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タグ相談・支援等
Q.多くの人の居場所候補になりたいんですが私でもだいじょうぶですか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.将来、心理カウンセラーみたいなことをしたいです。
理由は、私自身、辛くなったときに居場所が少なかったからです。
多くの人の、居場所候補になりたいんですが、こんな私もだいじょうぶですか?

A.ウ・サギは居場所をいる側も作る側もいくつか経験してきましたが、いてもいなくてもいいよの空気がある場所が落ち着いた気がします。また、人はどうしても相性はあるので、多くの人の居場所となりたいなら仲間がいた方がいいかと思います。
なので「私が」居場所候補になると気負いすぎず、「私自身が心地よい」場所やつながりをつくっていけばその先に「多くの人にとっての」居場所ができているかもしれません。

update 2024/10/15
Q.ひとのこころがよくわからない私でも相談員になれますか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私も相談員になりたいです。
でも私は、ひとのこころがよくわかりません。
こんな人間でも、なれますか?

A.誰にでもこころはあるので、自分のこころのことを深く知っていけば、ひとのこころについて一緒に考えることもできる気がウ・サギはします。
最近読んだ何かに「コミュニケーションの基本は自分を知ること。自分を知ってないとコミュニケーションは始まらない」みたいなことが書いてあったのですが、自分的には納得度が高かったです。
だからひとのこころをわかりたいなら、自分のこころをわかるために、いろんなものに触れたりいろんな人と対話をしてみるのをおすすめしたいです。
この前似たような質問にカエルさんが答えていたので、よかったらこちらもご覧ください。

update 2024/10/2
Q.障害が社会のあり方の問題ならば、なぜサポートを受けるのに障害者手帳が必要なのか
この記事の担当 生きかたカエル

Q障害が社会のあり方の問題ならば、なぜサポートを受けるのに障害者手帳が必要なのでしょうか。
困りやすい人を見つけるより、今困っている人を見つけて話を聞いた方が、助けてもらう方も嬉しいと思います。

A.なかなか興味深い質問です。
福祉制度の多くは税金を使って支援をするために、その制度を使うのは誰なのか「対象」を限定して、適切に税金を使うための基準が必要になります。障がい福祉の場合は、その基準を満たしましたというパスポート的なものが手帳ということになります。
だから、手帳は「困ったときに支援を受けられますよ」という準備済みの証明みたいなものだと思います。必要な時に使うとよいかと思いますし、必要ないのなら返納もできます。
確かに困っている人を見つけて話をきく方法もあるかと思いますが、困っているというのに気づかない場合もたくさんあります。また、福祉制度はすぐに使えないこともあって、予めすぐに使える準備として手帳のようなパスポートが必要な側面もあるのですよね。
まぁ、使いにくいことや手帳を持つことへの差別みたいなものもあるので、単純ではないと思いますが、使えるものは便利につかうというのがよいかとカエルは思っています。

update 2024/9/26
Q.将来インターネット相談の受け手をやりたいです
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私も将来、インターネット相談の受け手をやりたいです。
人を慰めたりすること、人が何を、どんな言葉を望んでいるのかよくわからない、こんな人間でもなれますか?

A.なるほど
カエル的には、相談は相手の望んでいる言葉を伝えることではないと考えています。相談は、相手が何を望んでいるのか、気づいたり、考えたりする「ささやかなお手伝い」をするものです。もし相談が救ってくれたと感じていたとしても、それは相談の力を借りて、本人が自分を救ったのです。
誰かが誰かを助けたり、救ったりすることはできません。(だから、誰かを助けたいといった自分の欲求や希望で相談をやるのは、あまり健全ではないとカエルは考えます)

「人の望んでいることがわからない」ことは、逆に相談には有利になるかもしれません。なぜなら、わからないことを相手に聞いて、一緒に考えることができるからです。
自分は「わかる」と思ってしまうのは、恐ろしいです…

update 2024/9/19
Q.頑張り方がわかりません。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.頑張り方がわかりません。今困っていることは確かだけど、何をどう頑張れば乗り越えられるかわかりません。人に相談するのも苦手です。あまりにも何もわかっていないから相手を半ギレさせてしまう可能性があるからです。どうすればいいかずっと考えています。

A.困っているときに、何に困っているかをわかったり相談することはなかなか難しいことだとウ・サギは思います。というかそれができないから困ってるんだってば…!と言いたくなるくらいです。

何をどう頑張れば…というのも難しい話ですが、何をどう頑張るにしても(もしかしたら、心を休めることを頑張る必要があるかもしれません)、やはり自分を知るのがまず第一ステップのように思います。
「困っているのは確かなのですが、それをうまく言葉にできないので手伝ってほしいです」と伝えれば、まっとうな人ならキレずに協力してくれるはずです。周りに大丈夫そうな人がいなければ、今はSNS相談や電話相談なんかもいろいろあるので、使ってみるのも手だと思います。

こういった相談以外の場で吐き出してみるのもいいですし、他の生きづらい人の話を読む中で気づくこともあるかもしれないですし、いろんなものの力や知恵を借りて考えられたらいいのかも…?と思いました。

update 2024/9/3
Q.弟に依存されている気がする。消耗し合うような関係を辞めたい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.弟に依存をされている気がします。消耗し合うような関係性を辞めたいです。お互いにとって良い選択は何でしょうか。

A.依存をされているような気がすることと、消耗し合うような関係性を辞めたいということを自覚している時点で解決のスタートラインに立派に立っているようにお見受けしました。
ただ、現実的に難しい事情もあるが故、「分かっているけれど、どうにもならない」という気持ちもあるのだろうと推察します。
大切な点として
①第三者に手助けしてもらうこと
②物理的に離れること
この2つが挙げられると思いました。
カエルとしては、あなたがこのように自覚し意思を表明している点を根拠として、あなた自身が家を出ることを推奨したいです。(家を出るための参考記事はこちら
弟さんのことは心配かと思いますが、それは第三者(支援者)に任せていいと思います。

update 2024/8/26
Q.相談窓口は、最後は結局「身近な人に相談してみましょう。」で終わる気がします
この記事の担当 生きかたカエル

Q.いろんな相談窓口があるけど、最後は結局「身近な人に相談してみましょう。」で終わる気がします。そんな人がいないからどうしようもなくて利用したのにな、と思います。どうやってそんな人を見つければいいんでしょうか。誰も信じられません。

A.おっしゃることはごもっともですね。
どんな相談窓口の人がどんな意図で「身近な人」を引き合いに出したか分かりませんが、最後の一言がそれであれば「これにて相談は終わります」のあいさつに近いような気がします。
言っている側が相手の気持ちに気づいていないことも多いと思いますので、「そんな人がいないから、どうしようもなくて利用したのにな」と伝えてもらえると助かります。ただ、言いにくいことではありますよね…苦笑
こうして、質問という形で教えてくれたので、これを見た相談に携わる人たちが我が身を振り返ってくれることを願います。

update 2024/8/22
Q.うまく立ち直れないままに大人になってしまった人間はもう救いようがないですか。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.小さな頃から生きづらさを感じてうまく立ち直れないままに大人と呼ばれる年齢になってしまった人間はもう救いようがないですか。働くこと、選ばれることだけじゃない、支援にも年齢制限がありますね。

A.確かに年齢で区切られる支援(公的な制度)はありますが、そういった支援制度は人間界では、いわゆる広い意味での「支え」「サポート」のほんの一部だと思っています。
また、働くことも、選ばれること?(中身までの詳細は分からないのですが)にも年齢制限はないような気もします。
実は年齢制限というものは、それぞれの心の中にあるものが最も強いのかもしれません。カエルは年齢も性別も超えて(生物としての枠組みも超えて)、自由でいたいと願うのでした。

update 2024/7/19
Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.わからないことがわからないとき、どうしたらいい?
相談機関は世の中に沢山あるけど、そもそも自分の困り事や望みがわからない・分類されたくないからどこに行けばいいかわからない。「あなたはどうしたい?」というただの質問が自分を追い返す壁に見える。

A.わからないことがわからない、それはまっとうな主張であり、主訴であるとカエルは思います。
でも、それが許されないような空気や現実を感じているのですね。

カエル的には、「わからないことがわからない」はある意味で真実であり、多くの人は「わからないことがわかった気になる」ことが得意になっていくし、ふりをすることが得をすることを学ぶのだと思っていました。
そして、「わからない」という重要な物事に目を向けなくなってしまいます。私たちを脅かす思考停止の第一歩なのかもしれません。

おそらく、あなたは確かさに厳密であり、その意図や深さについて周囲が気づいていないだけなのではないかと思いました。

相談機関の人たちが「わからない」の力についてもっと真摯に向き合い、安易にわかった気にならないようにする必要があります。少なくとも、真剣に悩む人の壁にはならないようにしたいものです。
貴重で鋭い質問をありがとうございます。

ちなみに、最近では相談窓口は分野ごとだけではなく、「何でも相談」という何が悩みなのかわからなくても相談できるところもあります。
ただ、そこでも「何にお困りですか」とまず聞かれることが多いかもしれませんが、堂々と「わかりません」「わからないから、相談してるんです」と伝えてみてほしいと思います。

update 2024/7/5
Q.頼れるものがある人が羨ましい。自分みたいにどこにも馴染めない人間はどうすればいいのか。
この記事の担当 やみーペン

Q.どんなに病んだり詰んだりしている人でも、皆多少なりとも頼れる家族や友達、恋人やコミュニティなどを持っていて羨ましいです 自分みたいに本当に孤独で、どこのコミュニティにも馴染めない人間はどうすればいいのでしょうか

A.人間関係で前向きな経験をしたことがないと、人と上手く関わることって難しいよね…とやみーペンは思う。やみーペンも母ぺんぎんとの関係が当たり前だと思ってた時期は、人と上手く関われなくて、どうしてなんだろうと悩んでたよ。
自分が無理して合わせた関係は長続きしないし、かと言って自分が無理しない過ごし方は難しいし…。
ただのやみーペンでいることを許されてから、少し楽になってきたように思う。だからまず第一歩として、事情や背景に理解のある大人(いろんな職業の人がいると思うけど、例えばカウンセラーとか)につながるのがよいかも。でも、そんな人と出会える可能性は、実はあまり高くないから困っちゃうよね……。難しい…。

update 2024/4/28