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記事の担当 生きかたカエル
Q.カウンセリングが高すぎて受けられなくて困っています。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.カウンセリングが高すぎて受けられなくて困っています。
でも誰もこの問題に関心がないみたいで、分かってくれる人が全然見つからないし、どうしてそうなるのかがわかりません。

A.カウンセリングが高いという話はカエルはよく聞きますよ。同じ問題意識の人はけっこういると思います。特に子どもの頃に虐待を受けたり、いじめを受けたりして心の不調やトラウマからの回復に時間がかかっている場合は、傷つけられたことでも十分理不尽なのに、自分の回復のために自分で病院を見つけてお金を払い続けて、ケアをしなければならないのは本当に理不尽だという人はいます。カエルも理不尽はその通りだと思います。虐待やいじめ、DVなどの暴力は社会の課題であり、被害を受けた当事者に責任はありません。そうした人たちが無料あるいは収入に応じた負担でケアを受けられる仕組みは必要だと思います。そうした暴力がない場合でも理由や事情によって、必要なケアが受けられるような仕組みは必要だと思います。
また、そのためにはカウンセリングだけではなく、いろいろなセラピー的なことや参加できる活動プログラムや居場所、暮らしのサポートも準備される必要があると思っています。

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update 2025/8/9
Q.塾で自分の格好を爆笑されて人間不信になった。これからも会うので気の持ちようを教えて。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.この前塾に行ったら、自分の格好を陽キャ女子3人組に爆笑された。翌日も私の方を見てヒソヒソ笑っていた。しんどい。悲しい。人間不信になった。私はここからも彼女らに会わなければなりません。行きたくないです。気の持ち方を教えて欲しいです。

A.格好を爆笑されるとは、心が折れますね…行きたくないのはよくわかります。カエル的には「行かなくていいよ!」と言いたくなりますが、嫌なことをされた上に、塾に行けなくなるのはおかしいので、塾に行く前提で気の持ち方を考えました。カエルがよくやるのは、嫌な相手は観察対象にしてしまうことです。3人組に心の中で新種の生物の名前を付けて、観察日記をつける気持ちになると、見える世界が変わることがあります。

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update 2025/8/9
Q.力不足な自分が嫌になる。どうやって気分転換していけば良いだろう?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.力不足な自分が嫌になります。歳を重ねる毎に、悩みと不安と心の苦しさが増えていくばかり…どうやって、気分転換していけば良いだろう?どれも当てはまらずです。苦しくない気分転換を探す方法を知りたいです。

A.力不足とは、何の力なのか気になってしまったカエルです…
どんな力でもあればいいこともあるかもしれませんが、それぞれ限界もありますから、身の丈の力を認めて生きていくしかないとカエルは思っています。
そして、気分転換も難しいですね!みんな気分転換の方法や効果は違うと思うので、探す方法もそれぞれ工夫してみるしかないのかなと思います。一つ思ったのは、わからなくなっているときは、何かが足りないよりも、何かに縛られていたり、視野が狭くなっていることの方が多いものです。知識や知恵を取り入れようとするよりも、自分の中にある固定概念やこうあるべきなどという、思い込みや観念を捨てて自由になることの方が効果的な場合が多いです。とはいえ、捨てるのって簡単ではないのですが…トライする価値はあるかと思います。

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update 2025/8/7
Q.成人していて障害がありもう頑張りたいと思えないが、生きたいし助けがほしい。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私は成人してる、障害があり、もう頑張りたいと思えず、働いて稼ごうとか、物件探そうとか、考えるだけで壊れそうになり死にたくなる。
でも、私だって本当は安心できる帰る場所が欲しい。でも、動けない。苦しい。それでも私は生きたい。助けがほしいです。

A.考えるだけで壊れそうなら、誰か一緒に考えてくれる人を探したいですね。まさに「助けがほしいです」そのままです。
成人していて、障がいがあるということなので、障がいに関して何でも相談にのってくれる相談機関は全国どこでも設置することになっているので、助けてくれると思われます。地域にもよりますが、グループホームも全国的に増えていますし、一人暮らしタイプもあります。また、一人暮らしをしながら、ヘルパーさん、相談員さんや訪問看護の看護師さんに家に来てもらう暮らし方もあります。お金は、働くようなコンデションではないのなら、まずは生活保護を受けて心身の安定を目指す方がいいとカエルは思いました。いずれにしても、そうした使える制度やサポートを知っている人につながって、一緒に考えてもらうことをおススメします。
もしも、家で暴力や暴言、ケアをしてもらえないなどの権利が守られてない状況があるのなら、障がい者虐待防止センターも全国どこにでも設置されているので、そこに相談して、保護してもらえることもあります。とにかく、身近な相談機関に一歩踏み出してみましょう。

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update 2025/8/7
Q.自分が何もできないって思わない方法ってありますか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自分が何もできないって思わない方法ってありますか?

A.それは、「何もできない」と思う気持ちがターゲットではなく、「何かができないとだめだ」と思う気持ちが敵と見ました。できるできないという指標で行くと、どんなに優秀と言われるようなできる人も野生に放り出されたら一人で生きていけないという意味で、人は誰もが完全に無力な存在だとカエルは思っています。
質問者さんが何でもうまくできないといけないと思うのは、どこからくるのでしょうか?できなくても、誰かが代わりにやってくれればいいじゃないかと、見えていないだけで私たちは他の人にやってもらっていることの方が現実的には多いのだと、カエルは気楽に思います。でも、できるできないという指標にしばしば悩まされます。おそらく、「できないよりできた方がいい」「できないのはだめだ」という固定的な価値観に染まりすぎていて、もはやそれについては、謎の病認定をしたいぐらいです。無力さや弱さ、人間の限界を認めて、支えあう病をカエルは流行らせたいです。

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update 2025/8/5
Q.配信で権利の質問を送った者です。気づいたことを書いてみました。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.配信20回の質問6、権利の質問を送った者です。皆さんのお話を聞いて、権利は自分の中にずっとあるから、使えるタイミングで使っていいよ!(気が向いたら使ってね〜)みたいなことかな?と思いました。他にも気付いたことがあるので補足に書いてみました。

A.わざわざ、丁寧に気づいたことを送ってくれてありがとうございます!
はい、そうです。そんなイメージです。権利(特に基本的人権と呼ばれる種類のものは)は誰にでもあって、その人の必要なタイミングで使えるものいう理解でよいと思います。特に子どもの場合は「生きる権利」「守られる権利」「育つ権利」「参加する権利」という4つの権利があると言われています。

補足にもご自身がどのように情報を理解したかというプロセスについて詳しく書いていて「なるほど」と思いました。カエルも、人から聞いた話が、自分の中で変換されていくのを経験したことが何度もあります。カエル自身もありますが、特につらい経験をしてきた人や情報収集に癖がある人は、願望や期待などが入ってしまうことが多く、変換の幅が広くなることがあると思います。
また、似たようなたくさんの情報があると、自分の中でつなぎ合わされて別のことになったりまします。そのことで、知らないうちに最初の情報と違う理解になることも自然なことだと思います。カエル的には、そうしたことはよくあることではありますが、質問者さんのように自分の情報の偏りを冷静に振り返り、「誤解でした」と宣言できる潔さにアッパレ!と言いたいです。自分を振り返る力は、必ずや自分を守ってくれるとカエルは思っています。

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update 2025/8/5
Q.配信で「良い子が寝る時間までに終わらせよう」と言っているが良い子はどんな子だと思う?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.生きづLABOの質問回答配信でよく「良い子が寝る時間までに終わらせよう。」みたいなことをよくおっしゃいますが、良い子ってどんな子だと思いますか?やっぱり早く寝ないとダメですか?

A.この前、配信でも少し説明したのですが、改めて意図を説明します。「普段から自主的に早く寝ようと思っていた子どもが配信を見てしまったことで夜更かしをさせてしまうのはいけない」という気持ちで話しています。
生きづLABOは小学生からも質問がたくさん来るので、そのぐらいの年齢の子たちを意識して、配信の終わりが遅くならないように気をつけています。カエルはオタマジャクシ時代(特に小学生)は早く寝ることを推奨されていて、その習慣がカエルになってから自分に役立っていると思うところがあるため、より早寝を妨害したくないという気持ちがあります。
「良い子は寝る時間」という言葉が一つの定番としてあるので、良い子という表現を使ってしまいましたが、それは遅く寝る子=ダメな子と言っているわけではありません。カエルにとっては、子どもはみ~んな良い子です!
ダメな子はいませんよ!

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update 2025/8/3
Q.社会復帰を目指しているが社会から孤立している。誰かの何かの役に立ちたいのになぁ。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.後天的に持病で精神に障害を持っています。社会復帰を目指していますが、社会から孤立してしまっていて途方に暮れて立ち尽くしています。何もできないことが無力で誰かの何かの役に立ちたいのになぁ。

A.カエルはどんな状況にある人でも何歳になっても、社会貢献はできると思っています。
おそらく、「誰かの役に立ちたい」というあたりがポイントのような気がしています。誰かの役に立つというのは、目に見えて相手がわかるような直接的な「役に立つ」をイメージするかもしれませんが、実はそれだけではなく、間接的に役に立つことの方が多いとカエルは思っています。例えば、電気や水を少し節約するだけでも、地球環境への負荷を減らせます。宅急便の受け取りを確実にする(再配達を避ける)だけでもドライバーさんに優しかったりするとカエルは思うのです。値引き品を買うことも、自分のお財布にも優しいですが、商品のロスを減らすことにつながります。つまり、日常の何げない工夫が誰かの役に立つことは本当はたくさんあります。その積み重ねが私たちの暮らしを守ったり、誰かに負担を減らしたりするのですが、そうしたことはあまり注目されずにいる気がして、もったいないとカエルは思うのでした。カエルはそういう意味で、一人ひとりが自分の暮らしの中でできることを持ち寄ることが平和や暮らしやすさ、支えあいの土台になると思っています。

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update 2025/8/3
Q.前質問を送った者です。“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.「Q.前質問を送った者です。事情を説明すると、一人暮らしは難しいです。」を送った者です
“親以外に仕事や家事をしてくれる人がいればいい”は盲点でした、気づきをありがとうございます
家以外の安全な帰れる場所や休める場所があればなって思います

A.なるほど、盲点に気づくきっかけになったのならカエルも嬉しいです。
家以外の帰れる場所を持つことは全然できると思います。
家族は選んで一緒にいるわけではないので、単純に相性が悪い場合もありますし、今の日本社会では親が子どもを尊重できずに、誤った扱い(マルトリートメントと言います)を無意識にしてしまう文化のようなものがあるので、子どもにとって安全と安心が得られないことも多いです。離れていろいろなサポートを受けて自分の城を築いてもらいたいとカエルは願っています。

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update 2025/8/3
Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし無気力。誰かに助けを頼むのはおかしい?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自立できない自分が辛すぎて苦しいし、無気力。何かに取り組み始めてもすぐに辞めてしまう。半年続いた仕事がない。仕事探しもしなくなってしまった。誰かに助けを頼むのはおかしい?

A.まずは「自立とは何か?」という点について確認が必要ですね。自立というと、「自分の力で生きていく」「自分で稼いだお金で生活し、一人暮らしする」みたいなイメージが大きいですが、そうではないとカエルは考えています。
いろいろな分野で諸説あるのですが、自立とは「必要に応じて手助けを活用しながら、自分の主人公として生きていくこと」というのがカエルの理解です。自分の主人公というのはちょっとわかりにくいですが、意思決定や選択は自分でやっていくという感じでしょうか。

なぜ、こういう理解をするかというと、能力の違いで自立できる人とできない人を勝手に決めてしまわないためです。仕事をして生活費を稼ぐことを一人前や自立の基準にすることも多くみられますが、稼げることはたまたま持っていた能力や、社会や企業の都合よくふるまえる人が稼げるという運ゲーの側面が強すぎて、自立の基準としてはあてにならないし公正ではないと思います。
また、お金をいくら稼ぐことができても、自分の力だけで生きられる人はそもそもいません。毎日食べている食べ物はいろいろな人たちの力によって作られ、運ばれ、加工され、流通し、売られ、調理され…などなどたくさんの働きや仕組みを経て私たちに届いています。同じようにして、日々使っているスマホも家電も身近な日用品もすべて、自分の力だけでは何も得ることはできなくて、その点においては稼げる人でも稼げない人でも自分以外の人に依存しているという意味では変わりはないのです。それが、ちょっとした運ゲー要素でお金を稼げる人だけが「自立している」というのはちょっと乱暴だし、とても一面的な気がしています。

そういう意味では、自分に何ができるか真剣に考えて、仕事を探し、試している質問者さんはカエル定義では十分に自立に向かっていると思いました。そして、自立のためにぜひ、人を頼ってもらいたいと思います。人をうまく頼れることがもっとも自立のために大切だとカエルは思っています。それはカエル自身の経験からも実感しますし、周りの生きづらさを持っているオタマジャクシたちの様子からも心からそう思います。仕事は続けられることだけが正解や成功ではなく、やってみて難しいとなれば、難しかった理由がわかったり、次に生かすことができるのなら、やってみたこともやめたことも失敗ではなく、一つの成果だとカエルは思っています。
でも、一人でできることはとても限られるので、自信をもってどうぞ誰かに助けを頼んでください!

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update 2025/7/27