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Q&A > ウ・サギ回答のQ&A
Q.穏やかに生きるのも安楽死するのもどちらも選べる世界になってほしい。どう思いますか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私は、この世界では安楽死どころか、穏やかに生き延びることすら過酷だと感じる。
穏やかに生きてゆくことも、穏やかに安楽死することも、どちらも選べる世界になってほしい。
叶わないのかもしれないけど、
切実に切実に願ってしまう。
どう思いますか。

A.読んでいる人に誤解を招かないように補足を少し説明すると、穏やかに生きることが可能な社会設計にし、安楽死において弱者の排除が起こらないのを最大限配慮した上での、穏やかな安楽死を選べる世界を切実に願っている、というのがここで望まれている安楽死の肝となっています。(ウ・サギはそう理解しました)
また、質問の趣旨は、安楽死制度についてのディスカッションではなく、それぞれの気持ちや自分のあり方が尊重される世界であってほしい、という願いだとウ・サギは受け取りました。願うことは自由ですし、補足を読んだ印象としては、質問者さんの人生経験や愛情に基づいた祈りとして「穏やかに安楽死するのが選べる世界」があるのを感じています。そこに含まれる切実さはひしひしと伝わってきますし、どう思うかと言われたら、質問者さんがそう感じるのは理解できるし、これまで生きてきたこと・考えてきたことをリスペクトする気持ちになりました。
それら全てを受け止めた上で、ウ・サギの感覚もちょっと書かせてもらうと、穏やかに安楽死を選べる社会設計を考えるのに自分がリソースを割ける日は来ないだろうとだけは感じています。それは安楽死への賛成反対の話ではなく、(世界規模で考えるととくに)最低限の暮らしさえ守られない人があまりに多すぎて、それに対して自分は最低限を守られているのにかかわらずあまりに力不足で、一生かかっても最低限を全ての人に保障しそれを維持するだけで精一杯・・・どころか、そこまで行けそうにないと感じているからです。まあ勿論やれると信じているからやってはいるんですけどね。
ただ、こういった個々の願いや気持ちを語れる場があること、それについてオープンに対話の機会があることは超大切だと思っています。質問ありがとうございました。

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update 2025/10/27
Q.「Q.親に虐待されていて、体を傷つけるのは親不孝という考えを学び~」の質問に共感しました
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「Q.親に虐待されていて、体を傷つけるのは親不孝という考えを学びリスカを始めてしまった。」の質問に共感しました。基本的にはウ・サギさんと同じ感想でしたが、どこか現状に抗う反骨精神のような物を感じたのでその姿勢に尊敬の気持ちを伝えたいです。

A.質問ありがとうございます。どこか反骨精神のようなものを感じたのは、実はウ・サギも同じでした。
補足に「問題がありそうなら掲載しなくても大丈夫」と気遣いがありましたが、大丈夫だと感じたのでそのまま載せさせてもらいますね。

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update 2025/10/27
Q.すごーく好きな趣味があるが共有しても楽しめなかったり予算オーバーしたり、いい趣味なのか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.すごーく好きな趣味があるんだけど、周りと共有しても一緒に楽しめなかったり、イベント会場でテンションが上がって予算オーバーしてグッズを買ってしまったり…これって精神的にいい趣味なのか?

A.趣味は精神的にいいとは言えないものもあると思いますが、好きならそれはそれでありなのではないでしょうか、というのがウ・サギの考えです。ウ・サギは昔とあるスポーツ選手が大好きで応援していましたが、好不調の波が激しく、ちょっと怠慢だったり態度悪いところもあったので、精神的に削られることの方が多かったです。どう考えても精神的にいい趣味ではなかったと思います。(ウ・サギとしては、それらを補っても余りある魅力を感じてはいたのですが)
自分の好きは勝手に湧き上がるものだと思うので、離れたいなら一度離れてみてもいいし、やっぱりやりたくなったら戻ってもいいし・・・精神や金銭が振り回されることは確かにデメリットでも、そこまで心惹かれるものがあることは一つのギフト(才能)だとは感じました。
(補足に趣味の詳細がありましたが)趣味界隈に自分と同じ年代性別の属性が少ないこと、一部の人の態度のせいで世間での評判が良くない場合もあることは、どうにも不便だしちょっと市民権ないしでつらいですよね……。ウ・サギは言っても盛り上がる余地のないマニアックなすごーく好きなものがあり、グッズとかもほぼ無い界隈なので、自分の中でだけ趣味を抱きしめています。

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update 2025/10/27
Q.どうして私は親から離れられないんですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.どうして私は親から離れられないんですか?小学生くらいの時から、親に迷惑をかけたくなくて早めの自立を目指していて、でも自立しようとするとそんなことしなくていい、一生親のお金で暮らせって言われるし、かなり疲れ果てています…。

A.「どうして」という問いはとても興味深いものだとウ・サギは思っています。どうしてという発想は「本来ならこうできるはずなのに」という理想や想定があることで登場すると思うからです。親から離れられない方が普通と言われていたり、できないなら絶対にできないなりの理由があるのだと捉えられる世界なら、「どうして」とすら思わなかったり、「どうして」も自己嫌悪などの伴わない純粋な自己分析の言葉になるような気がします。
話がズレてしまって失礼しました。できないのは、しない方がまだトータルでは負荷が軽いのか、するエネルギーが足りていないか、しないことが実は一つの意思表示なのか、いろいろな説があるとは思います。全然違うかもしれないし、混ざっているかもしれません。でも自分のモヤモヤや引っかかりって本当に大切なことなので、ちゃんと引っかかり続けること、掘り下げてみようとすることは自分を大切にする行為だと思っています。

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update 2025/10/25
Q.死のうって思う自分と死のための行動をするのが怖い自分がいる。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.死のうって思う自分と死のための行動をするのが怖い自分がいる。

A.ウ・サギは死のうって自分は「楽になりたい、疲れたよ」って自分に近いと思っています。でも死のうと行動をするのは楽じゃないし疲れるので、死にたいと死への行動は意外と仲が悪いというか、逆のことをやろうとしている部分があると思うのです。
死という選択肢以外に、楽になれる方法がすぐに何個かあればいいのにといつも思います。

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update 2025/10/25
Q.前質問した者です。どうやったら寂しさを自分で満たせるようになるのでしょうか。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.「大好きな人と離れなきゃいけないけどどうしたら仲良くなれる?」と質問させてもらった者です。「自分の寂しさや満たされなさで増幅される」という部分にすごく心当たりがあったので、まずは自分を満たしたいと思いました。小さい頃から自信がなくて今は他人に依存しがちなのですが、どうやったら寂しさを自分で満たせるようになるのでしょうか。

A.満たされなさや寂しさで増幅された「好き」の取り扱いは難しいですよね。ウ・サギもわかったような顔(?)で質問回答ではいろいろ言っていますが、自分自身が増幅していた時期に取り扱いが上手だったとはとても言えませんし、どうやって少しずつマシになったかもよくわかっていない部分もあります。
似たようなことで悩んできた仲間と自分の経験から考えると、何か所属感の持てる場所が見つかったりとか、ささやかに役に立った経験とか何かが無理なく続けられた経験とか、「満たされる」「自分に自信がある」というよりは「自分がいてもいいんだな」「まあこんな人間だけどやっていけるかもしれないな」みたいな感覚が見つかっていくのがポイントには感じています。とはいえ最初はそんなものでは満足できないので、寂しさを危うい形で埋めるときもありながら、ふらふらと進んでいく道のりなのだとは思います。

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update 2025/10/25
Q.スタッフとは少し話せるけど同じパートさんには挨拶ぐらいしかできず距離感に悩んでいる
この記事の担当 ウ・サギ

Q.就労継続支援A型事業所に今月から通いはじめました。サポートしてくださるスタッフさんには質問したり少し話せたりするのですが、同じパートさんには挨拶ぐらいしかできず、距離感に悩んでいます。

A.ウ・サギも距離感についてはあまり得意分野ではないですが、コミュニケーションは技術の問題よりも、相手と話したい・相手のことを知りたいという思いがあるかの部分にポイントがあるのだろうと最近は考えています。だから、この人のことちょっと知りたいなとか、これについて今話したいなとか、自然に自分の心が動いたら挨拶以上の会話をしてみる感じで、距離感みたいなものはあまり考えないくらいが丁度いいのかも…?と思ったりしました。
ちなみに、生きていくためという次元で考えれば、何かしらの形で(誰かに手伝ってもらうでも可)、意思表示ができて、必要な情報のやり取りができれば、それ以上は無くても問題ないというのがウ・サギの考えです。
今月から通い始めたのですね。新しい環境、新しい人間関係・・・ウ・サギはそういった変化に弱めの民なので「お疲れさまです。どうか無理なさらず」と声をかけたくなりました。

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update 2025/10/25
Q.奇声をあげながら追いかけたり急に叫んだりする人がいて怖い
この記事の担当 ウ・サギ

Q.奇声をあげながら追いかけたり急に叫んだりする人がいて怖く、その人は発達障がいがあります。もちろんそうなっちゃうのは仕方ないし、しない人もいるのは分かっています。けど発達障がい関連の記事や人を見てると、わかんないけど怖いです。

A.自分の理解を超えた振る舞いをされたり、追いかけられて怖いと感じるのは自然なことだと思います。実際に怖い経験があったとき、その人の属性ごと怖い対象となるのも、それこそ仕方ないことだとも感じます(例えば他には、男性恐怖とかが該当しますね)。
でも、問題は発達障がいがあるないではなく、その人個人が自分に合った学ぶ機会や、自己コントロールできるような環境が足りていない部分にあるとウ・サギは考えています。というのも、今の社会は発達障がいの人にとって学びづらい環境や、過酷な環境になっていて、もう日々暮らすだけでストレスいっぱいの状態になっている人もいるのです。質問者さんもそのあたりを理解、想像しているから「そうなっちゃうのは仕方ない」という言葉があるのだと思いますが、この記事を読んでいる人が発達障がいについて偏ったイメージを持たないために、ちょっと書かせてもらいました。
発達障がいがあることで生きづらさやストレスを感じている人が多くいる社会であること、そうならない社会づくりを考えていくのは大前提として、同時に「こわい」と感じてしまう人が気持ちを話せる機会も大切だとウ・サギは思っています。追いかけるのはダメにしても、(他の方法で難しいなら)奇声をあげたり急に叫ぶことで自分を落ち着かせるのはありかなとウ・サギは思っていて、ただ、それは周りの人が説明された上で理解できたり、怖いと思ったことを言えたり、お互いの気持ちや事情が尊重されて成り立ってほしいと思っています。

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update 2025/10/23
Q.友達に恋愛関係の話をされると戸惑い、ノリ悪いなーみたいな反応されてしまう
この記事の担当 ウ・サギ

Q.もしかするともうある質問かもしれませんが、友達に恋愛関係の話をされるとすごく戸惑います。そうしているとノリ悪いなーみたいな反応されてしまって。そういう時ってどうやり過ごせばいいんでしょう…

A.恋バナに乗れない問題ですね・・・なるほど。ウ・サギも生きかたカエルも恋バナを楽しめない派閥なので、うんうんと頷いています。ちなみに、もうある質問と同じても似ていても全然OKで歓迎ですが、こういった質問は初めてになります。
やり過ごし方・・・恋や愛が全くわからない興味もないという話ではなく、複雑な思いを抱えていることが補足に書かれていたので、そうなると単にテクニックとして好きな人がいるふりをするのもまた違いそうですしね…。(ウ・サギは適当に見た目の好みとかで、好きな相手を設定していたときもあります) 
恋愛に関することに複雑な葛藤を抱えている人もいれば、他者に恋愛感情を抱かないアロマンティック、性的欲求を抱かないアセクシュアルの存在もありますし、恋バナが無条件に楽しく盛り上がれるものとしてここまで市民権を得ているのに抵抗をしていきたいウ・サギです。
友達がこれからも長く付き合いたい信頼できる相手であれば、事情をやんわりと正直に伝えてしまうのもありだと思いますが、そこまででもないなら、同じような思いを抱えた人と「恋バナつらい」で盛り上がる会を開催できたら一番良いのかなあとウ・サギは感じました。それぞれ事情や思いは違えど「恋バナの圧に苦しむ会」に入会したい民は実は結構いる気がします。今後の活動で考えてみたいです。

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update 2025/10/23
Q.おねしょしてしまうのが怖い。不安を和らげる方法はある?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.おねしょしてしまうのが怖い。7年くらいしていないんですが寝る前トイレにいかないともらしてしまうんじゃないかと不安で、それにトイレにいった後も水を飲むと不安になってしまいます。不安を和らげる方法はありますか?

A.不安は本当に、厄介な存在ですよね…。あいつ(不安)の困った点は、いくら理屈や対策をそろえたところで、和らいでくれるとは限らないところだとウ・サギは思っています。場合によっては多少和らぐこともありますが、頭でわかってもどうにもならないから自分ではお手上げだし、周りからも「どうして不安になるの?」と戸惑ってしまうときもあるのかなと感じます。
おねしょの怖さのポイントがもし布団を汚すことなのであれば、念のためおねしょパンツを履いておくのが一つの対策になるのか?とも思ったのですが、どうでしょうか。あまり詳しくないので、変なことを言っていたらすみません・・・。
また、不安の根本は、誰にも頼れない、人に笑われるのが怖い、劣っていると見られるのが怖いなど、何かしら恐怖の原体験がベースにあって、それがたまたま何かへ向くだけなのかもしれないともウ・サギは思ったりします。まず怖さや不安という感情がとにかくあって、それがその人の個性や経験によって、おねしょに向いたり、鍵を閉めたかや、清潔かどうか、メールで怒られるかもしれない妄想(ウ・サギはこの傾向があります)に向いたりするのかなあと。別に失敗してもいいやと思えるメンタルがあれば、不安もどこかに消えていってくれるのかもしれないと感じたりします。
あまり和らげる方法は答えられなくてすみません。

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update 2025/10/23