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Q.お母さんは具合が悪いと伝えると怒ってくる。大丈夫?って優しく言って欲しかった…
この記事の担当 ウ・サギ

Q.お母さん、小さい時からずっと具合が悪いと伝えると心配ではなくひたすら怒ってくるのが辛い。具合が悪いと尚更しんどくなる。大丈夫?って優しく言って欲しかった…

A.それはしんどいですね…。自分で好き好んで具合が悪くなるわけでもないのに、怒るなんてひどい話だ…!と、ウ・サギとしてはお母さんに抗議をしに行きたくなりました。大丈夫?と優しく言って欲しかった、という言葉には切実さを感じますし、温かい(せめて冷たくない)対応をしてほしい、と感じるのは自然だと思います。
世間一般でいえば、具合が悪いときには、心配してくれる人の方が多いとウ・サギは感じています。だから、お母さんじゃない人でいいなら、大丈夫?と優しく言ってもらえる機会はこの先あるとウ・サギは思います。といっても、お母さんに心配してほしい気持ちもあるかな・・・。生きづLABOでは怒ることはしないので、またよかったら質問をください。

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update 2025/5/28
Q.親に「あなたのため」とよく言われるが、それはエゴなのか本当に私のためなのか分からず辛い
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親からの「要求」と「愛情」の境目が分からないです。
「あなたのため」ってよく言われるけど、これは果たして親のエゴなのか?それとも本当に私のためを思って言ってるのか?それが分からなくて辛いです。

A.補足にあった「あなたのため」シリーズはすべてカエル的には「親のエゴ」認定します。というのか、親から子どもへの要求は基本的に「親のエゴ」だとカエルは思っています。
もしも、親が子どもに望むことや求めることがあるとしたら、それは要求ではなくお願いや提案として表明されるべきなのです。一方的な要求や禁止や制限をすることは、権利的にはお行儀が悪い行為と言えます。ただし、子どもが経験や情報が不足しているゆえに判断ミスをすることもありますので、その際には大人が経験や情報を補う役割はあるとカエルは思います。それにしても、限りなく対等な交渉の機会が必要です。
しかし、現実としてはこうした大人としての子どもと関わるうえでのお作法(カエル的には難しい言葉として「パワーリテラシー(力の正しい活用法)」と表現しています)を学ぶ機会がないので、自分の持っている力を濫用してしまいがちです。力の濫用は英語で言うと「マルトリートメント」と表現され、それはいわゆる虐待の意味を持ちます。エゴ自体は何の問題もないのですが、エゴを弱い者に押し付けることはハラスメントや暴力になるので、質問者さんのようにつらい気持ちをする人が出てしまうため避けなければいけません。まずは、親が「これは自分のエゴだ」ということに気づくことが大切なのかもしれません。
「あなたのため」というワードはいっそのこと、禁止してしまいたい気持ちです。その言葉は使わずに表現する練習をしてみたいですね。

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update 2025/5/28
Q.なぜ、家の中で起きた虐待のような長年の殺人未遂や恐喝は、罪になりづらいのでしょうか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.なぜ、家の中で起きた虐待のような長年の殺人未遂や恐喝は、罪になりづらいのでしょうか

A.とても鋭い質問だと思います。実際にはすべて罪だとカエルは思っていますし、対策もされるべきだと思います。そのうえで、「罪になりづらい」というより「犯罪行為だと気づかれにくい」という理由を整理してみました。

①家庭が密室化していること
家庭内で起こったことは基本的に周囲から見えにくいです。被害にあった人が外に訴えても、「そんなことはない」と思われたり、家庭内の問題だから周囲の人が口出ししにくい雰囲気があります。近年、近所付き合いや親せき付き合いも減ってしまい、家庭が外から見えにくい傾向にあります。
②子どもや女性など、弱い立場の人たちの人権が軽視されている
子どもや女性など、家庭内で立場が弱くなってしまう人たちを守る考え方や仕組みが十分ではありません。子どもなら大人の方が偉いから、言うことを聞かなければならないとか、女性は家で夫に従い尽くすべきなど、偏った価値観が社会にはまだまだあります。その考え方が基盤としてあると、閉鎖された家庭内では強いものが弱いものを支配したり、従属させることに、罪悪感や間違っている感があまり起きず、むしろ正しいことをしているという常識ができてしまい、問題として浮上しにくいです。むしろ、子どもや女性がわがままを言っているなどという別の問題としてすり替えられることもあります。
③子どもが家以外で暮らす選択肢が少ない
子どもが希望した場合、家以外のところで暮らせる(ちょっと逃げられるところを含めて)選択肢があることが子どもの権利を守るために必要なのですが、そうした仕組みがあまりありません。施設か家か二極化がありますし、施設の数も多くはないことや課題もあります。
カエルとしては全国の学校に寄宿舎を作り、希望する子どもが寄宿舎で暮らせるような仕組みがあるといいと思っています。
④子育てを親に任せすぎる風潮
子育ては親がするもの、して当たり前という考え方が大きいです。そもそも、親だけで子どもを育てることは難しく、どんなに優れた親であっても親だけで子どもを育てるのは望ましいことではありません。子どもの育ちには豊かで多様な大人との出会いや関わりが必要なのですが、現代は何かと「親の責任」みたいなことが重要視され、親が知らないうちにプレッシャーを感じてしまうことも多くあります。そうしたプレッシャーは虐待を起こしやすくします。

とてもたくさん書きましたが、カエルは質問者の心の叫びを感じて、熱くなっています。心の叫びを届けてくれたことに敬意と感謝を表明します。こうした実態がもっと理解され、対策が進むように生きづLABOも活動していきたいと思います。

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update 2025/5/28
Q.毎年母の日に母に感謝を伝えていたが今年はできなかった。家族でも感謝できない時もあっていいよね?
この記事の担当 やみーペン

Q.毎年、母の日には食事を作って、母に感謝を伝えていました。今年は、母の日の2日前に、母と口論になり、心から感謝することができませんでした。罪悪感でいっぱいです。家族でも、感謝できない時もあっていいですよね?

A.感謝って自分のタイミングが必要だよね……。「〇〇の日」は普段言えなかったりする時はきっかけにしやすいけど、やみーペン的には「〇〇の日」文化苦手だから、自分のペースで感謝を伝えたい時が、「やみーペン的〇〇の日」にしてる!例えば美味しいケーキ見つけたからウ・サギに持ってく日とか!!

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update 2025/5/25
Q.親に言われたことで悲しく辛い気持ちになってしまった。辛い時、楽になれる方法を教えてほしい。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.親に自分を否定するようなことを言われて、悲しく、辛い気持ちになってしまいました。辛い時、楽になれる方法を教えてほしいです。

A.否定されて悲しい、辛い気持ちになったときに、一番てっとり早く楽になる方法は、自分(の感性、頑張り)を理解して応援してくれる人と話すことだとウ・サギは思います。といっても、そんな人がいつも身近に、またはいつでも連絡しやすい関係でいてくれれば、困ってないよ…という話ですよね。すみません。生きづLABOの質問箱は、それぞれの感じ方をいつも応援しているので、よかったらまた使ってください。
自分一人でやれる対処だと、相手の発言の価値を下げるのが、ウ・サギはおすすめです。親というのは、たぶん子どもにとって結構力が大きく、正しいことを言っているように感じてしまうから、否定の言葉が刺さるのかな…?とウ・サギは想像しています。でも親も一人の人間ですし、「○○だよ」とわかったようなことを言っていても、たかが一個人の意見です。そんなこと言ってくる親なんてキライ!と思うのもありだし、決めつけて否定してくるなんて失礼な人ねと見下すのもありだし、親自身の気持ちが荒れてて否定するようなことを言ったのかもなと哀れむのもありです。
そうやって、親の発言とちょっと距離がとれたら、あとは気分転換かなと思います。何かあなたの趣味、夢中になれるもの、好きなもの・・・とにかく、否定の発言を忘れられるような刺激になるべく浸ります。
なんて、いろいろアドバイスめいたことを書きましたが、ウ・サギは他人に言われた、否定とまでもいかないくらいの言葉で悲しく辛い気持ちになることもあるし、すぐには楽になれないこともあります。自分の気持ちをコントロールするのはなかなか難しいです…。

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update 2025/5/22
Q.勉強しない私に存在価値がないみたいに感じてしまう
この記事の担当 生きかたカエル

Q.この間塾を休んで、理由を説明しないでいたら、怒られて、行かないのなら塾の勉強を今家でしなさいと言われて、少し休んでいたらまだ全然やっていないと怒られた。勉強しない私に存在価値がないみたいに感じてしまう。

A.大人が子どもに勉強を強要したり、プレッシャーをかけたりするのは愚かな行為なのですが、人間界はその愚かさになかなか目覚めてくれないので、カエルはとてももどかしいです。受験勉強よりも、質問箱を優先し、自分の気持ちや存在価値に心を傾けることはとても有意義な時間を使っていると言えますね。自信をもってください。
ただ、大人は簡単に行動を変えてくれないので、適当に合わせたり、やり過ごしたりするスキルは役に立つかもしれません。いずれにしても、今感じている違和感や苦しさはとても大切ですし、カエルはそんなあなたの味方であることは声を大にしてお伝えします。

update 2025/5/21
Q.弟がやって許されることも私は親に怒られる。人だから好き嫌いはあると思うけどやめてほしい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親が弟のほうが好きで、扱いが違います。弟がやっても許されることをしたら、私は怒られるんです。人だから、好き嫌いはあると思うけど、やめてほしいです。

A.本当にやめてほしいとカエルも思いました。
そして、「好き嫌いはあると思うけど」と相手の立場への理解も示したうえで、「やめてほしいです」と要望を伝えるスタイルに感服しました。「弟ばっかりひいきしやがって、ふざけるな!」と一方的に批判するのではなく、相手に対する想像を働かせてお願いという形で気持ちを伝えることは、大人が見習った方がよいアサーティブな表現だと思いました。(もちろん、素直にふざけるな!という権利も子どもにはあるとカエルは思っています)
もしも、伝えられそうなら、そのように伝えてみたらどうだろうかと考えるカエルでした。

update 2025/5/19
Q.母がテストで1位をとるのを当たり前として、姉と比較して強制してくるのが嫌
この記事の担当 生きかたカエル

Q.新学期にテストで1位を取れなかった。母に「頑張りなよ」と言われた。1位をとることを当たり前として姉と比較して強制してくるのが嫌です。でも逆らったら怒られてしまうので言えない。このモヤモヤを聞いてほしかっただけ、質問でなくてすみません。

A.それはとても嫌ですね~。嫌だって思うのは当然です。比較と強制は子どもの敵だとカエルは思うのですが、世の中では子どもに対して比較と強制を安易に持ち出す習慣がたくさんあって本当に困ってしまいます。子どもへの比較と強制をやめようキャンペーンを張りたいです。
そういう大人に対して、子どもはどんどん逆らってほしいとカエル的には思うのですが、怒られるのを承知で逆らうのもコスパが悪いので、質問箱でよければ活用ください。質問じゃなくてもいいのですよ。どうぞ遠慮なく。

update 2025/5/19
Q.お母さんが年齢に合わない言動ばかりして、きついからやめてって言うと超怒る。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.お母さんが年齢に合わない言動ばかりする「にゃん」とか「ぼくちんは〜」とか。ほんときついからやめてって言うと超怒る。いつもはヒステリックだけど…うーんどっちでいられる方がいいのかな…

A.かなり個性的な母ですね。どうやら「やめて」と伝える方が逆効果っぽいので、心の中で唱えておくぐらいにした方がよさそうです。ひょっとしたら、「やめて」の反応を面白がって、ひどくなる可能性もあります。
カエルとしては、母と言っても別人格なので、その人の表現は尊重するのが基本だと思います。見るに堪えない場合は、できるだけ見なくていいような工夫が必要かもしれません。
ただ、カエルの周囲にも、身近な人の身なりや言動を恥ずかしがる人がいますが、カエルはとても不思議に思います。身内と言えども自分ではないわけですが、身近な人のことを自分の一部とかつながったものとみなす感覚があるのでしょうかね。また、周囲もそういう見方をする傾向があるからなか?とあれこれ考えてしまいます。

update 2025/5/15
Q.お母さんはよく私と兄たちを比べる
この記事の担当 ウ・サギ

Q.社会人の兄と姉は2歳差でずっと一緒だった。私と兄たちは最低でも10歳差で家には私1人。お母さんはよく私と兄たちを比べるけれど、2人と1人は違くない…??って思う。

A.2人と1人は違いますし、1人と1人だって、人間はそれぞれに違います。だから比べられるものではないと思いますし、立場の強い側(親)が弱い側(子ども)を堂々と比較してそれを言葉にしてしまうなら、それはちょっとキケンなことだとウ・サギは感じています。自分の価値が、何か特定の能力や資質、行動によって決まってしまうような不安を、子どもに植え付けてしまうかもしれないからです。
あなたについては、違くない…??と思えているようなので、比較に負けていないとちょっと安心もしましたが、比べられるのは何かしらイヤな気持ちのするものだろうと想像しています。それにしても、なぜ人間界ではここまで比較が流行してしまったのでしょうね……

update 2025/5/15