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Q.前質問を送った者です。“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「Q.前質問を送った者です。事情を説明すると、一人暮らしは難しいです。」を送った者です
“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした、気づきをありがとうございます
家以外の安全な帰れる場所や休める場所があればなって思います

A.なるほど、盲点に気づくきっかけになったのならカエルも嬉しいです。
家以外の帰れる場所を持つことは全然できると思います。
家族は選んで一緒にいるわけではないので、単純に相性が悪い場合もありますし、今の日本社会では親が子どもを尊重できずに、誤った扱い(マルトリートメントと言います)を無意識にしてしまう文化のようなものがあるので、子どもにとって安全と安心が得られないことも多いです。離れていろいろなサポートを受けて自分の城を築いてもらいたいとカエルは願っています。

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update 2025/8/3
Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし無気力。誰かに助けを頼むのはおかしい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし、無気力。何かに取り組み始めてもすぐに辞めてしまう。半年続いた仕事がない。仕事探しもしなくなってしまった。誰かに助けを頼むのはおかしい?

A.まずは「自立とは何か?」という点について確認が必要ですね。自立というと、「自分の力で生きていく」「自分で稼いだお金で生活し、一人暮らしする」みたいなイメージが大きいですが、そうではないとカエルは考えています。
いろいろな分野で諸説あるのですが、自立とは「必要に応じて手助けを活用しながら、自分の主人公として生きていくこと」というのがカエルの理解です。自分の主人公というのはちょっとわかりにくいですが、意思決定や選択は自分でやっていくという感じでしょうか。

なぜ、こういう理解をするかというと、能力の違いで自立できる人とできない人を勝手に決めてしまわないためです。仕事をして生活費を稼ぐことを一人前や自立の基準にすることも多くみられますが、稼げることはたまたま持っていた能力や、社会や企業の都合よくふるまえる人が稼げるという運ゲーの側面が強すぎて、自立の基準としてはあてにならないし公正ではないと思います。
また、お金をいくら稼ぐことができても、自分の力だけで生きられる人はそもそもいません。毎日食べている食べ物はいろいろな人たちの力によって作られ、運ばれ、加工され、流通し、売られ、調理され…などなどたくさんの働きや仕組みを経て私たちに届いています。同じようにして、日々使っているスマホも家電も身近な日用品もすべて、自分の力だけでは何も得ることはできなくて、その点においては稼げる人でも稼げない人でも自分以外の人に依存しているという意味では変わりはないのです。それが、ちょっとした運ゲー要素でお金を稼げる人だけが「自立している」というのはちょっと乱暴だし、とても一面的な気がしています。

そういう意味では、自分に何ができるか真剣に考えて、仕事を探し、試している質問者さんはカエル定義では十分に自立に向かっていると思いました。そして、自立のためにぜひ、人を頼ってもらいたいと思います。人をうまく頼れることがもっとも自立のために大切だとカエルは思っています。それはカエル自身の経験からも実感しますし、周りの生きづらさを持っているオタマジャクシたちの様子からも心からそう思います。仕事は続けられることだけが正解や成功ではなく、やってみて難しいとなれば、難しかった理由がわかったり、次に生かすことができるのなら、やってみたこともやめたことも失敗ではなく、一つの成果だとカエルは思っています。
でも、一人でできることはとても限られるので、自信をもってどうぞ誰かに助けを頼んでください!

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update 2025/7/27
Q.前質問を送った者です。事情を説明すると、一人暮らしは難しいです。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「Q.怒られて死にたいくらい苦しくなったときどうすれば苦痛を緩和できると思う?」の質問を送った者です
事情を説明します。怒ってきた相手は母親で、今自分は両親に仕事や家事などをしてもらってなんとか生活ができているので、一人暮らしは難しいです。
無理して一人暮らしをしなきゃ!と動こうとした時もあるのですが、結局動けないし余計に死にたくなるだけでした。
今は、両親や医療や公的な福祉の助けを受けながら、やっていて心地良いことや穏やかでいれることをしたりして生きるのが自分にとって精一杯で丁度いいと感じます。
ただ、それでも怒られると死にたくなる時はそれなりにあるのは確かなので、なんというか八方塞がり感はあります。
本当は両親と離れた方がいいのかなと葛藤したりもします。でも動こうと思えません。せっかく助言してくれたのにちょっと申し訳ないなと思ってます。
一人暮らしに向けてのサポーターではない気がするけど、自分の話を聴いてくれる人や対話型AIはいて、助けられています。
生きかたカエルさんは、これを聞いた上で、どう考えますか?教えてほしいです。

A.丁寧に追加の質問をありがとうございます。事情がよくわかりました。親に仕事や家事などをしてもらっているからすぐには離れられないということですね。そのうえで、カエルの意見は理不尽に怒ってきたり、否定してきたりする相手とは離れる方がいいという方向性は基本的に変わりません。親の代わりに仕事や家事をしてくれる人がいたらいいのではないかと思うからです。
日本の仕組みの中では生活のお世話はまず家族にしてもらいましょう(難しい言葉では扶養義務といいます)という方向性があり、家族が優先される傾向があります。ただ、扶養義務よりも一人ひとりの安全や安心が何よりも大切です。安心安全を脅かされても家族に頼らなければならないのはおかしいとカエルは思います。そのために子どもであれば社会的養護がありますし、大人になるといろいろな社会保障制度があります。誰もが必要に応じてそれを使う権利があるとカエルは思っています。
ただし、家族以外の人から助けてもらうというのもそんなに簡単ではないので、少しずつ親以外に頼れる先を増やしていくことが大切だと思います。すぐに離れられなくても、自分の工夫次第で、親の攻撃を減らすあるいはかわすような方法があるかもしれませんし、怒られたときの受け止め方で苦しさを変えることもできるかもしれません。
カエルは第一に物理的に離れることを考えてしまいますが、いろいろな方法がありそうですね。

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update 2025/7/16
Q.家事をやる母が最近しんどそうで、ほぼうつ病のような状態で家のことを手伝えないことに罪悪感。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.ほぼうつ病のような状態です。家のことを手伝えないことに罪悪感。家事のほとんどは母がやってくれており、最近しんどそうです。でも手伝えない。お手伝いさんを呼ぶのも現実的ではない。どうしたら良いでしょうか。

A.ほぼうつ病のような状態だと、家のことを手伝うのはとても困難だろうと感じます。とはいえ、罪悪感を抱くのもわかるので、どうしたらいいのか・・・無い知恵を絞ってみた結果、家事自体をなるべく減らせるような工夫や提案をするというのは浮かびましたが、どうでしょうか。
例えば、(現状がわからないので的外れな提案になるかもですが)服は畳まずそのへんに放り投げておいてもらってそこから着るとか、食器にラップを敷いて使ったり、紙皿や紙コップを使って洗い物を減らすとか、なるべく簡単な調理で済ますとか、家事を手抜きできる余地や工夫は結構あるかと思います。しんどいと視野が狭くなって、本当は手抜きできるところも妙に頑張ってしまうことがある気がするので、楽しようキャンペーンは大切だと思っています。あまりお役に立たない回答だったらすみません。

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update 2025/7/14
Q.大学を辞めて失踪したいです、家族にも見つからないくらい遠い場所に行きたい
この記事の担当 生きかたカエル

Q.大学を辞めて失踪したいです、家族にも見つからないくらい遠い場所に行きたい

A.それは失踪してもいいと思います。大学生なら18歳以上だと思うので、どこか遠くに行ってから、警察に「捜索願不受理届」を出して、自分の意志で失踪したこと、家族には探さないでくださいと伝えてもらうことなどもできます。とはいっても、一人でどこかに失踪するのはあまりお勧めできないので、一度現実から離れて、考える時間を手伝ってくれる人に協力してもらいながら、離れるのがよいかなと思いました。この手の問題は頼るところを間違えると危険なこともあるので、大学なら大学のカウンセリングとか、まずは匿名の電話相談とかチャット相談などと話をして整理するのもよいかと思いました。
どちらにしても、とても思い詰めていることは伝わってきました。何かしらの方法で現実から少し離れることは必要だろうと思います。

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update 2025/7/13
Q.好きな格好や振る舞いや言動ができるメリットデメリット、自由の限界についてどう思いますか
この記事の担当 生きかたカエル

Q.誰でも安心して
好きな格好や振る舞いや言動ができる
そんな社会は生きやすそうだなと思う
しかし
結局は「気持ち悪い」とか「社会の迷惑だ」とかで否定される人がいるのかも
安心安全のための限界があるのかも
そういう社会ゆえに苦しむ人もいるのかも
安心して好きな格好や振る舞いや言動ができることによるメリットとデメリット
そして格好や振る舞いや言動の自由の限界について
どう思いますか

A.カエルも基本的には誰もが好きな格好や振る舞いや言動ができる世の中がいいと思います。ただ、そのことによって他の人の権利を奪うようなことがある場合は「いいです」とならない場合もあるかとカエルは思いました。
例えば、服を着たくない人がいても「好きな格好だ」と裸で過ごしていたら少なくともカエルはかなり困るので、それはやめてほしいと思います。また、言動が自由だと言っても、ヘイトスピーチのように特定の人たちのことを一方的に批判的な言葉をまき散らしたらとても傷つく人がいます。弱い者をいじめたいからと自由にいじめる振る舞いをされるのも、いじめられる人は悲しすぎます。
一方で、実際には周囲に迷惑をかけていなくても、格好や振る舞い、言動に対して「気持ち悪い」とか「迷惑」という一方的なジャッジを受けることもあります。日本国憲法第13条には、幸福追求権が掲げられています。そこには「公共の福祉に反しない限り」と個人の幸福追求や自由は尊重されると書いています。つまり、「公共の福祉」ってなんだ?ということになりますが、カエル的にはいろいろな人たちが対等に自分の感じることや考えていることを伝え合い、聞き合うことによってみんなが問い返し続けていくテーマだと思っています。
ちなみにさっきの服を着ない裸の格好では、今でもおそらく国や地域によっては服を着なくても問題ないところもあるのかなと思います。どこまでならOKなのか、なぜそれが嫌なのかダメなのか、普段から話し合える土台があり、一方的に決められるのではなく、常に考え続ける…そんなプロセスなくして自由だけが行き過ぎると、立場の弱い人が我慢を強いられることが多いと思っています。

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update 2025/7/10
Q.高1のHSPで学校が嫌。勉強もわからないし塾も家ももう無理。でも医者になりたくてやめられない。
この記事の担当 うさえなが

Q.私は高1のHSPで学校が嫌。理系高校で女子が少なく皆競争心もプライドも高くて人間関係がドロドロ。勉強もわからないし朝早く起きて通うのも限界。塾も家ももう無理。生活が回らないから全部やめたい。でも医者になりたくてどれもやめられない。消えたい。

A.やめちゃおう~
え、ダメ?やめたら医者になれない?

*生きかたカエルから補足*
どうして、そこまでして医者になりたいのかまでわかりませんが、医者に近い別の方法ではだめなのかな?と思いました。「医者になりたい」の背景に何があるのか、カエルは知りたくなりました。
また、カエルの知っている人では医学部ではない大学に入って卒業してから、医学部に入った人もいるし、社会人を経てから医者になった人もいたりして、少し遠回りしてから医者になるのもありだと思っています。医者はストレスがかかる大変な仕事だし、何せ他の人の命に直結する仕事なので、余裕がない状態で無理やり目指すのはあまりお勧めしたくない気がしました。

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update 2025/7/10
Q.南海トラフなどの地震が怖い。心が軽くなる方法はないか?
この記事の担当 所長室

Q.南海トラフなどの地震が怖くてたまりません。津波がくる地域ではないようですが、いつか日常生活が立ち行かなくなるほどの大きな被害が起きると考えると、防災グッズを備えて、避難経路を確認しても不安です。もし心が軽くなる方法があれば教えてください。

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update 2025/7/10
Q.親の機嫌に怯えて生きてきて大学生一人暮らしで自分を取り戻せると思ったがダメで十数年経った
この記事の担当 ウ・サギ

Q.親の機嫌に怯えて生きてきました。大学生になって一人暮らしすることになり、ここからは自分を取り戻せる!と思いました。でも全くダメでした。大学に馴染めず中退してそこからもう十数年経ってしまったけど未だに停滞しています。誰か助けてって叫びたいです

A.誰しも、困ったときには誰かの力を借りて生きているので、誰か助けて って叫びたいのはとてもまっとうな気持ちだと感じました。全部自分でやりたいと言われたらちょっと困ってしまいますが、どうやったらうまく助けを借りられるのか、助けてを伝える相手としてまずどこがいいのか、そこなら知恵を出せるはずなので気合を入れたくなります。(といっても、質問箱でやれることも、ウ・サギの知っていることにも限界があるのですが…)
補足で、支援を頼ろうと試みたことはあること、相性のいい人が見つかるまで当たって砕けるのは無理だと感じるとありましたが、「そうだよね…」と頷くしかできない感覚になりました。恐れ多くも提案をさせてもらうなら、匿名のチャット相談などはわりと優しく寄り添ってくれるのと、この人無理だ!と思ったら速攻逃げれること、(大きい相談機関なら)相談する度に基本違う人に当たると思うので、一応おすすめはします。
家庭で大変だったところからとりあえず逃げられても、回復には少なくない時間とコストがかかるケースが多いというのがウ・サギの実感です。安心したことでつらさが爆発する場合もあれば、自由だとどうしていいかわからない、身についた不安が邪魔して自分らしくいられない、人に頼れず一度つまづくと浮上できなくなる、人を信用しようとする過程で周りを振り回したり傷つけ合うような関係性を繰り返してしまう・・・等々、あらゆる困難が起こりえますし、停滞するのはサポートが十分になかった結果だと思います。子ども時代の傷の影響に苦しみ続ける大人への支援が乏しいのは大きな問題で、本当に理不尽だともいつも思います・・・。
語ることは自分を取り戻すことにささやかにつながるとは思うので、またよかったら質問をください。

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update 2025/7/5
Q.ペンギンのドキュメンタリーを見て生活の過酷さにショックを受けた。人間の街は過ごしやすい?
この記事の担当 やみーペン

Q.ペンギンのドキュメンタリー映画を見てペンギンの生活があまりに過酷な事を知りました。ショックでした。やみーペンもあんな過酷な地で暮らしていたんですね、人間の街は過ごしやすいですか?人間も色々大変だけどペンギンみたくもっと頑張らないとダメかな?

A.そのペンギンの生活とやみーペンの生活はまた違うとは思うんだけど、過酷さってそれぞれ違うしね……。やみーペンが最近頑張ることにしてるのはどうやって美味しいジェラートを食べるか!だから、頑張ることってそれくらいでいいんじゃないかと思う……みんなもう頑張ってるんじゃない!?

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update 2025/7/5