Q.私は繊細で敏感な性格なのですが(周囲の人からもそう言われる)、いつも自分のこの性格は損してる性格だと思ってしまいます。
逆に、大雑把で神経が図太い方が得をしてるように見えます。
もし、繊細で敏感な性格の長所がありましたら、教えてください。
A.ウ・サギもいわゆる繊細で敏感なタイプに属すると思いますが(自分のニュアンスで言うと「過敏で神経質」がしっくりきます)、「自分が楽に生きること」を得と考えるなら、損をすることが多くは感じますね。大雑把で図太い方が、生きるのは楽だろうと思います。だから質問者さんの感じ方にはまず共感しました。
ただ、どんな個性も、見方や状況や噛み合いによって発揮のされ方が違ってくるので、長所にもなれば短所にもなります。ウ・サギの思う繊細で敏感なことであるメリットは、自分にとっての利益で考えれば、豊かな感情体験(感覚、感性が良い意味で震える体験)ができることです。何かで感動すること、細かな違いを楽しめること、創作に大いなる楽しみを見出したり夢中になれることは、繊細で敏感な側に与えられたギフトだと思います。
周りにとってのメリットだと、細やかな共感や気遣いができることや、小さな危険にも気づけることがあると思います。逆に大雑把なタイプの周りへのデメリットは、それらが苦手で知らず知らず他者を傷つけたりすることで、メリットはタフに行動し続けられることだとウ・サギは感じています。ただ、結局はそれぞれ凸凹があるという話なので、補い合って、尊敬し合って、社会というチームを一緒に作り上げていくことが大切だと感じています。
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