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タグセクシュアリティ
Q.みんなは恋したことあるの?
この記事の担当 所長室

Q.みんなは恋したことあるの?

A.うさえなが:恋ってなーに?
ウ・サギ:一応あるにはありますが、この10年間の恋の本命はいつも社会活動(仕事)です。適当にかわして答えているとかではなく、大真面目な話、情熱とロマンを仕事に注いでいます。
生きかたカエル:カエルは、おたまじゃくしの時はしました。カエルになってからはありません。
やみーペン:恋はあるけど、恋なのか依存なのかわかんないよー。ジェラートに関する思いも恋?依存…?

update 2025/1/20
Q.生理が嫌すぎる。自分の体が受け入れられないです。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.生理が嫌すぎる。自分の体が受け入れられないです。ちょっとでも楽になる方法があれば、教えて下さい。

A.今の肉体は仮の容れ物であると捉え、いつかのタイミングで適切な容れ物へと移り変わる計画を支えにするとか・・・?というのが、とりあえず浮かびました。(ウ・サギは、仕事が嫌すぎるとき、辞める計画を支えにして耐えます)
実際に肉体が完全に移り変わるわけではないですが、生理をなくすということだけなら、男性ホルモン注射、性別適合手術で可能です。といっても、あなたの性別の望みがわからないので、そういうことじゃなかったらすみません。

いずれにせよ「自分の体」に「生理がある」ことが受け入れられないポイントかと感じたので、自分の体ではないという方向か、生理ではなく謎の出血や血涙なのだという方向に捉えられたら、ちょっとくらいは楽になる可能性があるのかなと思いました。

update 2025/1/16
Q.制服でトランスジェンダー向けのズボンは増えてきたけど、スカートはなぜ少ないのか。悲しい。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.最近、トランスジェンダー向けのスーツや制服などが増えてきたように感じます。ですが、ほとんどFTM向けのズボンです。スカートはなんで少ないんでしょうか。悲しいです。

A.自分の望む装いが叶わないのは(あなたはスカート希望なのかなと推測しています)、ほんとに悲しいですね…。
見た目も自分の大切な一部でアイデンティティなので、そこで自分らしさが叶わないのは、人格や心の一部を不当に奪われているに等しい気がします。(逆に、それが平気な人は、見た目があまりアイデンティティと結びついてないのかもしれません)
誰がスカートだろうとズボンだろうと誰に迷惑をかけるでもないはずですし、そもそも制服を着ない自由もあるべきだし、選択肢は多ければ多いほど社会は健全だと思うのですが、選択肢が少ない社会で残念です…。

スカートの制服を割り当てられた人がズボンを穿くよりも、ズボンを割り当てられた人がスカートを穿く方があまり進んでいないのは、なぜなのでしょうね…。
私服でシス女性でもズボンは一般的で、シス男性のスカートはまだ一般的とは随分距離があるので、何かしら感覚的な抵抗を感じる人が多いとかはあるのでしょうか。倫理的な問題がなくとも、「感覚的な」抵抗をもつ人が多いほど(感覚で誰かの自己表現を制限されても困るのですが)、選択肢を増やす足取りは重くなる気はします。

こうやって率直に、「なんで?」「悲しい」という発信をしてくれることは、みんなが考えるきっかけになるので、とても大切だと思います。

update 2024/12/29
Q.制服を着るのが辛い
この記事の担当 生きかたカエル

Q.制服を着るのが辛い

A.(※質問の補足の内容に、スラックスが長いのしかなく暑そうなのが心配とありました)カエルにはよくわからないのですが、スカートとスラックスではそんなに夏の暑さに違いはあるのでしょうか。もし違いがあるのであれば、ズボンをはいている多くの男子も同じ悩みがあるかもしれないので、この際、夏のためのショートスラックスの導入を提案してみてはどうでしょうか。賛同者がほかにもいるかもしれません。
ほかの問題もそうなのですが、誰も意見を言わないと「意見はない」「みんな、これでいいと思っている」と認定されてしまう風潮があるので、すぐに変わらないかもしれないけれど、自分たちに関係することについて意見を表明しておくのはとても大切です。

update 2024/12/23
Q.LGBTQかどうかは、見た目で分かるものですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.LGBTQ かどうかは、見た目で分かるものですか?友達や親に「この人は見た目が〇〇っぽいよね」とか言われても困るし、私も多分 LGBTQだけど彼等が言うのと違う見た目ですし。

A.私たちが周りのことを「分かる」と思う感覚は、基本的に自分の思い込みで勘違いである可能性を大いに含んでいますし、見た目で分かると断言できることなんて無いとウ・サギは思います。
ウ・サギの経験的に、LGBTQといえど見た目や振る舞いは様々です。(傾向的にいえば、性自認のマイノリティ性は表現に出る場合が多いかと思いますが、性愛指向は表現に出ない場合が多いと思います)
十分な理解のないままLGBTQという言葉だけが妙に広まっているので、そういったことが起こっているのかな…と思いました。

update 2024/12/23
Q.隣のクラスの子と両想いだけど、いざ面と向かうと口下手になっちゃう
この記事の担当 やみーペン

Q.今隣のクラスの子と絶賛両思い中なんだけどほんと好きすぎて…でも隣のクラスだから全然話す機会ない…それにいざ面と向かうと口下手になっちゃって全く思いどうりに話せない自分が嫌になっちゃう!どうしたらスムーズに話せるかな…

A.こういうこと伝えたい!とかこう思われたい!があるとどうしていいか分かんなくて悩んじゃう時あるよね〜
手紙で書く……??

update 2024/12/16
Q.同性で付き合っていた友達を周りがバカする。私自身同性愛者なので居心地が悪い。
この記事の担当 うさえなが

Q.友達が以前同性で付き合ってたらしくて、それを周りが笑うというか、バカにしています。
私自身、同性愛者なのでとても居心地が悪いです。どうすればいいと思いますか?

A.ひとのことを笑うのはイヤだなあ
だれと付き合ってもいいじゃん!

*ウ・サギから補足*
それは居心地悪いですね…想像するだけで胸がざわざわしてきます。
ウ・サギはセクシュアルマイノリティの友達がいますが、差別された側が傷つきながら差別にNOを言うのはとてもしんどいことだと感じます。
あなたは自分のこころを守るために、一番いいと思うことを選んでほしいと思います。逃げるでも、どこかで仲間を探すでも、理解を求めるでも・・・
周りが笑ったりバカにしないような社会になるように、生きづLABOのみんなとオトナの力を集めて頑張っていきたいと思います。

update 2024/11/15
Q.「好きな『男子』いるの?」とかの質問にどう返したらいいか。好きな「人」はいる。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私は女子ですが、「好きな『男子』いるの?」とか「好きな『男子』のタイプは?」とかの質問に、どうやって返したらいいと思いますか?私は好きな「人」はいるんですけど…

A.あなたが自分を偽ることにどれくらい苦痛を感じるか、好きな人の話をどれくらいしたいかにもよりますが、ウ・サギであれば相手次第で返しを変えるかもしれないと思いました。

例えば自分を理解してもらわなくていい相手なら、本当のことは言わないが嘘はつかないラインで、さりげなく「好きな『人』のタイプは~」「好きなタイプは~」と言い換えて回答するか、「まだ好きな男子はできたことない」と言う。あとは「好きな人いるの?」と相手に話を振り返すなども、一つの流し方かなと思います(なんだかんだ、多くの人は自分の話をすることが好きなので、自分に話を向けられることを避けたいならこれが一番かも?)。
信頼できそうな相手なら、「性別関係なく~なタイプ」「好きな『人』ならいる」などと素直に出してみるのもありかな…?とも思います。

最近の若年層は差別は少なくなってきたかと思いますが、どうしてもまだ、異性愛前提で話をふられちゃうときがあるのは困りものですね・・・。生きづLABOの所長メンバーでは、そういう発言を聞いたら「どうして男子前提なの?」と問いかけて世の中を変えていきたいところです。

update 2024/10/5
Q.体が女だけどしっくりこず、かといって男もしっくりこない。
この記事の担当 ウ・サギ

Q私は体が女なのですが、しっくりきません。かといって男もしっくりきません。女性と言われることに抵抗感があります。もやもやします。どうすればいいと思いますか?

A.アイデンティティにおける性別は女・男の2種類ではなく十人十色だと思うので(体についても性分化疾患がありますね)、どちらもしっくりこないのも自然な感覚だと思うと同時に、男女どちらかを選ぶような世の中に改めて問題があると感じました。

ちなみにウ・サギは自分の性別を「ウ・サギ」だと思っています。一応生き物としては♀ですが、勝手に女として扱われるのもイヤだし、男になりたいわけでもなく、自分は自分でありたいです。
性別は「自分がどうありたいか」の問題でもあると思いますが、案外「周りにどう見られたいか/見られたくないか」の方にポイントがあるような気もします。
もし周りからの扱いやメッセージがもやもやの多くを占めるなら、性別を男女の2種類みたいに扱わない人や場所を見つけると少し楽になるかもしれません。

update 2024/9/3
Q.彼女が時々死にたいと落ち込んでしまいます。どうすればいいでしょうか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.彼女はHSPの躁鬱持ちの子で、時々死にたいと落ち込んでしまいます。
どうにかしてあげたいと色々調べて試しているのですが、拒絶されてしまいます。
僕はどうすればいいのでしょうか…
悩む前に相談して欲しいと思うのですが上手く頼れないようです。

A.彼女さんと似てる部分がありそうなニンゲンの知り合いが複数いるので、そこと勝手に重ねたりしつつ、想像しています。
ただ、彼女さんのことはウ・サギには(いや、突き詰めると本人以外の誰にも)わからないので、ここでは、あなたの彼女さんに対する想いや不安について考えていきたいと思います。

人間関係は相手のことを考えるのも大切かとは思いますが、それよりもまずは、関係性の中で生じている自分の感情や欲求に気づき、向き合い、どう表現するかを考えていくのが大切だとウ・サギは思っています。

「どうにかしてあげたい」というのは、好意がある場合はとくに自然と出てくる気持ちだと思うのですが、それは突き詰めると「死んでほしくない」「自分が相手の役に立ちたい」という欲求と言えるのかな、とウ・サギは思います。
(欲求=悪い、という話では全くありません)

ただ、お互いの欲求がどちらも100%叶う関係性はおそらくないと思います。
だから、時にぶつかってしまったり、傷つけたり、傷つけられたり、変に我慢してこじれてしまったりすることは、多かれ少なかれ出てくるでしょう。そういうことが出てきたときに、お互いに正直に話して、可能な範囲で譲歩していけたらいいのかな~と、ウ・サギは考えています。(これがなかなか、友達同士でさえ時にうまくいかないのですけどね…)

でも余裕のないとき、とくに死にたいとまで思っているときは、親しい相手の欲求だろうと受け止める体力が奪われてしまうと感じています。

もし現在ちょっと距離を取っている状態なら、ウ・サギであれば、まずは一度ぐっと自分を抑えて、「連絡とれそうな状態になったら連絡がほしいです。この連絡への返信はなくて大丈夫です」くらいの連絡を送ります。
そして彼女さんがやり取りできる余力がうまれたタイミングで、彼女さんがどう対応してほしいと思っているのか、話し合う機会をもちたいです。

とはいえ、好意や心配があなたから湧き出てくるのは止められないと思いますし、それを抑え込むとあなたが苦しくなってしまうと思います。
だから湧き出るものを、彼女さんにぶつけすぎることは抑制するために、例えば匿名の何かで相談する(ここに質問を送ってくれたように、すでに実践していますね)、身近な信頼できる人がいれば気持ちを聞いてもらうなど、自分のケアも大事にしてほしいと思います。

update 2024/6/7