二分に苦しみました。18年、もういいですか。
A.普段テストを受け忘れたりしない、慎重で真面目な質問者さんなのだろうと推察しました。ずっと気を張り詰めて、自分に結果を求めて努力を続けてきた分、何か一つ崩れるとガラガラと崩れていくような感覚があるのではないかと想像しています。(違ったらすみません)
十二分に苦しんだし、十分すぎるくらい頑張ったのだろうと思います。ウ・サギとしては、18年間お休みをあげたいくらいの気持ちです。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.どうすれば、心の回復と勉強を両立させられるか。
A.うつ病経験者(補足に現在あなたがうつ病とあったので)のウ・サギとしては、両立というよりは、心の回復に専念⇒回復したら勉強する、のプランをおすすめします。エネルギー切れのときに無理に頑張ると、本当に何もいいことがない・・・というのがウ・サギの経験です。
また、補足の内容からは、悲観的な気持ちと焦りが強まっているのが感じられましたが、その気持ちや考え自体が冷静なものではないかも…?と、ちょっと立ち止まってみてほしいと思いました。絶望的な気持ちや悲観的な将来の見通しに憑りつかれるのは、うつ病の症状の一つなので、不安があなたにとってはある程度根拠のあるものでも、感情が通常以上に膨らんでいる可能性は高いとウ・サギは感じました(ウ・サギがそうだったので…)。悲観的な感情も思考も止まるものではないと思いますし、考えてしまうのは仕方ないですが、今は冷静な判断ができない状況にある、というのは頭の片隅において判断は保留することをすすめたいです。
あくまでウ・サギの考え方ですが、うつ病は、これまでの自分の生き方(頑張り方、目標)は続けられないよ、合ってないよ…限界だよ、という自分の心からのサインだと思っています。何があなたに合う道かはウ・サギはわからないですし、やりたい道とのすり合わせもあるでしょうし、いろいろ簡単じゃないとは感じますが、あなたにとって何が一番大切なのか見極めるタイミングがきたのかもしれません。
ただとにかく、今は逸る気持ちを一生懸命なだめて休むことを頑張るのが、前に進む何よりの近道だとウ・サギは考えます。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.学校の授業のグループワークがうまくできなくて苦しいです。いつ話せばいいのか分からなくて、名前を呼ばれて聞かれるまで声を出すことができません。他の人が引っ張ってきたグラフに疑問があっても、指摘できません。いつもクラッシャーになってしまいます。
A.いつ話せばいいのかわからない問題、大人同士でも結構あるので、む、むずかしい・・・となっています。また、あなたについては、うまくできない苦しみだけでなく、心の中で「今話したいことがある」と判断していてもスムーズに行動に移せない、心と行動のギャップ(ラグ)にもどかしさが強いのかなとも想像しました。
ウ・サギはウェブ会議をする機会が結構あるのですが、話しだすのはハードルがあるので、手を挙げるリアクションを押して発言意思を示せるのがありがたいなと感じています。誰かの発言中に手を挙げておく=その発言が終わったら自分に話させてくださいの意味というジャスチャー文化で、ZOOMで円滑に話すのも見たことがあります。
だから話したいと思ったらそっと手を挙げるとかもありかな?と思ったり…。どんな工夫があなたに合うかはわからないですが、うまくできるようにを目指すよりも、自分の苦手ポイントを把握して工夫することや、または周りに何かを手伝ってもらうことで、グループワークに参加する苦しさが少しずつ軽減していくことはできないだろうか・・・?とぐるぐる考えました。同じようなことで困っている人も実は結構いるとウ・サギは思っていて、誰かが苦手を伝えて配慮をお願いすることが、みんなにとって参加しやすい場になることにつながっていくとも最近感じています。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
Q.勉強は小さい頃から苦手で運動も大して出来ません。挙句の果てに今は学校にも行けておらず外にも全く出れていません。この状況では高校に行けるのかも分からなく、働けるのかも分かりません。この先の人生が全く見えません。生きていけるのでしょうか
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX