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Q&A > 生きかたカエル回答のQ&A
Q.1人でも基本は困らないけど、イベントで私だけひとりは寂しい。友だちを作った方がいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.友だちがいないです。1人でも基本は困ることないけど、高校生だと色んなイベントとかで、私だけひとりっていうのは普通に寂しいです。友だちを作った方がいいですか?

A.友達はいてもいなくてもいいと思います。自分が作りたいと思ったら作ればよいし、別にいいかなと思えば無理して作らなくてもよいと思います。そもそも、相手のあることですし、出会いのタイミングもあるので、作りたくてもできないときもあれば、勝手にできることもあります。出会いと自分の自然な気持ちに任せてもいいと、カエルは考えています。

update 2025/5/7
Q.学校に行きたくない。辛い けどそれを言ったり休んだりしたら怒られる
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校に行きたくない。辛い けどそれを言ったり休んだりしたら怒られる

A.まずは、「学校に行きたくない」という自分の気持ちをわかっていて、こうして表現できること、そこにカエルはリスペクトします。行きたくなくてもいいし、行かなくてもいいのです。ただ、学校には行かなくても、学ぶことはとても大切なので、自分らしく学ぶ方法や場所を見つけてほしいと思います。
それにしても、その気持ちを言うことだけで、怒るとは…他者を認めること、受け入れることなどリスペクトの理解が足りな過ぎです。リスペクトを知らない人に怒られても自分のことをダメだと思う必要はありません。今度、生きづLABOに連れてきてくれたら、たっぷりカエルがお説教をしましょう。

update 2025/5/7
Q.友達はいたほうがいいと言われて作ったけど1人になりたい。でも相手を断れない。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.高校生になって仲良かった子とバラバラになってから、人と関わるのが面倒です。1人でいた方が気楽。でも友達はいたほうがいいって言われて作ったけどその子と移動教室とかいつも一緒に行くの疲れた。でも相手を断れない。1人になりたい。疲れました。

A.それは悩ましい。カエル的には一人でいるのが気楽なら、一人になる方法を検討してほしい気持ちです。とはいっても、断るのってけっこう難しいですよね。悩ましい…まずは、学校以外で一人を謳歌してもらいたいです。
そして、「友達はいた方がいい」は誰のアドバイスかわかりませんが、人のアドバイスはあてにならないこともあるものです。友達がいた方がいいとか、いない方がいいとかは人によって違うと思います。
これといった解決策は提案できませんが、一人になりたい気持ちと疲れてしまったことは200%受け止めました。

update 2025/5/6
Q.一人がんばり続けてきたが限界。昔の事に引っ張られて相談する事がつらい
この記事の担当 生きかたカエル

Q.1人がんばり続けてきたのですが限界です。過去に相談した人の中で結果的に私のせいにしてきた人がいました……昔の事に引っ張られて誰かに相談する事がつらいのです

A.過去に相談したのですから、もともと相談のための素質はあるのだろうと推察しました。また、今の自分のコンディションや状況がわかっている(限界だということ、昔のことに引っ張られている、相談するのがつらいなど)のも、強みのように思います。それらの力を信じれば相談のための次なる相手を見つけることができそうだとカエルは思っています。

update 2025/5/6
Q.自分はasdです、当事者の会に何回か行ったりしたのですが自分に合うところが見つけられません。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自分はasdです、当事者の会に何回か行ったりしたのですが自分に合うところが見つけられません。

A.当事者といってもいろいろなので、合うかどうかは行ってみないとわからないのが自然なことだろうと思います。自分で「合わない」と感じている様子ですが、求めているのが本当に当事者の会なのか、実は他の要素を求めているのかも?とカエルは思いました。自分が何を求めているのか再確認をして、必ずしも当事者の会ではないところも可能性がないか再確認してみるのもいいかもしれません。
合うところが見つからないのは悩ましいですが、自分にとって合う合わないを吟味できることはとても大切な力だとカエルは思いました。

update 2025/5/5
Q.気づいたらいつも少数派。皆と違う意見になりやすく、「逆張りするな」と言われがち。
この記事の担当 所長室

Q.気づいたらいつも少数派。皆と違う意見になりやすく「逆張りするな」と言われがち。意識して反抗してるのは怒られると思うけど、ただ皆と考え方が合わないだけ。「少数派も大事な意見」なんてありふれた励まし方はされたくない。

update 2025/5/4
Q.ここで過呼吸になったら心配してもらえるかなーとか思う自分が最低すぎて死にたい。
この記事の担当 所長室

Q.本当に苦しんでいる人たちがいるのもわかっているのに、ここで過呼吸とかになったら人に心配してもらえるかなーとか軽率に思っちゃう自分が最低すぎて死にたい。

update 2025/5/4
Q.親から暴力を受けていなくても、居場所がないと思ったら家出できますか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親から暴力を受けていなくても、居場所がないと思ったら家出できますか?

A.もちろんです。家出はできます。というのか、カエルは「家出」という言葉は非常に不適切な言葉だと考えています。我々には「どこで誰と暮らすのか」を自分で決める権利があります。ただ、子どもの場合は保護者の存在や権限が大きいので、家ではないところで暮らすためにはハードルがありますが、そこから出たいと思って別の生活の場を選択するのは家出ではなく、「住まいの選択」をしているだけだとカエルは思うのです。少なくとも、「この家では暮らしたくない、別のところで暮らしたい」と願ったり、その願いを口にすることはまったくの自由です。ただ、それが実現するかどうかはいくつかの理由が必要になる場合があります。
その理由ですが、カエルが気になったのは「暴力は受けていないけど、居場所がない」という点です。叩かれたり、殴られたりする暴力を受けていなくても、言葉による暴力(暴言や否定の言葉など)や態度による暴力(無理に勉強や習い事をさせられる、意見を聞いてもらえない、無視をする、きょうだいと差別するなど)や必要な世話をしてくれない(ご飯がない、病院に行かせてもらえないなど)も暴力と同じように、子どもが家から出たい理由として認められます。もしも、親同士の暴力やけんかなどがいつもあることも、子どもが家から出たい正当な理由になります。あなたにとって「居場所がない」「家出したい」と思うのであれば、そこにはそれなりの理由があり、それを受け止められる大人や社会であってほしいとカエルは思います。少なくともカエルは子どもが「住まいの選択」を主張できるようになってほしいし、同時にあらゆる子どもたちの「住まいの安心安全の確保」をしっかりと議論できる社会にしたいと思っています。

update 2025/5/3
Q.子供の頃早く自立したいと思っていたのに自立できず親に依存している。何をどうすれば自立できるのか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.子供の頃、一刻も早く自立したいと強く思っていました。それなのに自立していなければおかしい年齢になってもいつまでも自立できず、結局親に依存しています。もうずっとこのままなのかなと思うと本当に怖い。何をどうすれば自立できるのか悩んでいます。

A.それは「自立」をどうとらえるかによるとカエルは思います。
自立というと、自分でお金を稼ぎ、自分のことを自分でやることのように思われているけれど、実は違うというのがカエルの意見です。
特に経済的な自立に関しては、就労とのマッチングがこの社会ではあまりに平等ではなく(企業の求める人材というのがあまりに限定的で)、生活費を稼げる人が自立している人とみなすには、合理性を欠くと思っています。そもそも、能力的に制約がある場合に、就労して生活費を稼ぐことが難しい人は一定数いるため、いわゆる社会保障を利用して生活費を確保することも当然ありで、利用する意思決定や選択そのものが自立の行為であるとカエルは考えます。

例えば生活保護の制度はそのためにあります。生活保護を受けたとしても、少しでも働ける分は働くことができますし、何かしらの障がいがあれば年金をもらう方法もあります。どうも、生活保護制度が正しい理解をされていないことや、誤解をたくさん受けていることもその背景にはあるように思っています。
生活保護法の第1条には「この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」と明確に自立を後押しするためにあると書いています。
生活保護を受けること=自立していないのではなく、その人なりの自立のために生活保護をはじめとした社会保障の仕組みを活用することが一つの方法だと理解が広がるか、もしくはどんな人も漏れなくその人なりの労働(いろいろなパターンがある)が保障され、その対価として生活が保障される仕組みがあることで、誰もが様々な形で自立できるようになることが必要だと思っています。

そもそも、誰もが誰か(何か)に依存して自立をしています。自立とは「上手に依存できるようになること」と表現されることがあり、カエルもそれに同意しています。質問者さんが親に依存するのが本意ではないのであれば、依存先を親から別の方法に変えることもまた自立の形だと思います。
年齢や性別、能力に関係なく誰もが自立することができるよう、自立の在り方についてもっともっと議論をしてみたいと思いますし、いろいろな自立のための仕組みがあることを願っています。(長くなりました…)

update 2025/4/30