Q.路面電車に乗ったら、運転士の雰囲気がかつて自分をいじめてきた小学校の同級生に似ていた。その運転士は同級生とは別人なのに、警戒心が働いてしまってつらかった。なんで何年も経っているのに過去に苦しまなくてはいけないんだ。運転士さん、ごめんなさい!
A.過去に引っ張られて、過去関係ない相手に警戒心や、時には嫌悪や怒りなどを感じてしまうことはウ・サギもあります。なんなら、つらかった記憶ではなく、キライだったあいつに似てる!というくらいで警戒心が発動することもあります。もちろん態度には出さないように気をつけますし、徐々に知っていくと過去とその人を切り離すこともできてきますが、第一印象が過去からの影響を受けること自体は、たぶん自然なことだろうと思っています。
危険に備えるのは生物に備わっている機能なので、攻撃を受けた記憶は強くインプットされやすく、似ている状況(刺激)があったら思い出しやすいようにできているという話も聞いたことがあります。
その相手には、確かにごめんなさい!という感じではありますよね…。でも、もう少し考えてみると、悪いのは自分ではなく、自分を当時つらい状況から守ってくれなかったこの世界では?とも感じます。
結論としては、誰にでも起こりうることで、自分が悪いわけでもないからこそ、その人に関係ないことで心が動いていることを自覚していればOKだとウ・サギは思います。
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