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Q&A
Q.FTMであることを親しくなりたい相手にどうカミングアウトすべきか
この記事の担当 所長室

Q.未治療FTMです。男性だと認識してくれている相手に、カミングアウトできず、中長期的な関係構築を避けてしまいます。パス度が低く、埋没は容易ではないので、きちんと伝えて親しくなりたいものの、不安です。どうカミングアウトすべきでしょうか。

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update 2025/7/5
Q.「当たり前」を気にせず自分なりに生きていけばいいと思うけど…
この記事の担当 所長室

Q.世の中の「当たり前」は、全然気にしなくて良い、自分なりに生きていけばいいと思う反面、従わないことには抵抗があって・・・結局当たり前の中に入ろうとしてしんどくなっている。

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update 2025/7/5
Q.周りの人に恩返しできる人になりたいのに頑張れずに自己嫌悪です。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.価値ある人間になりたいと思って毎日頑張ろうとしてるのに、頑張れない自分が嫌いです。まず価値ある人間とは何なのか、誰が判断するものなのか、、、でも周りの人に恩返しできる人になりたいです。でも頑張れない、自己嫌悪です。

A.誰かに恩返しをしたいという心意気だけで十分だとカエルは思いました。実際に恩を返せるかどうかは、いろいろな物事のめぐりあわせがあると思います。頑張ろうと思ってできることでないし、頑張らなくても恩返しになることもあります。
カエルはこれまで迷えるオタマジャクシたちに出会い、いわゆる手助けする経験がありますが、お礼や恩返しをしたいとの申し出を受けることがあります。そんな時に伝えているのは、立場の強い者が弱い者を手助けするのは当たり前のことで、それが子どもの権利を保障する内容であれば、むしろ責任を果たす行為であり、子どもから恩を返される筋合いはないということです。
だから、「恩返ししたい」という気持ちだけで十分で、もしも、それを行動に移したいと思うのであれば、助けてもらった相手ではなく、自分よりも下の世代にいつか返してもらえたらと思っています。そうすると恩がどんどん引き継がれていく、いい流れができるとカエルは思っているのでした。頑張れなくても、社会的な存在としての自分を振り返り悩めるのですから、価値があることだとカエルは思ってますよ。

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update 2025/7/2
Q.ウシガエルは特定外来生物だけど、連れてきたのは人間だし、何だかモヤモヤする
この記事の担当 生きかたカエル

Q.とある城の堀からいきなりウシガエルの声がしてびっくりした。特定外来生物に指定されているけど、原産地から連れて来たのは人間だし、本人たちは好きで来たわけじゃないのにと何だかモヤモヤした気持ちになってしまった。

A.声だけでウシガエルだとわかるとは、カエルに詳しい者とお見受けしました。(カエルの住んでいる地域にはウシガエルが生息していないため、カエルには見当がつかなかったです)
それはさておき、特定外来生物に関するモヤモヤはカエルもとても共感します。同じように絶滅危惧種とか特別天然記念物の保護活動に関してもモヤモヤします。ほぼ人間の都合で絶滅の危機に追いやっておいて、人間の基準で貴重だから守ろうとするのは自作自演ではないのか?とか、人間を基準にして益だとか害だとか決めちゃっていること全般にモヤモヤします。所詮自分は広い世界や宇宙のほんの一塊の存在であるちっぽけさを肝に銘じて、偉そうにならないよう、わきまえて生きていきたいと思います。

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update 2025/7/2
Q.夜にフラッシュバックして眠れない。フラッシュバックの対処法を教えて下さい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.夜にフラッシュバックして、幼少期に認められたかったという気持ちでいっぱいになってしまいます。心臓がバクバクして、目を瞑ると嫌なことを鮮明に思い出してしまって眠れず、リスカして何とか寝ています。フラッシュバックの対処法を教えて下さい。

A.カエルはフラッシュバックの専門家ではないので、対処法についてはそんなにアドバイスできないことをご了承ください。
カエルがこれまで似たような経験をしたオタマジャクシから教えてもらった情報によると、幼少期の成仏できていない記憶が、寝ているうちに出てくる現象はよくあるように思います。まずは、こうして誰かに伝えて証人になってもらうことは効果があるようです。カエルは質問者さんの幼少期に認められたかった気持ちをしかと受け止めました。今でも夢に出るということは、当時の気持ちとしてとても大切だったのだろうと思います。
そして、リスカという方法で自らを鎮められることも一つの対処法だと思いました。ただ、こうして質問してくれたのは、それ以外の方法を見つけたいのだろうと思います。
トラウマによる心身への症状については、深呼吸やタッピングなどの、自分の身体に意識を向けて働きかけるアプローチも効き目があると学びました。過去の記憶から距離をとるために、今の自分の身体に意識を向けるマインドフルネスも一定の効果があるそうです。少しでも自分が落ち着く香りや音、手触りなど身近に置いておく方法もありそうです。
いずれも向き不向きもあるでしょうし、どこまで効果があるかわかりませんが、カエルの知っていることをお伝えしました。もしも、専門の病院にかかれそうなら、フラッシュバックに効果のある漢方薬や心理治療などもあるようなので、詳しい専門医に出会えることも一つの方法かと思います。

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update 2025/7/2
Q.生きる意欲ないです。でもいらないです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生きる意欲ないです。でもいらないです。

A.補足の語りも含めて回答すると、生きることアレルギーみたいな状態なのかなと感じました。
生きやすい社会を作る努力を十分にしないままに、個人に頑張りや意欲を求めていく世界になっているとウ・サギは感じているので、そう感じるのも無理はないと思います。(そういった社会を変えていきたいと思って、このサイトはやっていますが)
だから、元気を奪われているゆえに起こっている状態であると同時に、社会が求めてくるものに抵抗できる感性を持っているがゆえの苦しみにも思いました。

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update 2025/7/2
Q.「身長が高い=かっこいいはなぜ?」について周囲とも話し合いたいのでアドバイスがほしい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.うさえながさんと生きかたカエルさんにお礼が言いたいです。僕の質問(Q.身長が低いのがコンプレックス。身長が高い=かっこいいという価値観はどこから来るものなのか?)にご回答頂きありがとうございました。うさえながさんと生きかたカエルさんのご回答を拝見してすごく共感しました。周囲の人とも話し合ってみたいのでアドバイスがほしいです。

A.ご丁寧に、お礼をいただきカエルも嬉しいです!(所長にも伝えておきますね)

また、質問を機に周囲の人とも話し合ってみる…という次なるアクションへとつなげようとする意向を聞いて、ますます嬉しく思います。
周囲と話し合う際のアドバイスですが、相手に必要以上に合わせたり、過剰に期待せず、自分の気持ちを率直に伝えてみることがまずは大切かと思います。もう一つは、伝えた後の反応が芳しくない場合は、早々に撤退することですね。
質問箱でかわされるやり取りは哲学対話と呼ばれるような内容に近いのですが、哲学対話はあまり馴染みがないので、楽しめる人と楽しめない人がけっこう明確に分かれるかと思われます。自分は自分の経験から「私はこう思う」いう私を主語にしたI(アイ)メッセージと伝え合えると深まるのですが、「普通はこうだよ」「それは当たり前」「あなたはこうだ」という具合にIメッセージではないやり取りになると展開しなくなります。なので、かみ合わないなぁと思ったら、いったん撤退しましょう。
それはその人が悪いということではなく、対話の作法や面白さを学んだり、楽しむ経験が少ないことが要因だとカエルは思っています。だから、これからも質問箱でいろいろな対話ができると嬉しいです。

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update 2025/7/2
Q.チャットで仲良くしていた子が自死してしまったっぽい。私はどうしたら良かったのか?
この記事の担当 うさえなが

Q.ラインのオープンチャットってところで仲良くしてた子が自死してしまったっぽいです。最期まで私と話してくれました。それでも止められなかった。どうしたら良かったですか?

A.う~ん、どうしたらよかったんだろう……
その子に聞けたらいいのに・・・

*ウ・サギから補足*
難しい問題ですね。一時期ウ・サギは死んじゃうかもしれない側にいたので、もし残していった誰かに「どうしたらよかったですか?」という問いを向けられたら…と想像したのですが、「どうすることもできなかったよ」と回答はしたと思います。なぜなら、どこまでいっても、自分のことを決められるのは自分だけだからです。周りはベストは尽くせても(尽くせたと割り切れても)、誰かの行動も気持ちも、コントロールすることはできないのだと思います。同じく、あなたが止められなかったことに傷つくのも、死んでほしくなかったと思うことも、コントロールすることのできない気持ちなのだろうと思います。
また、誰かを自死を選んでしまうのは、ダメージが時に大きく、または慢性的に少しずつ降り積もって、最後は何かが噛み合ってしまって・・・のことだと思います。自死に限らず、何かが起こるときは、さまざまな要素や噛み合いがあって(そこには社会の仕組みや風潮も大きく影響していると思います)、もしあれがああだったらと簡単に一つの要因で考えることもできないのだと感じます。
だから「どうしたら良かったのか?」のあなたなりの答えを見つけられるのはあなただけですが、その問いや感情自体は、この社会に生きる私たち全員で受け止めるものだとウ・サギは思っています。だから生きづLABOでも一緒に考えていきたいです。

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update 2025/7/2
Q.選択肢が多すぎると困る感覚について、どう思いますか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.ふと、選択肢が多すぎると困る感覚について考えてみました
選択によっては苦しい思いをするリスクや
一つ選ぶと他を選べないリスクなど、
選択のリスクがあるから困るのかもしれない
と考えました
選択肢が多すぎると困る感覚について、どう思いますか?

A.なるほど、選択肢が増えるとはそれにともなうリスクの想定も広がるから選択肢が増えることは負担軽減の要素よりもむしろ、プレッシャーや不安が増す要素になってしまうという推測でしょうか。確かに、そういった側面はあるかもです。
その推測をもとに考えてみると、できるだけリスクの少ない選択肢をたくさん想定しておくと困り感は減るのか?とカエルは考えました。ただ、カエル的にはまだ起こっていないことへの予測はあくまでも予測に過ぎず、実際には起こってみないとわからないことがたくさんあったり、そもそも一匹のカエルが予測できないこともものすごくたくさんあるので、どちらにしても限界があるよ…と自らの予測力に白旗を上げたくなります。ひょっとしたら、この自らの予測力や選択力などの限界を受け止めて、白旗を上げることが、困ることを手放すことにつながっているのかもしれません。(何事も深めていくのは気づきが合って興味深いです)

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update 2025/7/2