Q.友達から虐待されていると相談を受けました。親から精神的虐待を受けているそうです。その友達は、児相とかには行きたくないと言っているのですが、どうすればいいですか？
A.自分が子ども（でなくても、解決を手伝うだけの知識が力がない発達段階や、余裕がないコンディション）であるのにかかわらず、深刻な相談を受けたときは、解決に向けて自分がどうこうしなくてはと思わないことが大切かも…？とウ・サギは感じました。どうすればいいのか考えてしまうのも自然なことですし、解決に向けてのアプローチも悪いことというわけではないですが、相談される側が責任を背負いこむことで苦しくなってしまったり、場合によっては相談している側の求めているものと合わない関わりになってしまったり、しんどい事態になる可能性が高くなるかもしれません。
ちょっと冷たい表現に見えてしまうかもしれませんが、自分を助けられるのは自分だけだとウ・サギは思っています。周りができるのは、話を聞くことで相手の気持ちをちょっと楽にする、本人のもつ自分を助けたいと思う気持ちを支える、本人が自分を助けるために行動しようとしたときに手助けする…そういったささやかなことだと思うのです。でもそれでも相談される側がしんどくなってしまうことがあるので、しんどくなりすぎないように安全な相手に相談してみるのも（つまりこういったところに質問することですね）、とても大切で適切な対応だと感じます。この質問のケースだと、自分ができるのは話を聞いてあげることだけだと割り切って、話を聞くのもしんどくなってきたら自分のケアをしたり可能な範囲で距離を置いて自分を休めたりできれば、もう十分すぎる対応だと思います。
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