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Q.複雑性PTSDで辛いのに主治医が理解してくれず口論になった

この記事の担当 所長室

Q.複雑性PTSDでフラッシュバックが激しくてとても辛いのに主治医が上手く理解してくれなくて口論になってしまいました。理解が難しいと言われ悲しくなりました。経験が無い事を理解出来ないのは仕方ないとはいえ、専門家でしょ!と思うのはおかしいですか?

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*記事バージョン* ※読みやすさを考え、動画の字幕から一部変更している部分があります

カエル おかしくないね。
ペン おかしくはないね。
カエル これはカエルも思っちゃう。自分だったら。
ペン やみーペンも思っちゃう。
ウ・サギ ウ・サギも思った。
カエル 医者を変えよう。
ウ・サギ 口論ってすごいですね。
カエル 口論ってどうなったんだろうね?
ウ・サギ 医者じゃなくても口論ってそんなにしない気が……。
カエル 確かに。患者さんがちょっとカッとなって吹っかけたとしても、買っちゃダメだよね。この質問者も吹っかけたわけじゃなくて、複雑性PTSDだったらね、理解してくれないって言って、怒りが爆発するときだって当然あるだろうし(質問者は)おかしくないです。カエルの知り合いの精神科のお医者さんがいるわけ。その人と話したの。複雑性PTSDとかね、トラウマのことをよく分かってるお医者さんで、ふたりぐらいと話したら、3%って言ってた。トラウマのことを知っている精神家のお医者さんが全体の3%ぐらいって、これ何の根拠か分かんないけど、「そんなもん」ですよって言われてカエルはガーンってショック受けたんだよ。
ウ・サギ でもトラウマインフォームドケアとか、ちょびっとだけ広がってきてません?
カエル それは広がってきてる。でも医療の現場っていうより、きっと支援の現場。
ウ・サギ 支援の現場っぽいね。
カエル 精神科の現場では統合失調症モデルっていうのが長くあったりして、統合失調症が一番中心みたいなところがあって、トラウマの人も統合失調症と間違えられたり、結構いる。だから、(質問文から)『専門家でしょ!』ってツッコんでるけど、実は専門家じゃない可能性があるってこと。精神科のお医者さんではあるけど、複雑性PTSDとかっていう分野が精神科の医療の中でもわりと新しかったりするらしいです。
ペン 外科の先生も、指とか腰とか、専門分野あるって言うもんね。
カエル 膝は膝、首は首。
ウ・サギ 忙しそうだから、知識のアップデートとかも意外と間に合わないのかな?
カエル (コメントで)『心療内科系は、先生変えたくても予約取れなくて』って、確かにそうだよね。(別のコメントで)『先生も自分の意見を曲げたくなくて口論になっちゃったのかな?』って。意見は別でもいいんだけど、口論にならなくてもいいと思う……。だいぶがっかりしただろうね。
ウ・サギ がっかりするのはおかしくないよね。どんなことでもがっかりすること自体はおかしくはないけど、これは特に、そりゃそうだ感がすごい。
カエル お医者さんの立場でいくと、忙しかったり次から次へと患者さんがいると余裕がなくなってイラッとしたり、さばいていくみたいな傾向は……お医者さん、診察の場面ではあるよね。
ウ・サギ 悲しい構造があるってことですね。
カエル 悲しい構造だ。個人の問題っていうよりも。
ペン 「なんでお医者さんってこうなんだろう」って思ったときに、「大学に行ってる間に患者さんとの付き合い方を教えてもらわない」ってやみーペンは聞いて……。
ウ・サギ いっぱい医療の知識は詰め込むけどね。
ペン 人との関わり方みたいな、患者さんと先生としてのやり取りとかロールプレイとかもそんなにしないんだって知ってからは、仕方ないのかってちょっと思っちゃった。
カエル 今はどうか分かんないけど、カエル昔教員養成のところで学生さんに講義してたときがあったんだけど、そのときには、もう10年以上前だけど、「虐待について勉強しない」って言ってた。子どもの虐待っていうものを、教育学では(心理とかはするけど)勉強しない。「虐待の4分類とかどっかで習った?」って聞いたら「いや、学んでません」って言われて。だからトラウマの勉強も、学校の先生になる人はたぶん(学んでなかった)。今はするのかな? でも、当時ではちょっと程遠い感じだった。興味がないとあんまり出てこないかもしれないね。セクシャルマイノリティは(勉強)するのかな? でもトラウマの分野は、それこそトラウマインフォームドケアとかどんどん広がって、教育にも広がるといいけどね。「専門家でしょ!」って思うのはおかしくないと思います。
ペン (コメントに)『患者として病院に行ったのに、お医者さんの方が倒れるんじゃないかと逆に心配になることがある』って、心配してる。
カエル 逆に。
ペン 逆に。やみーペンのオタマジャクシも、こないだ「病院の看護師さんの方が、よっぽど倒れそうだった」って心配してた。「『大丈夫ですか?』とかってやりとりした」って言ってて。医療現場も大変なのか……。
カエル 構造的にね。余裕がないと余計に患者さんとゆったり向き合えないと思うんだ。何か考えた方がいいよね。医療のハードル高すぎって、いつもカエル思う。もうちょっと生活に浸透するように……患者としてじゃなく、でもちょっと医療的な何かが受け入れられるって言ったら変だけど……。この前カエルの友達がトラウマインフォームドケアの勉強会行ったら、心理教育っていうのがあるらしいんだよね。トラウマインフォームドケアでやってるのは、ひょっとしたらこの質問でいくと「フラッシュバックが激しくて、つらくなって、お医者さんにぶつけてしまった」みたいなのって、「トラウマからくるものだから無理もないね」っていう風に理解したりするのが……一緒に考えたり、「そういうとき、どうしたらいいと思う?」みたいなのをやるのは心理教育っていうんだって。それは別にカウンセラーでもなくて誰がやってもいいから、だから心理教育がもっと広がるといいんじゃないかって話してて、こういう話をね、お医者さんじゃなくて分かってる人が……ソーシャルワーカーっていうんだけどね、病院に併設してて、そこでゆっくりできるといいな。ということで、おかしくはありません。

update 2026/1/15