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Q.「身近な人の自殺のサインに気付こう」という言葉をどう思われますか? 
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「身近な人の自殺のサインに気付こう」という言葉をどう思われますか? 
私の経験上、希死念慮が他人からは想像以上に見えていないと痛感しています。だから簡単には気付けなくて当然で、逆にそれが明らかに見て分かる頃では支援が間に合わない気がします…

A.ウ・サギは、死にたい気持ちは「生きる負担>生きる楽しみ・価値」という状態があって、生まれるものだと思っています。もし死にたい気持ちを感じていない人でも、同じく「生きる負担>生きる楽しみ・価値」になっている場合が少なくないと感じますし、自殺を止めたいと思うなら、そういった世の中(家庭、学校、仕事・・・生きる負担があまりに多いと思います)を変えるのが、一番のやるべきことだと考えています。だから、誰かが自殺という行動に至るところでやっと「自殺のサインに気づく」ことを重要視されても、なんだかなあ、とウ・サギは思ってしまいます。亡くなってしまったら生き返ることはないので、気づくことも勿論大切だとは思いますが…。
ちょっとあなたの話からズレたことを語ってすみません。ウ・サギも、人や場合によりますが、希死念慮も自殺のサインも周りから全然見えないことはあると感じます。というかそもそも、人がどんな感情でいるか、どんな考えをもっているかは、周りには(時に自分にだって)なかなか見えないものだと思います。だから自殺のサインに限らず、感じていることを言える関係をつくることがポイントだと感じますし、そのためには常日頃から、ネガティブな気持ちを否定しない、頑張りや完璧を求めない、良い悪いの評価をしないなど、「この人になら言っても大丈夫だ」と思ってもらえるような振る舞いや生き方をするのが大切だと思っています。

update 2025/5/21
Q.勉強しない私に存在価値がないみたいに感じてしまう
この記事の担当 生きかたカエル

Q.この間塾を休んで、理由を説明しないでいたら、怒られて、行かないのなら塾の勉強を今家でしなさいと言われて、少し休んでいたらまだ全然やっていないと怒られた。勉強しない私に存在価値がないみたいに感じてしまう。

A.大人が子どもに勉強を強要したり、プレッシャーをかけたりするのは愚かな行為なのですが、人間界はその愚かさになかなか目覚めてくれないので、カエルはとてももどかしいです。受験勉強よりも、質問箱を優先し、自分の気持ちや存在価値に心を傾けることはとても有意義な時間を使っていると言えますね。自信をもってください。
ただ、大人は簡単に行動を変えてくれないので、適当に合わせたり、やり過ごしたりするスキルは役に立つかもしれません。いずれにしても、今感じている違和感や苦しさはとても大切ですし、カエルはそんなあなたの味方であることは声を大にしてお伝えします。

update 2025/5/21
Q.異性に優しくされるとすぐ恋愛的に好きになる癖をやめたい
この記事の担当 ウ・サギ

Q.異性に優しくされるとすぐに恋愛的に好きになってしまいます。今まで何度も失敗してるのでその癖をやめたいと思うのですがなかなか難しいです。どうしたら治ると思いますか?

A.好きに「なってしまいます」と書いてあるように、気持ちは勝手に湧いてきてしまうものだとウ・サギは思っています。だから、治すというのがどういうイメージか、失敗というものがどういうものかはわからないですが、好きにならないようにする、というのを目指すのは(少なくともすぐには)難しそうだと感じました。
すぐ恋愛感情になってしまう背景には、あなた自身の中に何か満たされないもの、自信のない部分、寂しさなどがあるのかなと想像しています。恋愛は、そういった何かしらの不全感や欠落を埋めてくれるように見えて、実は恋愛では解決しなくて、何が違うもので地道に埋めていくしかないのかなあ、とか考えたりもします。
すぐ恋愛的に好きになるという現象は、分析するほどに、あなた自身の心のことがよくわかりそうだとウ・サギは感じました。まずは「恋愛で何を求めているか」だけでも整理できたら、恋愛以外の方法も思いつくかもしれないですし、思いつかないにしても、わかるだけで治るために大きく前進しそうな気がします。
とはいえ、色々と頭ではわかっていても、感情というものに逆らうのは難しいですよね…。もういっそ、しばらく失敗し続けるのは仕方ないと諦めて、「いかに失敗を小さくしていくか」の工夫を考えていくのもありだとウ・サギは思います。

update 2025/5/19
Q.弟がやって許されることも私は親に怒られる。人だから好き嫌いはあると思うけどやめてほしい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親が弟のほうが好きで、扱いが違います。弟がやっても許されることをしたら、私は怒られるんです。人だから、好き嫌いはあると思うけど、やめてほしいです。

A.本当にやめてほしいとカエルも思いました。
そして、「好き嫌いはあると思うけど」と相手の立場への理解も示したうえで、「やめてほしいです」と要望を伝えるスタイルに感服しました。「弟ばっかりひいきしやがって、ふざけるな!」と一方的に批判するのではなく、相手に対する想像を働かせてお願いという形で気持ちを伝えることは、大人が見習った方がよいアサーティブな表現だと思いました。(もちろん、素直にふざけるな!という権利も子どもにはあるとカエルは思っています)
もしも、伝えられそうなら、そのように伝えてみたらどうだろうかと考えるカエルでした。

update 2025/5/19
Q.些細なことが気になってずっと落ち込んでいる。気の持ちようを変えたい。
この記事の担当 やみーペン

Q.些細なことが気になってずっと落ち込んでいます。やらなきゃいけないことがあるのに小さな失敗が気になって集中できずに時間だけかかり、そのせいで睡眠不足になってストレスが溜まる一方です。気の持ちようを変えたいです。

A.やみーペン的には調子が悪いときほど些細なことが気になりやすい気がする!周りからどう見えてるのかとか、自分の中の想像だとどんどん自分に対しての否定的なメッセージに捉えやすくなったり…。最近、メンタライゼーションっていうものを書いてある本が、やみーペン的にはめちゃくちゃ納得力が高かったよ!説明しろ…って言われると難しいけど…。変えるのは時間がかかることだけど、まずは気づいたり知ったりすることが大きな第一歩だとやみーペンは思うよ!!

update 2025/5/19
Q.母がテストで1位をとるのを当たり前として、姉と比較して強制してくるのが嫌
この記事の担当 生きかたカエル

Q.新学期にテストで1位を取れなかった。母に「頑張りなよ」と言われた。1位をとることを当たり前として姉と比較して強制してくるのが嫌です。でも逆らったら怒られてしまうので言えない。このモヤモヤを聞いてほしかっただけ、質問でなくてすみません。

A.それはとても嫌ですね~。嫌だって思うのは当然です。比較と強制は子どもの敵だとカエルは思うのですが、世の中では子どもに対して比較と強制を安易に持ち出す習慣がたくさんあって本当に困ってしまいます。子どもへの比較と強制をやめようキャンペーンを張りたいです。
そういう大人に対して、子どもはどんどん逆らってほしいとカエル的には思うのですが、怒られるのを承知で逆らうのもコスパが悪いので、質問箱でよければ活用ください。質問じゃなくてもいいのですよ。どうぞ遠慮なく。

update 2025/5/19
Q.仕事が怖いがずっと無職も怖い。居場所がない。死ぬ以外で何か少しできることはあると思う?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.仕事が怖いです。面接で学歴や職歴を責められるのが怖いです。でも、このままずっと無職も辛いです。社会からも親からも認められず怒られるのは辛い。最近怖い事件も多くて何もかも怖い。居場所がないです。死ぬ以外で何か少しできることはあると思いますか

A.怖いという気持ちと、どうにかしたい、という強い気持ちの両方があなたにのしかかっているイメージが浮かびました。
何かできること・・・というのが、どのようなものをイメージしているのかはわかりませんが、怖さというのはこれまで蓄えた「経験」「情報」「想像」などが生み出すものだと思うので、何かしら悪くない「体験」「関わり」を積み重ねていくのがポイントになるのかなとは感じました。例えば、超理想を言えば、実際に面接を受けて学歴や職歴を責められず採用されて、怖くない人と関わることができればいいのに・・・というのがウ・サギの感じたことです。(いきなり就職というよりは、サポステなどの就労支援、タイミーなど面接無しの働き方、がひとまず頭には浮かびました)
といってもどこに良い場所があるのか、行動しようとしてさらに傷ついたらどうするのか?など、ハードル、不確定要素、不安要素は尽きないとは感じます…。そうなると、不安を吐き出せる先や、信頼できそうな情報収集ルートを手に入れるのがいいのでしょうかね……。方向性としては、チャット相談の利用やこういったサイトの活用など匿名のものをうまく扱うのと、身近でカウンセラーやソーシャルワーカーなど専門家とうまくつながるのの二方向がありそう?とは思いました。
世の中には確かに怖いこともたくさんありますが、そこまで怖くないものもありますし、こうやって質問してくれたように、無理のない範囲で何かしらとつながってみるのをウ・サギはおすすめしたいです。

update 2025/5/19
Q.自治体のやっている相談室で心無いことを聞かれた。どうやったらちゃんとした相談先を見つけられる?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.先日、自治体がやってる相談室に幼少期の虐待について話しにいきました。が、何か悪いことしたの?など心無いことを、聞かれさらに嫌な気持ちになりました。相談しても意味がない、せっかく声を上げ助けを求めようとしてるのに、もう誰も助けてくれない、諦めたい気分です。どうやったらちゃんとした相談先を見つけられますか?

A.残念ながら、相談には当たり外れがあるという現実を目の当たりにしてしまったのですね。何事も相手のあることであれば当たり外れがあることは常なのですが、相談となると相手への期待もありますし、つらい状態で頼るわけですから、期待外れであったときのダメージは大きいものと推測します。
ちゃんとした相談先の見つけ方としては、期待が外れることも想定して、いろいろな人と関わってみるしかないのかなと思います。今回、相談してみて「嫌だった」という判断指標をしっかりお持ちのようですし、「ちゃんとした」というイメージもあるように思ったので、自分のその感覚を信じて粘り強く探してください。
自分なりの指標や感覚があるからこそ「がっかり」や「諦め」が出てくるので、それは悪いことではありません。おのれの感性に磨きをかけるためにもあれこれと相談機関をモニターしてみる気持ちでやってみるのはどうでしょうか。また、モニター結果をお待ちしています。

update 2025/5/15
Q.お母さんが年齢に合わない言動ばかりして、きついからやめてって言うと超怒る。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.お母さんが年齢に合わない言動ばかりする「にゃん」とか「ぼくちんは〜」とか。ほんときついからやめてって言うと超怒る。いつもはヒステリックだけど…うーんどっちでいられる方がいいのかな…

A.かなり個性的な母ですね。どうやら「やめて」と伝える方が逆効果っぽいので、心の中で唱えておくぐらいにした方がよさそうです。ひょっとしたら、「やめて」の反応を面白がって、ひどくなる可能性もあります。
カエルとしては、母と言っても別人格なので、その人の表現は尊重するのが基本だと思います。見るに堪えない場合は、できるだけ見なくていいような工夫が必要かもしれません。
ただ、カエルの周囲にも、身近な人の身なりや言動を恥ずかしがる人がいますが、カエルはとても不思議に思います。身内と言えども自分ではないわけですが、身近な人のことを自分の一部とかつながったものとみなす感覚があるのでしょうかね。また、周囲もそういう見方をする傾向があるからなか?とあれこれ考えてしまいます。

update 2025/5/15
Q.お母さんはよく私と兄たちを比べる
この記事の担当 ウ・サギ

Q.社会人の兄と姉は2歳差でずっと一緒だった。私と兄たちは最低でも10歳差で家には私1人。お母さんはよく私と兄たちを比べるけれど、2人と1人は違くない…??って思う。

A.2人と1人は違いますし、1人と1人だって、人間はそれぞれに違います。だから比べられるものではないと思いますし、立場の強い側(親)が弱い側(子ども)を堂々と比較してそれを言葉にしてしまうなら、それはちょっとキケンなことだとウ・サギは感じています。自分の価値が、何か特定の能力や資質、行動によって決まってしまうような不安を、子どもに植え付けてしまうかもしれないからです。
あなたについては、違くない…??と思えているようなので、比較に負けていないとちょっと安心もしましたが、比べられるのは何かしらイヤな気持ちのするものだろうと想像しています。それにしても、なぜ人間界ではここまで比較が流行してしまったのでしょうね……

update 2025/5/15