Q.どんなことでも何かをすることを強いられるのが嫌
するかしないかを選びたい
どうしても自分で選べないなら助けが欲しい
するのが当然、してないとダメって空気が嫌
してなくても生きていけるし生きていていい
という常識を
何事にも求めている気がする
A.本来、我々には「自由」があるはずなのですが、今の社会ではその基本的な自由が人によってかなり制限されているという現実が苦しさの根本かもしれません。
1998年にノーベル経済学賞を受賞したインドの経済学者のアマルティア・センは経済発展は人の自由を拡大する方向に向かうことが大切だという考え方を提唱しました(めっちゃざっくりの説明で専門家に怒られるかもしれませんが、カエル理解ではそうです)。お金も自由を手に入れるための手段ですが、いつしかお金が経済の豊かさの指標になってしまって、お金があれば…という錯覚を起こしています。お金の存在が私たちを不自由にしている側面もあります。どんな人にとっても自由が保障されて、そのうえでの選択や責任というものが機能するとカエルは思います。こういう説明をすると「自由=自分勝手」と誤解する人がいるかもしれませんが、自由とは、理不尽な制約や不当な扱いを受けないことを示すとカエルは思っています。現段階では理不尽や不当な扱いが多いのが現状ですが、そのことにあまり気付いていなくて、問題が起こると締め付けようとする傾向にあります。自由とは何か?という問いについてもっと考えていく必要があると思いますね。
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update 2025/12/16