Q.「発達障害の人は抽象的な言葉が苦手」という説に異論があるので、聞いてほしいです。
A.詳しい補足もありがとうございます。発達障がいと言っても特性はそれぞれではありますが、そもそも「発達特性に偏りがあること」と「生活に支障があるほどの苦手が生じている」は分けて考える必要があるとウ・サギは思っています。また、抽象的な言葉が苦手という話は、正確にいうと「抽象的な”指示”が苦手」ということになる気がします。哲学などで用いるような抽象概念をうまく扱えるかとか、考えることを楽しいと思うかは、発達障がいとは別ベクトルの話になりそうです。
生活に支障があるほどの苦手が生じるのは特性の問題よりも自信のなさや不安からではないか?(要約したのでニュアンスがズレていたら申し訳ありません)と補足にあったので、それについてのウ・サギの意見を言うなら、パフォーマンスが自己信頼度や不安緊張によって大きく変動するのは本当にそうだと思います。ただ、発達特性の話も要素としては小さくないと思っていて、周りと認知が違うことで「周りが普通にできていることがなぜか出来ない」ので自分を信頼できなくなる、人間関係でも誤解されたりすれ違って失敗経験が増える、感覚過敏があって常に緊張が強い、想像力が限定されるがゆえに初めてのことへの不安が強いなど、発達特性が自信のなさや不安につながってしまうことは多いと感じます。逆に言えば、認知の違いが理解され「なぜこれができないんだ?」などと言われなくなり、人間関係でも誤解されることなく、感覚過敏には合理的配慮がされ、想像を狭くしすぎない練習をする機会があって・・・となっていけば、発達特性の偏りがあってもパフォーマンスは発揮できると思います。そして、いわゆる定型発達だろうと、身近な人に否定され、人間関係でダメージを受け、常に緊張を強いられていれば、社会生活に支障が出てくることもあるでしょう。
また、抽象的な指示の話ももう少しすると、これは言語指示ではなく実質は非言語の指示(みんなの動きを見てたらなんとなくわかるよね)だと思っています。逆にみんなの動きを見てなんとなくわかる派の人たちは、言語で丁寧に指示されてもよくわからないこともあると思いますし、本当に認知は様々なので、違いをお互いに知る機会がもっとあればいいのにと感じます。
回答:ウ・サギ

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