Q.家族、ないしは支える存在って不安定だなぁと、ふと思ったんです。実際のところどうなんでしょう?
A.詳細な補足をありがとうございます。読んでいる人に話がわかりやすくなるように、一部紹介させてもらうと、「支え合うことが一番だとは思うが、どちらかの負担が一方的に大きいのがほとんどじゃないか?」「だいたいの人が常に無条件に受け入れてくれる、それこそ母親のような人を欲しているのでは?」「社会人にそのような人がいるのはよっっっぽど恵まれた人じゃないと無理な気がする」といった話ですね。質問者さんの身近な人同士の関係性や、自分の経験や思いから湧き出てきたぐるぐるなのだろうなと感じ取っていました。
世の中は助け合いという理念をウ・サギは持っていますが、負担がお互い全くない関係性なんてないし、負担がいつも平等な関係性が難しいのも事実だと思います。ただ、それが不安定に結びつくかはまた別の話で、いわゆる「支える側」になっている人が自分を守るために境界をきちんと引けるかや(無理なものは断る、過剰に責任を感じないなど)、共倒れしそうなときにサポートしてくれる支援機関や第三者がいるかなど、調整の力やチームとしての支えがあるかがポイントだと思います。今の社会を見ていると、人間関係における大切な境界を学ぶ機会が全然足りず、家族は家族で支えろといった風潮もあり、「家族、ないしは支える存在って不安定」というのは的を得た指摘だと感じます。
「だいたいの人が常に無条件に受け入れてくれる、それこそ母親のような人を欲しているのでは?」については、ケアが十分に足りて心身が発達すると自分で自分の存在を無条件で受容する力がつくとウ・サギは感じるので、他者から無条件の受容がほしいという感覚は失われる気がします。よしよしされたい!とケアを外注するときは勿論あっても、誰かに100点を求めることや無条件を求めることはなくなって、使い分けや割り切りの中で、自分で自分の面倒を見ていけるというのか・・・。でもきっと現状は多くの人がケアの十分ではないまま年齢が大人になってしまって、大人になったことでさらに「大人なんだから」と社会生活の中で圧やストレスを受けて、その反動から無条件の受容や愛を求めてしまっている気がします。
また、もし親子だろうと無条件の受容はウ・サギは存在しないと思っていて、無条件の存在の承認があるだけのように思っています。「あなたの存在そのものや感じていることは無条件に尊重しています。だから私にも限界や感情があることを(あなたのキャパの範囲内でいいので)理解して尊重してほしいです」がウ・サギの理想の関係性です。それが成立すれば、片方の負担が重くなるときがあっても、なんだかんだ大崩れはせずに世界を回していけるのではないかと思っています。(でも自分自身のメンタルが大変だった時期は、それができずに関係性を何度も崩壊させてきたウ・サギなのでした)
回答:ウ・サギ

★質問を送りたい方はこちら→質問BOX
どんな質問でも歓迎!質問を送るときは、いろんな人の質問に答えるために、3日に1回くらいにしてね~。