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Q&A > 生きかたカエル回答のQ&A
Q.避難所では窃盗や性犯罪が横行してるらしいと知った。そういうのを見るたび人生に絶望する。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.災害があった時のために備えなきゃなと軽く調べたら、避難所では窃盗や性犯罪が横行している(らしい)と知った。そういうのを見るたびに人生に絶望します。ひとがこわい。いきるのがこわい。

A.調べた情報ソースが何かというのが気になりました。確かにそうしたリスクがあるだろうと思いますが、おそらく極端な情報入手をしてしまったのではないかと思います。
カエルは個人的に自然災害に対しては、備えをするのではなく、そのまま受け入れたいといつも思っています。自分が何に対して備える(リスクを想定して、コストをさくのか)はそれぞれなので、備えるのももちろん一つのあり方です。でも世の中的に災害への備えが随分とキャンペーンされているのには、「備えはそれだけではないぞ」と、いつもカエルはちょっと冷めた目で見てしまいます。
自然災害への備えももちろん大切ですが、世の中の暴力や抑圧という人災について、社会が考える必要があるとカエルは思ってしまいます(質問から話がそれてすみません…)。そういう意味で、人生に絶望し、ひとがこわい、いきるのがこわいという気持ちに共感します。

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update 2025/11/26
Q.心がしんどいのに親が学校行きなさいと言うもう疲れた。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.心がしんどいのに親が学校行きなさいと言うもう疲れた。

A.それはとても疲れますね。もっともな気持ちだと思います。
心の中で、親は犬(何か他の動物でもよい)で、話しているのは鳴き声ぐらいに変換してしまうのはどうでしょうか。カエル的には魔法をかけて、あなたと一緒にいるときには親をカエルにしてしまいたいぐらいです(質問者さんがカエル嫌いなら別の動物にします)。

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update 2025/11/26
Q.どうして「働きたくない」という気持ちが軽んじられ切り捨てられる現実があるのか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.どうして「働きたくない」という気持ちが、軽んじられて切り捨てられる現実があるのでしょうか。
「働きたくない」の裏にある切実な苦痛や絶望や罪悪感に、当たり前のように寄り添ってもらいたいって、理想論かもだけど、願ってしまいます。

A.世の中の「働く」があまりにも狭くて歪なものとして理解されているための気持ちではないかというのが、カエルの見解です。おそらく質問の中の「働く」は賃労働のことだろうと推測します。つまり要素的には
①組織に雇用されて組織の都合で用意された条件に合った仕事をする
②組織の都合に合った仕事をすることで、対価をもらう
③なおかつその稼ぎで自分の生活費を賄う
の3条件が当たり前に含まれるとなると「働く」は一部の人にとってとても過酷なことであり「働きたくない」と思うのは当然だと思います。それは個人の気持ちではなく、もはや社会の課題への問題提起だと思うからです。ただ、「働きたくない」と言ってしまうと、働く意欲がないとか、個人の気持ちの問題とかわがままだとか言われて批判されてしまい、本質が伝わらない可能性があるため、違う表現をした方が真実が伝わるのではないかと思うところはあります。
カエルにとって「働く」とは、社会の一員として、その人なりに支えあいに貢献することだろうと捉えています。貢献というのはとても幅広く、あらゆる人や人だけじゃなく動植物祖含む自然環境も、できるだけ持続可能に豊かにあるためへの貢献だと思っています。だから企業で働くことだけでもなく、お金を稼ぐことだけでもなく、経済的な自立と直結することではないと理解しています。
また、働くためには権利が守られているのが前提で、権利が守られてない人や過去に権利が守られていなかった後遺症で苦しむ場合は、まずはケアをされるところからはじまるべきだとも考えています。安心安全、理解、ケア、チャンスが保障される中にあればだれもが働くことは可能であり、それは過度な苦しみや負担は起こらないでしょうし、働くのが嫌だと抵抗をする必要もないと思います。むしろ、働くこと(労働)が喜びや自己実現につながっていくものと思っています。
このあたりは、マルクスというとても有名な哲学者でもあり、経済学者でもある人が随分と前に主張しています。カエルはマルクスさんが考えた「働く」のとらえ方は今の社会を見直すときに一つの参考になる考え方だと思っています。きっと他にも「働くって何なの?」って考える機会がそもそも必要だと思うので、こうした質問はとても大切だと思っています。

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update 2025/11/22
Q.今30近くなのだが老後が心配で、もし身寄りがなかったらどうしようと不安感がある
この記事の担当 生きかたカエル

Q.いまだいたい30近くです。まだまだこれから先のことなのに老後が心配になりました。老後の貯金や仕事のこともし身寄りが無かったらどうしようと言う不安感があります。

A.日本は社会保障が比較的進んでいるとカエルは思っているので、そんなに贅沢な暮らしを望まなければ、生活の心配はしなくてもよいとカエルは認識しています。カエルは生活保護を含めた保障の仕組みを紹介したり手続きを手伝ったりすることが多く、どんなものかはだいたいイメージができるので、今は使っていないですが、働けなくなった時には使えるものがあるから大丈夫だと思えます。身寄り問題に関しても、時代の変化で身寄りのない人が増えていることから、対応策が研究されたり、増えたりしています。つまりは、今の日本社会においては、最低限の社会保障はある程度あって、生活できなくなる心配はしなくても大丈夫だと思います。
ただ、そうした制度があまり知られていなかったり、誤解されていたりすることもあり、うまくつながらないこともあるので、予め知る機会は必要かもしれません。また、困ったときや心配なことは相談機関に相談して、実情を伝えるということもとても大切だと思っています。すぐにどうにもならなくても、そういうことで困っている人とか不安なことがあるという声が伝わらないと、困っている人や心配事はいないことになってしまうので、声を上げること、相談することには深い意味があるのです。

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update 2025/11/22
Q.共通の話題で話が弾むと思いきや詳しさに差があると微妙と気づいた
この記事の担当 所長室

Q.共通の話題があると話が弾みやすいと思っていたのですが、たとえ共通の話題でも、詳しさに差があると話がそもそも通じにくいなということに気づきました。こういう場合はどうしたら良いのでしょうか。つい知ったかぶりしてしまいます。

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update 2025/11/20
Q.学校に行きたくない。周りと合わせたりずっと一人がしんどい
この記事の担当 所長室

Q.学校に行きたくありません。私自身特に理由があるわけではないのですが、周りの子達と合わせたり、ずっと一人でいることがしんどいです。今は夏休みなので大丈夫ですが、夏休み終わりに行けなくなってしまう気がします。

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update 2025/11/20
Q.自分の精神状態に合わせて病み垢の友達と距離置くのはOK?
この記事の担当 所長室

Q.自分の精神状態に合わせて病み垢の友達とかと距離置くのはオッケーですかね?ちょっと今辛いから当分は他の推しとか見て心を落ち着かせようとかそんな感じです!自分勝手ですかね、、、、

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update 2025/11/20
Q.母が私の不登校を色々な人に相談しアドバイスによって接し方が変わる
この記事の担当 所長室

Q.母親が私の不登校について色々な人に相談している。そして貰ったアドバイスによって接し方が変わります。「甘やかすから不登校になる。」と言われたら途端に厳しくなるし、「自分のペースで歩けば良い。」と言われれば優しくなる。を繰り返しています。

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update 2025/11/20
Q.いつも親が仕事から帰ってくると怒らせてしまうがどうすればいい?全部自分が悪いんですかね。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.いつも親が仕事から帰ってくるとイライラ怒らせてしまうんですがどうすればいいんですかね。全部自分が悪いんですかね。

A.誰かのイライラはイライラさせる人の問題より、イライラする人の中に種があることが主問題だとカエルは思っているので、あなたは悪くないと考えます。
可能な自衛策として、刺激にならないように距離を取るとか、関わりを最低限にするとか、親以外の誰かに愚痴るあたりがよいかと思います。親のストレスが少しでも減ってくれるか、子どもにあたってしまっていることに気づいてくれるとよいのですが、それは親次第なので祈るしかない?のかもしれません。カエルもあなたに限らず、世の中の親がイライラを子どもにぶつけなくて済むようになっていくことを祈りたいと思います(カエルは祈るだけではなく、出来ることには取り組んでいきます)。

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update 2025/11/19
Q.教育虐待を受けています。なにか対策はありますでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.教育虐待を受けています。なにか対策はありますでしょうか

A.虐待という言葉がズバリ出ているので、社会の仕組み的には虐待を防止するための法律がありますので、子どもであれば児童相談所に相談するというの解決策として準備されています。ただ、カエルは教育虐待が大人に理解されにくいのがちょっと気になっています。子どものために…という理由で堂々と大人の期待や希望を子どもに押し付けているのに、大人の都合や希望であることが理解されず、「子どものために」だからいいことみたいに理解されることがあります。もっとこういう声が出てきて、子どもの権利を考える機会が増えることを望みます。
パンフレット「国連から見た日本の子どもの権利状況」
ちょっと長くて難しいところもありますが、弁護士さんたちが出しているこのパンフレットを読むと、子どもの権利と日本の現状がよくわかります。1ページの「子どもの権利条約って?」というところにも、「子どものために」と言いながら大人が勝手なことをしちゃいけないと書いています。
また、教育虐待に関することは、12ページの「8 生命・生存及び発達に対する権利」のところに、過度な競争状態を何とかしなさいと、国連から日本が勧告を受け続けていることが書いています。

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update 2025/11/19