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記事の担当 ウ・サギ
Q.高校生FTMです。ホルモン治療している人が羨ましくて仕方ない気持ちとどう折り合いをつければいい?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.高校生FTMです。ホルモン治療している人が羨ましいです。早いうちから不可逆的な治療はリスクが高いと思って、まだしていないのですが、ホルモン治療している人を見ると羨ましくて仕方ありません。この気持ちと、どう折り合いをつければいいですか?

A.羨ましい気持ちとの折り合い・・・難題ですね。ウ・サギは何か羨ましい気持ちがあったかな…?どう折り合いをつけているかな…と考えてみたのですが、羨ましい存在をなるべく見ないことと、あとは羨ましく見えても実はそんな素敵なものじゃないかもしれない…と想像することで自分を守ろうとはしていると思いました。
ウ・サギはホルモン治療してる人から直接話を聞いたことがありますが、身体的な負担はやはり結構あるということでした。とはいえどんなリスクやデメリットがあろうと、羨ましい気持ちが消えるわけではないですしね……。ウ・サギは「羨ましい」に限らず、やり場のない気持ちは、小説とかに書いてどうにか発散したりはしてました。わかっているけどどうしようもない…!という激しい気持ちは、創作にぶつけるのはわりとおすすめです。

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update 2025/6/11
Q.死にたいと簡単に言うのはいけないというが、どの程度なら死にたいと言っていいのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死にたいと簡単に言うのはいけないと言うけれど、どの程度なら死にたいと言っていいのでしょうか?そう言う人は、死にたい人の感情を大丈夫だと決めつけて、蔑ろにして、後回しにしているだけだと思います。

A.どこの誰がそんなことを言っているのかわかりませんが(そういうことを言ってくる風潮が社会にあるのはわかります)、気持ちを言うのは自由だとウ・サギは思います。それが「簡単に」言っているかなんて、他人から評価できるものではないですし、もし死にたいと感じたことのない人がそんなことを言っているなら、あなたの言うように、死にたい人の感情を後回しにしている行為だと思います。
ただ、大丈夫だと決めつけてるとか、蔑ろにしているという感覚ではたぶんなく、単純に「そんなことを言われてもどうしたらいいかわからない」「私の心を動揺させないでくれ」といった防衛反応みたいなものかなとウ・サギは思っています。(それは結果的には、蔑ろにする行為ではあるのですが)
どの程度なら死にたいと言っていいのでしょうか?という問いに答えると、どの程度でも言っていいとウ・サギは思います。でも、相手のキャパや経験値が不足していると、死にたいと言っただけこっちが傷つく場合があるので、言って自分が損をしそうなら自分にとって「言わない方がいい」ときはあるかもしれません。

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update 2025/6/9
Q.就きたい仕事の会社に受からない。就きたい仕事がなくて焦ってる人がいるのに自分の悩みは贅沢?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.就きたい仕事があって、その仕事ができる業界受けまくっても、なかなか会社に受からない。周囲には、就きたい仕事がなくて焦っている人がいるのに、自分の悩みは贅沢なものなのだろうか。

A.悩みが贅沢なのかどうかですか・・・なるほど。結論からいうと、どんな悩みも全然贅沢じゃないと同時に、誰かにとっては贅沢であるというのがウ・サギの考えです。そして、自分の悩みを贅沢だと感じる誰かには配慮したほうがいいことはあっても、自分の中で「贅沢かな」「他の人はもっと大変」などと責めたり気持ちをおさえこむことには、(たぶん)何も良いことがないと思うので、比べるのはやめようキャンペーンをウ・サギとしてはやりたい気持ちです。
配慮についてもう少し具体的な話をすると、何か悩みを話すときには、その悩みトピックについて、自分の方が恵まれていないだろうか?とチェックしてからウ・サギはなるべく話すようにしています。つまり、あなたの悩みについて言えば、就きたい仕事がなくて焦ってる人や、就職活動したいのにできない人などに対してだけは、あまり言わないほうがいいかな…という話になります。ウ・サギは、たとえば忙しいという悩みを話したい場合は、自分より忙しい相手と、働きたいのに働く機会と巡り会えてない相手には、話さないようにします。
でもそれは「その相手に話す」のはやめておこうというだけの話で、悩みは悩みだし、つらいものはつらいので、気持ちをおさえたりすることは全くしなくていいと思います。強い希望があるのにそれが叶わない状況は、葛藤が大きく、大変なものだろうとウ・サギは想像しています。

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update 2025/6/9
Q.親に好きなことを否定されて疲れる。行きたい高校があってしてるはずの勉強が嫌になる。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.今年は受験で、自分が行きたい高校があるから親には塾も行かせてもらってるけど、自分でやってるはずなのに勉強が嫌になる。親に好きなことを否定されて、そんなことやっても何にもならないとか言われるのも疲れる。何もしたくない。

A.「そんなことやっても何にもならない」なんて否定の言葉をかけられたら、疲れて当然ですし、ウ・サギもいくらやりたいことでもやる元気が出なくなりそうです……。あと、疲れてる中で誰かに否定されたら、何もかも嫌になるときもあるので、嫌になるのも自然な現象だと思いました。
相手の好きなことを否定するのを全員がやめたら、世界はもう少し優しく、健康に回り始めると思うのですが…。誰とどんな関係だろうと相手の好きなことを否定するのはNGだと思いますが、親が子どもの好きなことを否定するのは、法律で禁止してしまいたいです。そして、違反した人には、好きなことを否定するのが子どもにどんな悪影響をもたらすかレクチャーして、育ちを応援するための関わりを練習してもらいましょう。

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update 2025/6/9
Q.1週間ほど涙が出ることが続いていてどうしたらいいですか?生きていたくないです
この記事の担当 ウ・サギ

Q.1週間ほど涙が出ることが続いてて
どうしたらいいですか?
生きていたくないです

A.どうしたらいい・・・難しいですね…。心身がかなり消耗してると思われるので、適切に休んだり何かを頼ってほしいという気持ちですが、そんなことができたら最初から苦労してないよ…という状況だろうとウ・サギは想像しています。
涙を感じながら、自分で「つらいんだな」「悲しいんだな」と自分の痛みに寄り添ってあげるくらいしか、ウ・サギには浮かびませんでした。涙が出るまでに至っただけの苦しみ、周りへの不信、傷つきなどがたくさんあったかと思いますし、それをどうにか少しでも発散したい、癒されたい、と思って体が働いてくれているのだとは思います。

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update 2025/6/9
Q.彼氏に「真面目すぎる」って振られたんだけど……
この記事の担当 ウ・サギ

Q.彼氏に「真面目すぎる」って振られたんだけど……うち別に真面目ってわけじゃないと思うし、なんなら真面目って誠実ってことでいいとこじゃね?って思うんだけど……だれかうちの真面目なとこも好きになってくれ〜!!

A.その理由、なんだか微妙に納得しづらい……とウ・サギは思いました。
とはいえ言葉のニュアンスも、その言葉に抱く感情も人によって様々なので、彼氏にとっての「真面目」は、交際する相手にはあまり求めていない要素なのかもしれません。
ちなみに、ウ・サギ的には、あなたは感情表現が素直で、真面目かはわからないけど真っすぐな印象を受けました。

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update 2025/6/9
Q.カウンセリングを受けるのもいいかも、と先生に言われたが迷っている
この記事の担当 ウ・サギ

Q.精神的な事情で病院にかかっています。カウンセリングを受けるのもいいかも、と先生に言われましたが、迷っています。カウンセリングくらいしかもう打つ手はないのかもな、なら受けようかな…という気持ちなのですが、こんなときはどうしたらよいでしょうか。

A.カウンセリングといっても方向性は実はバリエーションがあるので(傾聴、EMDR療法などのトラウマ治療、認知行動療法などの行動療法・・・etc)、一概に何と言うのは難しいですが、ウ・サギがカウンセリングを利用した経験についてまずは書きますね。
ウ・サギが話した心理士さんは傾聴タイプで、ひたすら受容的に「うん、うん」と聞いてくれるのがベースでした。軽いアドバイスっぽいものは時々ありましたが、向こうから踏み込んだ質問をされることや、踏み込んだ意見を言われることは全くなかったです。だから、否定されずに話せる場、身近な人に漏れることなく個人的なことを話せる場としては、とても役立ってくれました。一方で、治療と呼べるものや、回復につながるものだったかというと、そういった側面は薄かったと思います。ウ・サギの場合は完全に休んでいたところから徐々に外の世界に出ている時期で、生活に結構ストレスがあったので、その生活を支えてくれるものとして、カウンセリングがあったと今振り返ると思います。(徐々に自信がついたり回復のきっかけをもらえるのは、むしろ生活の方からだったと思います)
周りから聞いた話では、カウンセリングが回復の大きなきっかけになったという場合もあれば、自分一人のために時間をとってくれて構ってもらえるのが嬉しい!くらいのシンプルな役立ちもあれば、逆にカウンセリングでイヤな思いをした、という場合もあります。
つまり結論としては「カウンセリングがどんな風にどれくらい役立つかは人それぞれ。でも、最低限信頼できる、相性の合うカウンセラーさんと話せるなら、何かしらの前向きな価値はある」というのがウ・サギの考えです。
だからウ・サギとしては、それほど期待せず試してみて、合わなかったら辞める、というのはどうでしょう?と思いました。何がどう役立つかはやってみるまでわからないし、精神のことに即効薬のようなものはたぶんないと思うので、無理ない範囲で、いつでも逃げる準備OKで(治療に限らず)いろいろ試すのはわりとおすすめです。

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update 2025/6/4
Q.どんな人も休みたいときに休めれば、「みんなつらくても頑張っているのに」から解放されるのではないか
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どんな人にも休みたいときに安心して休める選択肢があればいいのに。その選択肢があれば、今この瞬間、休んでいると扱われる状態にある人も、「みんなつらくても嫌でも苦しくても頑張っているのに」から解放されると想像するのですが、どう思いますか。

A.とてもその通りだとウ・サギは思いました。本当にそうだなあという気持ちで、「その通りすぎる」以外の言葉がすぐには出てこないくらいです。
どうしてここまで、つらくても嫌でも頑張れ、みたいな風潮が強まってしまったのでしょうかね……。休みたいときに休むことに何か問題があるとしたら、全員が休んだら社会の機能がストップしてしまう、働き者の誰かに負担が集中してしまう可能性がある、くらいかと思うのですが、休みたいときに休めてみんなが健康な心身を保っていたら、必要な助け合いや分担は自然とできる気がします。
何に追われているのか、何を課されている(ように感じている)のか・・・何か、本来は必要ないものが私たちを息苦しくさせている気がしてならないウ・サギです。

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update 2025/6/4
Q.自分が普通ではないことを思い知ってとてもつらくなる。みんなみたいにできない自分が嫌い。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分が普通ではないことを思い知ってとてもつらくなります。みんなみたいにできない自分がすごく嫌いです。
いわゆる、普通に憧れていて中学は行ったり行かなかったりを繰り返していたのに全日制の公立高校を自分で選んで受験しました。(うちの地域では公立の高校に行くことが一般的でした)もう3年生になりますが、2年の途中からだんだんしんどくなり、疲れが酷く体力がなくなり思うようにやらなければいけないことができない生活を続けています。たまに休みながらこの生活を続けてきましたが、それにも疲れてきて全部放り出してにげたくなってしまっています。すっごく逃げたいけれどここで辞めるのは少し悔しい気持ちもあったりします。うまく生きられない、やっぱりみんなと同じ生活ができない自分がとてもきらいです。

A.何を「普通」とするかは諸説ある気がしますが(あなたがこの話で言っているのは全日制の公立高校に行くことですね)、「普通」には、そうありたいと思わせる魔力、そうでなければまずいと不安にさせるパワーがどうやら強くあるようだ、というのは経験から感じます。実際に普通と呼ばれるものからズレたら不利益がある場合もありますし、時に無言で、時に露骨に「普通じゃないのは良くないこと」というような圧を社会が発しているのも、残念ながら事実だとも感じます。
みんなと同じ生活をできる自分でありたかった、そうできない自分がきらい、という気持ちはウ・サギとしては100%受け止めました。ただ、中学高校というのは人によってはかなりハードな環境なので、きっとあなたの何かに合わないのかな…?と感じています。例えば大学だとわりと環境の質が違うので、何か変わることもあるかなあとか、3年生まで来てるなら辞めて高卒認定とってその後の進路に向かうのもそんなに難しくないかも?とか、環境次第であなたの思う「うまく生きる」に近づけるパターンもあるのではないだろうかなんて考えました。でもウ・サギは「うまく生きる」というのは、自分に合った生き方を見つけることだと思っていて、世間のいう普通にみんなが適応しなくてはならない(人が努力して自分を変える)という方向性ではなく、みんなが自分にとっての普通、自然体で生きられるために生き方が多様になってほしい(社会が変わるべきだし、変えていきたい)とは考えています。
とはいえ、憧れは簡単に消えるものでもないだろうし、きっとその中にはあなたの切実な何かが含まれているのだともウ・サギは思います。だから、憧れている気持ちはどこからくるのか、うまくいかないと思うのはどの部分で、何が原因で疲れているのかなどを、誰かと一緒に考えてみる機会があるのが大切なのかな・・・とも感じました。またよかったら質問をください。

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update 2025/6/4
Q.母との会話にモヤモヤした。なにが誰がおかしいのか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.部活に真剣になる人について。下に母との会話を載せました。心に引っ掛かりを覚えて、なんかモヤモヤします。なにが誰がおかしいんでしょうか。

A.会話が見えないと解説が難しいので、補足の内容をここに書かせてもらいますね。

母:部活に一生懸命になって学業が疎かになって困ってる親がいるらしいよ。せっかく進学校に入ったのにって
私:別に部活頑張ったってよくない?それはそれで
母:いいよ?あなたの人生だから
 勉強しなくたって別にいいよ?
 だったら大学に行く必要なんかないよね
 Fランに行くなら専門学校で職を身につけたほうがまだマシだよ
私:、、、、、、

ウ・サギが気になったのは、とりあえず以下3点です。
①勉強を他の何より大切なものだと強く信じていそうな母の価値観
②その価値観を自分以外の人にも押しつける姿勢
③押しつける気満々にもかかわらず、「あなたの人生だから」と表面的には自由を持ち出してくる矛盾
他にも細かいツッコミはいくつか出来そうですが、自分の価値観を正しいと強固に思い、それを察させるような圧で押しつけるのは、多様な考えがあること、他の人にも他の人の価値観や生き方があることを軽視しているとウ・サギは感じます。ウ・サギのあり方も否定されているように感じてモヤモヤしますし、それを親→子という力関係がある中でやるのは本当にやめてほしいところです……。
ただ、逆にウ・サギの考えにモヤモヤする人もいるかと思います。だからどの考えが正しいみたいな話ではなく、大人は子どもに対して(立場の強い人は立場の弱い人に対して)モヤモヤを言ってもらえるような関係、自分と合わない考えだとしてもどうしてその考えをするのかを聞いたり想像する姿勢をもつことが、きっと大切なのだとウ・サギは思います。だからあなたがモヤモヤを伝えても受けつけなさそうな雰囲気が母から感じられるのが、もしかしたら一番のモヤモヤかもしれないですね。

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update 2025/6/4