Q.自分はレズビアンですが、SNSで「トランス女性が恋愛対象にならないのは差別」という投稿が蔓延ってるのはなんなのでしょうか。身体の特徴で恋愛対象は決まるし、指向は選べるものではありません。
A.ウ・サギはSNSを見ないので、どこまで蔓延っているのか、誰がどういう理由で言っているのかはわからないところですが、「SNSの場における」セクシュアルマイノリティを巡る言論は、極端な発信が時々含まれるようには感じています。現在のSNSは広告ビジネスである都合上、ユーザーの滞在時間を少しでも長くしたいという側面があり、様々な人が様々な立場からモヤっとする(いわゆる炎上しやすい)投稿が、どうやら積極的に回ってくるようになっているとウ・サギは認識しています。だからSNSでの言論というのは、SNSへ依存させようとする力学のうえで、刺激によって脳を乗っ取れてしまったような状態の人が増えて、尖ったり濃くなっていくのかもしれない……とウ・サギは最近仮説を立てています。
投稿がある理由はわからないですが、「自分にとって選ぶことのできないもの」を差別だと言われたら、ウ・サギは困っちゃうなあ……とは思いました。そもそも恋愛対象は選べないものであり、性別だけでなく、容姿や身長など、それぞれに理不尽な注文があるものだとウ・サギは認識しています。そこには、たとえば同じ異性愛の中だとしても、びっくりするくらいバラエティーがあるし、個人として恋愛的に惹かれるか惹かれないかを差別とみなすのは話が違うはず……?とは感じます。
ただ、実際に不当な差別をされて弱っている状態だと、人として自由である範囲の区別や考え方と、ここからは社会的な抑圧や差別であるというものの境目が、とても難しくなってしまうようにも経験的には思うので・・・。発信する側にも切実な感情が背景にあるのだとウ・サギは推測しますが、だとしたら、それを差別だと責めるのではなくアイメッセージで、抽象的な論ではなくまずは自分の経験から、みんなが発信できるような仕組みや文化をつくりたい……と最近ずっとぐるぐるしています。
回答:ウ・サギ

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