Q.なぜ私は怖いものを怖いのに見たがるのでしょう。怖いものを見た時、最初は何とも思いませんが、その後急に怖くなります。風呂にも入れないし一人の空間にいられないので正直生活に支障をきたすくらい怖がっています。しかしまた怖いものを見たくなるのです。
A.怖がりなのにホラーを見る層は結構いる気がするので、支障をきたすくらい怖くなるとわかっても怖いものを見たがるという事象は案外自然なことなのかも…?とまず思いました。個人で見ていったら理由は様々かとは思うのですが、その行動は矛盾しているようで、実は合理性や意味もある、という感じがします。
もう少し考えると、ホラーだけでなく、鬱マンガや鬱ゲー、胸くそ系など、見たら気分が落ちるものもジャンルとして成立していますよね…。(ウ・サギは怖いものは避けるタイプですが、鬱系のものは時々見ちゃいます)
人間は危険を避けるために、基本的に快よりも不快や恐怖を強くインプットするらしいですが、それが不快や恐怖だとしても、何かに圧倒されたり耽るのは一つの現実逃避としては有用なのかもしれません。現実がすごく大変じゃなくとも、考えないといけないこと、やらなきゃいけないことはどうしてもあるので、どんな方法だろうとそれを完全に心から追い出す時間があることは、生きるためのバランスを保つのに役立つような気もします。
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