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記事の担当 ウ・サギ
Q.最近ふと小学生の頃に友人から性被害に遭っていたのを思い出した。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.最近ふと、小学生の頃に友人から性被害に遭っていたなぁと思い出しました。今まで思い出しても自分が悪だと忘れようと責めてきましたがなぜそう思ってしまったのでしょうか。日々死にたいと思う要因の一つにはこの経験が入っているのでしょうか。

A.大きな心の傷、とくに性被害について、「自分が悪い」と罪悪感を抱くケースはウ・サギとしてはわりとよく聞く話です。ウ・サギは専門家ではないので、細かなメカニズムや心理までは解説できないのですが、人間の心の機能として、どう受け止めていいかわからない、受け止めきれないショックを「自分のせい」と意味づけて抑え込む、というのは一つの防衛本能なのだろうとは感じています。
ただ、それは誰かに頼れないときに自分を守るための方法で、本当に自分を守るためには、気持ちを誰かに受け止めてもらう中で、中立で自分に優しい意味づけを見つけていく必要があるようにも思います。
日々死にたいと思う要因に性被害の経験がどれくらい入っているかはわかりませんが、死にたいという感情は、今目の前のことだけでなく、これまでの経験の影響を受けている場合が多いとウ・サギは考えています。言葉にできない、気づけないから、全部ひっくるめて「死にたい」という感情に結晶化してしまう、というようなイメージです。
今のあなたは過去自分に起こったつらい出来事を捉え直せそうな(そのための安全や余力がなんとか確保された)タイミングがきたのかも…?とウ・サギは感じました。それはどんな出来事のどんなダメージについてのことでも、自分の「死にたい」のサイズを小さくすることにつながるとウ・サギは感じています。

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update 2025/8/24
Q.恵まれて何不自由なく生活しているのに死にたいなどと感じてしまう私はおかしい?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.恵まれて何不自由なく生活しているのに死にたい・消えたい、学校に行きたくないと感じてしまう私はおかしい?

A.何もおかしくないとウ・サギは思います。例えば、物質的に恵まれていることや、愛されて育っていることや、どんな素晴らしいと思われる生活でも、100%生きやすさを保証するものにならないというのがウ・サギの考えです。
でもそれ以前の話として、補足を読んだところ、あなたの「恵まれて何不自由なく生活している」という認識は、ウ・サギの思う「恵まれている」とは違いがあると思いました。

これは、この質問回答を読んでいる全員にも伝えたくて書くのですが、「自分は恵まれているのに…」と考えるのは、
①身体の安全が今も昔も保障されていた(暴力を受けていない)
②自分の好き・嫌い、やりたい・やりたくないを遠慮なく言える(言葉や、または雰囲気で、自由な発言を制限されていない)
を③行きたくない場所やいたくない場所があったとき、そこに離れる選択をするのが難しくない(生き方、暮らし方がいわゆる「普通」から外れているものも、それを否定されずむしろ応援してもらえる)
少なくとも、この3つを満たしてからにしませんか?と、ウ・サギは提案したいです。

このどれか1つでも守られていないなら、安心して自分が自分らしく生きられていないとウ・サギは思うので、それは十分死にたい気持ちにつながるつらさとなると考えています。もちろん、この3つを満たしている場合だって、死にたいと深刻に思うこともあります。
あと、そもそも、学校はあまり行きたいと思える場所ではないとウ・サギは思っています。だから学校に行きたくないのも全然おかしくなく、行かない子にも何も悪い点や問題はなく、行きたいと思えないような学校になってしまっている、という点に大人たちは向き合ってほしい・・・とずっと考えています。

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update 2025/8/24
Q.自分の気持ちを歌詞みたいに書き出していたらクラスの人にナルシなどと言われた
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分の気持ちを歌詞みたいに書き出していたらクラスの人に見つかって、「きもっ、賢い気取り?」とか「ナルシすぎる」とか、ずたずたにされました。それ以来自分の気持ちを整理する事ができず、もやもやしています…

A.その言葉はなかなかグサッときますね…。誰にも見られないところで書き出していれば安心?とは一応思いましたが、言われた言葉がよみがえってくるなどして、歌詞みたいに表現するのも自分の中でためらうようになったという感じでしょうか。
ちなみにウ・サギも、歌詞みたいな詩で自分の気持ちを整理していた時期があったので、仲間を見つけて勝手ながらちょっと嬉しくなっていました。学生時代に歌詞みたいに気持ちを書き出していたという友達もいるので、歌詞スタイルで気持ちの表現・整理をするタイプは一定数いるように思います。
仲間がいるからといって何があるでもないかもしれませんが、きもいことでも賢い気取りでもナルシでもなく、歌詞スタイルが自分に合う自己表現で、その自分に合う方法で一生懸命気持ちの整理をしようとしているという話だとウ・サギは思います。そもそも歌詞みたいに書き出すことで誰かを傷つけるでもないのだし、どんな自己表現をしようがそこにああだこうだ言わないでくれ~~!とも叫びたくなりました。

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update 2025/8/24
Q.アセクシャルです。ある出来事を話したらアセクはそういうの平気そうなのにと言われた。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.アセクシャルです。ある都市に行ったら、露骨なポーズの裸婦像があって、思わず目を背けました。そのことを友達に話すと、アセクはそういうの平気そうなのにと言われました。

A.アセクシュアルといっても(どんな名前のセクシュアリティだろうと)個人によって違うので、「アセクは~」と語る時点でそもそも間違いがあるように感じますが、その友達のアセクのイメージもちょっと不思議ですね…。性的なものを見て動揺や反応をするのは、性に関心がある人だけだ、みたいなイメージなのでしょうか。
定義としても、アセクシュアルは「他者に対して」性的欲求を抱かないというものなので、性的なことに無関心・無反応であるとは必ずしも限らないのが本来の意味のはずです。用語だけはなんとなく知ったつもりでも、ちょっと理解がズレていることって結構あるよなあと、他のことも振り返ってぐるぐる考えてしまいました。
名前をつけると、生きづらさはわかりやすくなるとは感じるのですが、本質的な部分や個別性が少し軽んじられる弊害もあるので、なかなか難しいところです。

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update 2025/8/24
Q.頼れる人が欲しい。母は自分を理解してくれようとしてるがズレてる気がする。これは我儘?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.周りに自分のことを理解してくれて、頼れる人が欲しいです。母は理解しようとしてくれるのですが、なんかちょっと次元がズレてるような気がします。これって我儘ですか?

A.いえいえ、とくに我儘じゃないと思いますよ。逆にいえば、人間はみんな同じ我儘を抱えていると思います。自分のことを、自分の思っているように理解されたい、というのは人間の自然な欲求だとウ・サギは感じています。
ただ、自分を自分の納得できる次元で理解してくれる人は、そこまでたくさんいないようには思います。例えば、認知や感情の個性や育ってきた環境があまりに違うとか、距離が近くて期待や関心が入りすぎて理解がバグるとか、そもそも理解する余裕がない状態にあるとか・・・または、片方が精密な理解を求めるタイプでもう片方がざっくりした理解で大丈夫なタイプだと「理解した」という感覚そのものがズレている場合もあるかもしれません。だから、「この人に」絶対に理解されたいんだ、と願うとお互いに苦しくなることはあるのかもな・・・とは感じています。
母の次元がズレていると感じるのも、理解してくれて頼れる人が欲しいのも、全く我儘じゃなく、自分の気持ちや感じ方がしっかり働いている証拠だとウ・サギは思います。もっと母に自己開示してみて精度の高い理解を求めに行くのか、母はそこそこでいいと割り切って他を探すのにエネルギーを注ぐのか、そのあたりの戦略も自分の直観に従って選んでいっていいのかなと思いました。

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update 2025/8/21
Q.悪夢を見ることが多くて悩んでいます。どうしたらよくなりますか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.悪夢を見ることが多くて悩んでいます。
いつも現実的な悪夢で、夢で見た場所と同じ場所は、怖くて避けてしまいます。
もう寝るのが嫌です。どうしたらよくなりますか。

A.ウ・サギもまあまあ悪夢を見る方だと思いますが、どちらかといえば非日常・非現実的なものを見るタイプなので、現実の方にまで影響が及ぶのはとても大変そうだと感じました。
悪夢はメンタルからの影響も部分もあると思いますし、その場合解決はそう簡単ではないかもしれませんが、最近ウ・サギが注目しているのはフィジカルからの影響です。というのも、体を痛めて寝返りがうまくうてなかった時期に(今は元気になりました)、悪夢率が増加しまして・・・。体と夢は連動している!と、とても実感したところでした。
敷布団、かけ布団、枕などの寝具。どんな寝巻を着るか。照明、音楽、匂い、温度、湿度などの環境。寝る姿勢、寝る前に何をするか・・・寝ることについての物理的な要素は本当にたくさんあると思います。何が自分に合うのかを探す道のりは果てしない気もしてきましたが、とにかく体がリラックスできれば、悪夢の率は多少なりとも減るのではないだろうかとウ・サギは考えています。お金をかけないで始められるところだと、寝る前のヨガなんかも良さそうです。
あとは現実と夢の見分けが完全についたら、悪夢との付き合いも少しは楽になるのでしょうかね……。昔ウ・サギは夢の中で夢だと気づいて、夢の中で目を瞑ることで、別の夢を見るというテクニックをもっていた時期があったのですが、ここ数年は何度も同じ悪夢を見ているのに夢だと気づけず、夢の中で恐怖で絶望しています。物語でよく見られる描写だと、ほっぺたをつねって痛かったら現実みたいな見分け方もありますが、これは夢の話、これは現実の話、と区別がつきやすくなる何か良い工夫を見つけたいウ・サギです。

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update 2025/8/21
Q.自分の存在がときどき嫌になり、卑屈になる
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分の存在がときどき嫌になります。この前友達が手を繋ごうと言ってくれた時も、「私に触れるの気持ち悪くないのかな?」とか思って、そう思った自分の卑屈さが嫌になりました。

A.ウ・サギも時々「自分なんてゴミカスなんだモード」に入るので、それとちょっと似ていそう…?でも全部が一緒でもないよなあ、と思いながら考えを巡らせています。ウ・サギの場合は、根っこのところでは自分の存在がいつも嫌で、日常のタスクやちょっとした自己肯定を感じる出来事で誤魔化せている時間が多いだけ、というのが自己分析なのですが、あなたの場合はどうでしょうかね…。ただ、卑屈になってしまうと不便だし疲れてしまうのは間違いないので、なるべく抑えられるなら抑えたいところだよなあ、とは感じました。
まず、考え方でちょっとでも抑えるなら、
・相手がどう思うかは、自分にはコントロールできないものだから仕方ないと言い聞かせる(自分がベストを尽くして善意での行動をしていても、不快に思われることもありますし、相手の感情はいつでも相手の問題で自分の問題ではないのは事実だと思っています)
・気持ち悪いなら手をつなごうとそもそも言わないだろう、などと事実に基づいて認知を修正する(相手がどういう性格なのか、自分だったら他者の様子をそこまで気にするのか・・・冷静に考えてみれば、根拠の弱い不安はあるかと思います)
というアプローチは浮かびましたが、考えてみるほどに、「ときどき」嫌になるというところに注目するべきかも?とも感じてきました。卑屈さが出るのは、もしかしたら疲労が溜まっているなど、コンディションが悪いサインなのではないか・・・?と。だから卑屈な思考にあまり真正面から対抗せずに、「卑屈な時期に突入しているなあ」と、一歩離れたところから自分を見るスタンスをとってみるのもいいかもしれません。

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update 2025/8/18
Q.親戚との集まりであの子は○○大学に行って~など聞くとドロップアウトした自分は劣等感。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.歳の近い親戚との集まり。あの子は〇〇大学へ行って〜あの子はこんなに成績優秀で〜なんて聞いていると、学校からドロップアウトした自分は劣等感を感じる。すごく負けず嫌いだから。劣等感というか罪の意識まであるかもしれません。

A.学歴や成績の人生(の充実)への影響はかなり限定的だとウ・サギは思うので、そういうのをちやほやする風潮にはなんだか不思議で仕方ないという感覚がずっとあります。就職先の選択肢を広げる一つのカードくらいにはなるのでしょうが、自分らしい人生を生きる上で、もっと重要なことや汎用性が高いスキルはいろいろあると思います。例えば自分の気持ちがわからなければ、嫌なことを避けることも好きなことを見つけることもできませんし、バランスのいい価値観や広い視野がないと、何かでぽっきりと折れるリスクもあれば、無自覚に他人を傷つけるリスクもあります。
それに、自分の成績を比べ合うならギリギリわからなくもないですが、自分の子どもや親戚の成績を気にしたりそれでマウントをとったりするような行為は、本気で訳がわからないです……。子どもの成果は自分のものということなら、家族を所有物や従属物として扱っていると感じますし、それは子どもの成長に百害あって一利なしだとウ・サギは思います。
ちなみにウ・サギも学校ドロップアウト組ですが「あなた(思考停止で学校を重んじる大人)たちが信じてるほど、学歴にも学校にも意味はないですから…!それを証明するために、あなたたちより充実した日々を生きるし、成長し合える機会を子どもたちと一緒に作ります」と闘志をずっと燃やしています。勝ち負けにはいろいろな種類や考え方があるので、学歴以外の勝ちを一緒に目指しませんか?と、誘いかけたい気持ちになりました。

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update 2025/8/18
Q.なんか色々ありすぎてメンタル限界。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.なんか色々ありすぎてメンタル限界。

A.補足を読んだ感じ、求めていることが何もうまくいかない…という感じなのかなと受け取りました。自分ではどうしようもないものに振り回されているような、何かを渇望するような気持ちがあなたを引きずり回しているような、そういった印象をウ・サギは抱きました。
あくまで質問の情報に対してのウ・サギの感覚ですが(だからズレているかも…感覚が合っているかの自信はないです)、「色々ありすぎて」の出来事に目を向けすぎると、不安や満たされなさが大きくなって出口がなくなりそうかも・・・とちょっと感じました。その色々が「どうして自分にとってダメージになるのか」、自分のこころの動きについて目を向けてみると、もしかしたら何か見つかるような、でもそもそもそんな心の余裕もないような、あれ・・・ちょっと何を言っていいのかわからなくなってきました。すみません……。

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update 2025/8/18
Q.性の悩みがつらい。知りたい事が載っているサイトが出来たら良いなぁーと思います。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.性の事の悩みがつらい。私が知りたい事が載っているサイトもないです。私が知りたい事が載っているサイトが出来たら良いなぁーと思います。

A.性の悩みを相談するのは抵抗を感じやすいかと思うので、知りたいことが載っているサイトがあったら・・・というのは確かにそうだなあと納得しました。調べてみても載っているサイトがないなら、自分でどこかに相談するしかないにしても、もし知識的なことだと誰でも答えられるというものでもないですし、生き方みたいな答えがほしいなら多様な人の意見を聞いた方がいいかもしれませんし……考えるほど悩ましくなってくるところです。
ウ・サギとしては、今のところ載っているサイトもないという、知りたいことがどんなことか純粋に気になってしまいました。今後の参考にしたいので、知りたいことをよかったら質問箱に送ってください。質問内容に「非公開で、回答不要」などと書いてもらえば、回答せずに意見だけひっそり受け取ることも可能ですよ。

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update 2025/8/18