Q.障害者界隈で活動していると、障害の種類や重さによってヒエラルキーがある事を日々感じて辛い。ただでさえ世間で肩身が狭い障害者同士なんだからフラットに仲良く出来ないものかといつも思う。
A.つまり、いわゆる障がいが重いほど、ヒエラルキーが高いということでしょうかね……。ウ・サギは界隈についてはよくわかりませんが、似たしんどい立場や気持ちがある同士は、共感したり支え合えるときもあれば、大変さのマウントや押し付け合いが生まれてしまうときもあるので、可能性と難しさの両方を感じています。
つらい思いをした=誰かのつらさを理解できる、寄り添えるという側面と、つらい思いを耐えてきた=だからみんなも耐えてくれていいでしょ、私の方が大変なのに…と感じてしまう側面と、ウ・サギも時々後者の自分が顔を出してしまうこともあります。(おそらく)誰しもがそういった両側面を抱える中で、コミュニティがフラットな関係で続いていくには、どうしたらいいのでしょうかね・・・。ピアグループの中にひとつまみでいいので、心が回復して安定している当事者と、社会問題として生きづらさを一緒に考えられるマジョリティが参加しているのが理想なのか・・・?ウ・サギもそのあたりは模索し続けたいです。
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