Q.学校のクラスが怖いです。心を閉ざして、1人でいたいけど、そうさせてくれません。他のところに居場所はあります。クラスの雰囲気に合わせて馴れ合いをしていると叶えられない夢があります。ずっと初対面なら気を遣いあえて楽なのにって思ってしまいます。
A.あなたの状況をきちんと理解できている自信はないですが、馴れ合いというか、向上や目的達成を主旨としていない関係性はウ・サギも苦手です。とはいえ、楽しむことを重視するような関係性も時に必要ですし(人によってはそれが切実に必要なこともあるかと思います)、それを「馴れ合い」と呼ぶのも失礼なのか?とか、いや、でも学校のクラスでそれをやるのは違くないか?とか、色々と考えてしまいました。
現状、日本の高等教育は、学習を第一の目的としてる人も勿論いますが、モラトリアムをお金で買っている側面が強い場合もあるとウ・サギは感じています。それもそれで悪いとは全然思わないですが、叶えたい夢のある人にとっては、目的を達成しづらい場所になっているのかもしれませんね…。学習を第一目的とする場所にしたいなら、入学のハードルを下げて卒業のハードルを上げる、一度社会人になってやりたいことが定まってから高等教育に入る文化にするといった、根本的な変化が必要だとウ・サギは考えています・・・が、とりあえずあなたはその環境でやっていくことになるかと思うので、悩ましい…。
(補足に、馴染みたくないと思う自分を責める言葉があったので)馴染めない自分がいても、馴染みたくないと思う自分がいても、それは何も悪いことじゃないとは伝えたいです。人には好き嫌い、合う合わないがありますし、それにどう対処していくかは自分の自由です。馴染めないと割り切ってなるべく距離をとるのもありですし、馴染もうと試みてみるのもありですし、途中で方針転換をしてみるのもありです。1人くらい話の通じる人がいないか探してみるのとかもありです。ただ、馴染みたくないのに馴染もうとしてみるなど、気持ちと行動と乖離するとしんどそうなので、ひとまず何か対処の方向性を定めて「これでいくぞ!」と自分の選択を信じていいのかなとも思いました。
ウ・サギは、慣れてきても、お互いに礼儀とある程度の緊張感を保ち続ける文化だったらいいのにな…と思います。叶うことなら、「お疲れ様」と、クラスの後はあなたに好きな食べ物を持って行ったり、何がもやもやするかの研究会を開きたい気持ちです。
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