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Q.保護されたほうがいいと保健室の先生にずっと言われる。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.保護されたほうがいいと保健室の先生にずっと言われる。今そんなに親からの叱責がひどくなくても、今までの恐怖から私の気持ちが安定せずに苦しくて限界のとき、保健室に行く私が悪いのだが。

A.限界の時に保健室に行くのは、悪いことではなく、適切に社会資源を活用する妥当な行動だとカエルは思いました。そして、保健室はある種の居場所になっているのかなと推測しています。
そうなると、一定の信頼感がある保健室の先生が保護された方がいいと言っているということは、それなりにあなたの状況がつらそうに見えているということなのだろうと思いました。つらい状況にあると自分で自分のことを客観的にとらえることが難しくなることは珍しくありません。そんな時に周囲に「こういうふうに見えるよ」とか「こうした方がいいのでは」と教えてくれる人がいるのはとても大切なことだとカエルは思っています。
ただ、周囲から言われたことがその時にはうまく理解できないこともありますし、「そんなことはない」と意外に思ったりすることもあります。また、「こうした方がいい」と言われても、そんな気持ちになれないとか、できないと思うこともあります。それはそれで全然ありだと思います。
信頼できる人からもらう意見も参考にしつつ、自分の気持ちと相談して、どうしたらいいか考えていけばいいと思います。ただ、保護されるという選択肢があることは頭の片隅に置いておくと役立つことがあるかもしれないとカエルは思っています。

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update 2025/6/28
Q.自分の素が分からなくなってしまってとにかく自分でいる事が辛い。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分の素が分からなくなってしまってとにかく自分でいる事が辛い。一人でいても気が休まらず人といると緊張して疲れる。これが友達がとかじゃなく家族も皆だから誰とも心を通わせられなくてしんどい。こんな症状どこにも載ってなくて、私だけじゃないですか?

A.補足に「きっと自信がなくなってしまったから」という自己分析があったので、その表現から、ウ・サギはいろいろと想像を巡らせました。つまり、自信を喪失していない時期は、ある程度安定していたということかと思うのですが、安定しているときでも、本当に自分は自分でいいと思えてる場合と、自分には「これがあるから」大丈夫と条件つきで自分を支えている場合がある気がウ・サギはしています。(たとえば、夢や目標があるから、こんなことができるから、学生や社会人などの身分があるから、恋人がいるから・・・等々)
もし条件つきの安定だった場合、自信らしきものを感じればまた安定しても、それもまた何かあれば簡単に崩れるかもしれない・・・?とウ・サギは思います。だから自分がわからなくなった今、自信ではなく自分を見つけてみるのをおすすめしたい気持ちになっているのですが、つらくて疲れている状態が続くのも困りますよね……。難しいです。
ただ、自分に起こることは、症状に当てはまっても何にも当てはまらなくても、周りの環境(社会の風潮含む)と自分の心の何かしらの相互作用で生じているものなのは確かです。だから自分がどんな世界で、何を感じて、何を優先して生きてきたのかなどを振り返ってみると、何か大事な発見がありそうな気もしました。
全然的外れなことを言っていたらすみません。

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update 2025/6/28
Q.仕事も家事もやりたいと思えない自分を親は支えてくれているのに将来介護したくない自分が嫌で苦しい
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分が迷惑や負担や苦痛を押し付けてばかりとしか思えない。自分は、仕事も家事もどうしてもやりたいと思えずこなせない。そんな自分を親は仕事や家事をして支えてくれているのに、将来親の介護をしたいと思えない自分が嫌で絶望して死にたいくらい苦しいです
介護をしたくない気持ち自体は悪いものではないと思います、恩は返さなきゃいけない、なんてこともないと思います。ただ、自分は自分ひとりが許せなくて、自分が苦痛を強いてる感じや恩を仇で返している感じが苦しくて、これ以上迷惑かけてる感覚に苦しみたくないので、死ぬのは怖いけど、親が元気なうちに死にたいと思ってしまいます

A.やりたいと思えない気持ちと、迷惑を押しつけてばかりの自分を責める感覚と、きっとどちらもとても譲れない本物で、板挟みの痛みが大きいのかな・・・などとあなたのいる世界を想像していました。
参考になるかもと思って書くのですが、ウ・サギも、それほど弱ってはいないはずなのに、全然何もできない時期がありました。でもそれは、その場所もそこにいる人も実は(嫌いではなくとも)全く好きじゃなかったり、そもそもこの社会や自分という存在を生きることに何も魅力を感じられていなかったり、何か自分なりのつながりや手応えがなかったからだったと今は思います。いくら周りが自分を支えてくれていようが、つながりや感謝を抱けるかは、また別問題だとウ・サギは感じています。
あなたの場合が同じかはわからないですが、「どうしてもやりたいと思えず」にいるのは、何かその必要性や理由があるのだろうとウ・サギは思います。だからなんというか、あなたを安易に励まそうとは思っていないのですが、自然な心の働きが起こっている気がしていて、それで苦しんでいるのをもどかしく感じてしまうウ・サギです。

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update 2025/6/25
Q.家の庭でヒキガエルを見なくなったのを根拠なく親に「お前が追い回したからだろ」と言われたのだがどう思う?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.かつて家の庭にヒキガエルがよくいたのに、近年ではめっきり見なくなりました。それを知った親が根拠なく「お前が追い回したからだろ」とか勝手に言ってきます。生きかたカエルさんどう思いますか?

A.我が種族の心配をしてくださって、ありがとうございます。
お察しの通り、カエルは人間に追い回されたぐらいで退散するようなやわな生物ではありません。おそらく、気候変動を含めた環境の変化だろうと思います。(しかも、質問者さんは追い回したこともないそうですね… ※補足にそう書いてありました)
カエルとしては、カエルの心配よりも、根拠なく子どもに変ないじりをする親の方が心配です。
最近、他の質問でも見られるのですが、大人が子どもに下手ないじり発言をして、子どもが幻滅する現象が目立ちカエルは気になっていました。大人にとってみると軽い冗談のようなノリにも見えるのですが、子どもにとっては何も面白くないし、むしろ傷ついていたり心外であったり、大人への信頼を失墜させるような言動に見えることを平気でやっている節があります。
カエルもそうしたことがないよう、気をつけたいと思いますが、大人本位のいじりっぽい文化についてはもう少し研究を深める必要があるかと考える今日この頃です。

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update 2025/6/25
Q.こんな私に払うお金って勿体無いなって思う。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.これから先、高校の授業料やら大学受験費やら、親に沢山お金を払ってもらうことになる。でもこんな私に払うお金って勿体無いなって思う。だから、年度末に死んじゃえたら、かなりの節約になると思うんですが、どう思いますか?

A.ウ・サギも昔「自分にかけるお金が勿体無い。この恵まれた環境は他の誰かに使ってもらったほうがいい」と真剣に思っていたので、思考はわかる気がしながら読みました。
でも勿体ないかどうかの事実でお答えするなら、お金は使うためのものなので、何に使っても勿体なくないと思っています。なぜなら、お金を使うことで、いろんな商売が成り立っていて、またその稼いだ人がお金を使うことで、世界は回っているからです。だから、よっぽど生活に困りそうじゃない場合は、節約する方が勿体ないとウ・サギは考えます。
ただ、それはそれとして、あなたのしんどさやつらさのようなものは伝わってきましたし、気持ちは受け止めました。自分がコストや投資に見合う商品になれているのか?といった眼差しが世界で強くなっている気がしていて、ウ・サギとしてはそれに危機感を抱いています。

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update 2025/6/23
Q.お母さんに「寝るな勉強しろ」「部活やめろ」などと言われ続け辛い。最近部活が最高に楽しいのに。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.家に帰るとお母さんに「寝るな勉強しろ」「部活やめろ」「私だって疲れてんの」とずっと言われ続けて家にいるのが辛い。最近部活で良い結果が出始めて来て最高に楽しいのに。お母さんにその事を伝えたいけど話したくない。

A.部活が最高に楽しいのはよかったです。楽しく何かをできる経験は、とても価値があるものだとウ・サギは考えますし、うんうんと話を聞いて応援したいです。
とはいえ、お母さんにそんなことを言われ続けたら、辛いですね……。お母さんは心の余裕があまりに乏しいのかもしれませんが、だからといってそういった発言をしていいわけではないですし、否定や指示は子どもにとって何も良いことがないともウ・サギは思います。
伝えたい気持ちはわかりますし、話すも話さないのもあなたの自由ですが、お母さんに話してあなたが良い思いをする未来はウ・サギにはあまり見えないので、話すなら期待せずに試してみるくらいの気持ちでいくのがいいかな?とは感じました。どちらかというと、お母さん以外の、よかったね!と共感してくれる相手をどんどん探して話す方がハッピーになれそうだとも思いました。

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update 2025/6/19
Q.親が食べろとうるさくて、食べる気になれない時に無理に食べようとすると食べ物を捨ててしまう
この記事の担当 生きかたカエル

Q.食欲がない時、何となく食べる気になれない時に無理して食べ物を食べようとすると、食べ物を捨てたい衝動にかられて捨ててしまいます。
親が食べろ食べろとうるさくて、反発するように捨ててしまいます。この行動に対してどう思いますか?

A.とても、合理性のある行動だと思いました。食べたくないのに食べ物を出されたり、食べることを強要されるのですから、その状況から逃れるためには「食べ物がなくなればいい」という理論が出てくるのだろうと推測しました。捨ててしまえば、目の前の課題がなくなるわけで「なるほどね」とカエルは思いました。
食いしん坊のカエルとしては、捨てられる食べ物がもったいない(質問者の方も罪悪感が強いとのこと)という思いはありますが、食べ物より人の心を守る方が優先です。
そして、罪悪感についていうと、捨てるあなたに罪があるというより、強要する親の罪だろうと思いました。
親にそのことを伝えたい…!と悶えるカエルです。(食べたくないという子どもに食べることを強要するのだけで十分に罪なのですが、そのうえで、捨てるところまで追いつめているという罪も重なっていることに気づいてほしいなぁ)

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update 2025/6/19
Q.親(とは呼びたくない)に「血が繋がっていなかったら、お前も殺してた」とか言われた。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.虐待のニュースを見ていた時に、親(とは呼びたくない)に「血が繋がっていなかったら、お前も殺してた」とか言われた。本心でも思ってはいけないことってあるだろうし、悲しいとか通り越してこういうこと平気で言ってくる人許せん!

A.とてもまっとうでごもっともな心の動きだと思いました。ただ、口にしないで思うところまでは自由だとカエルは思うので、思うのは自由だけど、言っていいことと悪いことがあるだろうと思いました。
でも、思っているだけでも知ったからには悲しくなることも無理はないと思いました。カエル的には悲しくなるだけではなくそれを怒りの言葉として「許せない」と表明できることは力のある証拠だと感じたところです。
カエルがもう一つつっこみたくなったのは、「血がつながっているとか、いないとか関係なく、ダメなものはダメだろ」と思います。子どもの権利や気持ちを理解できる大人が増えることを願います。

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update 2025/6/19
Q.親は怒るとお前の為とか言う割に身勝手で矛盾している。独裁国家ならぬ独裁家庭ではないか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.親は怒ると躾とか、お前の為とか言う割に身勝手で矛盾しています。意見は聞くからちゃんと言ってくれと自ら言うのに、私が違うという素振りをすれば俺を悪者にするのかとこっちを悪者にする。意見を押し付ける。独裁国家ならぬ、独裁家庭ではありませんか。

A.独裁国家ならぬ独裁家庭、的を得た表現だと思いました。
家庭が他の人の入らない閉鎖的な場になってしまっていることと、子どもの属する場所が家と学校と塾くらいしかなく関わる大人が少ないこと(親の影響力が大きくなる)もあって、親の権力の暴走が起きやすい世界になっているとウ・サギは感じています。
でも独裁だと感じ怒れるあなたがいるということは、独裁国家の人民(あなた)がいなくなり、国家が崩壊する日も近そうだと思いました。

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update 2025/6/15
Q.家族がいなくなるのなら、今のうちに死にたいです。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.死にたいです。年老いた母86才
統合失調症で自ら命をたとうとした弟がいます。
弟、私は、未婚です。
家族がいなくなるのなら、今のうちに死にたいです。

A.具体的な質問内容が不明なので、ちょっと回答が難しいのですが、もしも「どうして、こんなに死にたいのでしょうか?」という趣旨の質問なら「生きることがそれだけつらいということなのでしょう」と回答しますし、「死にたいのですが、どうしたらいいですか?」という質問であれば、「誰かとつながることをおススメしたいです」と回答します。質問箱に書いて送ってくれたところを見ると、誰かとつながり、そうした気持ちをもう少し伝えることに何かヒントがあるように思いました。

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update 2025/6/15