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Q.フィクションのマンガ作品でも、現実同様「働かない」選択肢が大体は否定されてる気がする。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.フィクションのマンガ作品でも、無職であることや働きたいと思っていないことは否定的に扱われたり、否定的に扱われなくとも無職のキャラは後々仕事をする展開になる印象
現実同様「働かない」選択肢が大体は否定されてる気がする。どう思いますか

A.ウ・サギはマンガ好きなので、確かにそうかも…?どうだろう…?と好きな作品を浮かべてみたのですが、働くというものがまだ現実味のない学生ものがほとんどでした。実はウ・サギも、働かなくてはいけない、みたいなものを感じさせるマンガを無意識で避けていたかもしれないです……。
まず「働かない」選択肢について思うのは、生きかたカエルがこの質問この質問でも書いている通り、今の世の中での「働く」というのが、あまりにお金を稼ぐという意味に限定されていていることです。そういった限定された、資本主義の世界で労働するという「働く」については、「働かない」選択肢はあるべきだし、むしろみんなで「働かない」を選択していきたいとさえウ・サギは思っています。
どうやったらみんなの衣食住が安全に確保されて、持続可能な暮らしができて、困ったときはお互いさまができるのか、というのをウ・サギは考えたいです。そして、それを考えたときに「働く」というのは、家事をすること、小さい子の見守りをすること、みんなをフラットに認める存在としてそこにいること(例えば重度の障がいのある人などはこの働きができます)、これでいいのかと疑問を投げかけること(生きづLABOの質問はそういう「働く」だと思っています)など、実に多様であり、どんな人にも役割があると思っています。いわゆる働かないで遊んで暮らすみたいな人がいても、それはそれでその余裕やゆるさが誰かを救うこともあれば、普段遊んでいる分本当にピンチなときは働いてくれる気がするし、存在するだけでみんな「働いている」ということになるのではないか?とウ・サギは感じます。疲れて心を病んでしまう人がいたら、それは安全じゃないコミュニティになっているというサインであり、そのサインを出すことも大切な働きだと思います。病んでしまった側はしんどいはしんどいでしょうが…。
だから、おそらくあなたは「働かない」選択肢を求めている気持ちがあるのかなと思いますが、働くに偏りすぎた社会に何かを感じ、生きづLABOに質問している時点で随分と働いているとウ・サギは思いました。
あれ、話が脱線しすぎた気がします・・・。どう思うか?という話に戻ると、フィクションだろうと生み出した人間は現世にいるので、現世の価値観が作品に反映されるのはどうしてもあるのでしょうね…とは思います。ちなみにウ・サギはそれが苦手なので、小説は海外の100年近く前のものを好んで読んでいます。

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update 2025/6/2
Q.不安になると抱きしめられたい気分になるが、こんな経験はある?どうしたらいいと思う?
この記事の担当 やみーペン

Q.不安になると抱きしめられたい気分になりますが、抱きしめてくれる人はいません。こんな経験、ありますか?また、どうすればいいと思いますか?自分でハグするのはイマイチでした。

A.うーん…やみーペンはお気に入りのぬいぐるみをハグして誤魔化すかな〜
でも根本的な不安を解決した時のほうが、抱きしめられたい気持ちとの折り合いがつくかも…。なかなか解決が難しい時もあるんだけどね。

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update 2025/6/2
Q.自分が好きになる要素がなさすぎてよく死にたくなる。どうしたら好きになる要素が見つかるか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分が好きになる要素がなさすぎて、よく死にたくなる。どうしたら、好きになる要素見つかるか教えて下さい。

A.なるほど、自分を好きになる要素を見つける方法・・・ですか。ウ・サギとしては、ウ・サギが自分をそもそも好きでなく、すでに好きになるのを諦めて自分を過剰に嫌いじゃなければいいと思っているところですが、ちょっと考えてみたいと思います。(ただ、「死にたい」と「自分を好きになる要素がない」の関連性については、もう少し研究が必要だと思っています。関連性は確かにゼロではないと思いますが、好きになる要素があれば死にたいと思わなくなるのかはちょっと疑問ですし、死にたいと思わない人は自分を好きでも嫌いでもないパターンが多いような気もしています)
一つは、「~なことはしていない」と、マイナス要素の少なさを挙げる発想はあると思います。例えば、ハラスメントをしていない、汚職をしていない、公の場で差別的な発言をしていない(それをする個人を否定するつもりはなく、あくまで否定しているのは行動です)・・・とか。そういう発想でいくと、結構自分もマシな存在かもな、とウ・サギは自分について思えます。
あとは、何かを好きになるというのも、自分を好きになることにつながる可能性があるとウ・サギは思います。推しでも、好きなファッションでも、好きなマンガでも、好きな人でも・・・。それを素敵だと思える自分のセンス、ささやかにでも応援する行動、そういったものを好きになることはできそうな……?ウ・サギは自分のことは好きになれそうになくても、自分たちで作ったこのサイトは好きですし、ここに見に来てくれたり参加してくれる人がいるのには心が温まっています。

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update 2025/6/2
Q.小学六年生です。お菓子の盗み食いを何回も繰り返してしまいます。
この記事の担当 うさえなが

Q.私は今小学六年生です。こんなことで質問するのも変ですがお菓子の盗み食いを何回も繰り返してしまいます。ダメとわかっていても何回注意されてもやめられません。一応発達障害の診断はありませんが、いくつか当てはまるのでグレーゾーンかもしれません。

A.我もいつもお菓子盗み食いしてる!
だってお菓子はみんなのものだよ~。え、ちがう?

*生きかたカエルから補足*
やっちゃいけないと思っているのに、やめられないのには必ず理由があります。詳しい事情が分からないので、ここで明確には言えませんが、可能なら子どものための精神科のお医者さんに相談できるといいのかなと思います。お医者さんに行くのはハードルが高いのなら、スクールカウンセラーさんとか、親身になって話を聴いてくれる大人に話すのが大切かと思います。何らかの特性が影響している場合もありますし、見えないストレスや緊張などに関係しているかもしれませんし、その両方かもしれません。また、他にも理由があるかもしれません。あるいは、明確にこれだ!と理由がわからないこともあるかもしれませんね。
ただ、こうして自分の課題に気づいてSOSを出せるのはすでに解決の入り口にいるとカエルは思っています。とても大切な第一歩です。いい質問を送ってくれて、カエルはとても考えさせられました。こうして質問箱に質問する以外にすぐにできることとしては、「やめなければならない」と思ったり、「こんなことを繰り返して自分はダメな人間だ」「もっと頑張らなくては」という気持ちがあるとしたら、少し切り替えてみることをおススメします。
「やめられない理由や事情が自分にあるんだ。自分の力だけではどうすることもできないんだ」「自分が悪いのではなく、自分の力の及ばないところの問題だ」「だから、理解して一緒に考えてくれる人に頼ろう」という具合です。

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update 2025/6/2
Q.お母さんに「育て方間違えたね」などと毎日言われてめちゃくちゃイラつく
この記事の担当 ウ・サギ

Q.お母さんに「育て方間違えたね」「なんでこんな子になっちゃったの?」「産まなきゃ良かった」などを毎日言われるんだけどめちゃくちゃイラつく。勝手に産んで育ててその言い草はないでしょ…

A.それはイラつくし、悲しいだろうし、とにかくたくさん負の感情が出てきそうです。なるべくその気持ちを吐き出して、共感されたり(同じようなことで苦しんでいる人も実は結構いそうな…?)受け止められたりしてほしい・・・と思いました。
ウ・サギとしては、あなたの痛みをまず一番に受け止めますが、それを毎日言うというお母さんの精神状態もなかなか心配に思いました。気持ちのコントロールができていないと感じますし、それは子どもにぶつけるのではなく、きちんと何か他のものでケアしてほしいところです……。今はいろいろと追い詰められたりストレスの大きい社会になっているので、大人がストレスを抱え、そのストレスを子ども(自分より弱い者)にぶつけてしまう、という悲しい循環が起きていると感じます。
とはいえ、どんな事情や社会背景があろうとも、子どもに酷いことを言っていい理由にはならないし、言われる側はしんどいし傷つきます。だから、いくら腹を立ててもいいし、また何かあったら質問してください。

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update 2025/6/2
Q.何もしたくありません。ストレス解消も趣味も運動も。もはや生きたくないのかもしれません。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.何もしたくありません。よくストレス解消の方法として挙げられることもしたくなくて、趣味もしたくないし、本も読みたくないし、運動もしたくありません。歯磨きや食事など生活に必要なこともしたくないです。もはや生きたくないのかもしれません。

A.何もしたくないときは、「何もしない」ことを「したい」のかなと、ちょっと屁理屈っぽいですが思ったりもします。ウ・サギ調べでは、疲れたときに、趣味などで発散できるタイプと、もうそうなったら一度全て放り出して休むタイプとが分かれる気がしていて、ウ・サギは後者のタイプです。あ、いや、もしかしたら、疲れを「したくないことをしたくない」の段階で気づける人は発散が間に合って、疲れ果てて「したいこともしたくない」に至ってから気づく人は発散が間に合わない、という疲労の自覚度の違いか…?とも、今思いつきました。
ちょっと自分語りをさせてもらうと、ウ・サギは「何もしない」を真剣に半年やったことがあって、自分にとってエネルギーの必要なものはほとんどやりませんでした。(食事は全然頑張らずともできたというか、本当に他の誰のためにも頑張らなくていいとなると、自分の面倒を見るくらいの力は出てきました)
そこまで極端なことをできるかは資源次第なので難しいかもですが、今の生活があなたにとって「実はしたくないこと」に結構満ちているのではないか?というのがウ・サギの感じたことです。だから「今の生活が続くなら」生きたくない、ということかもしれません。全然間違っていたらごめんなさい。

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update 2025/5/30
Q.過去の母の暴言が許せない。許さなくていいですよね?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.現在25歳です。過去の母の暴言が許せません。
数えきれないほど浴びた暴言から厳選した2点。1.小学校登校前に言われた、車に〇かれて死んできたらいいのに。2.何度も言われた、高校を退学させてやる。忘れられません。許さなくていいですよね?

A.はい、許さなくていいと思います。許さないことに何ら問題はありませんし、ウ・サギは「許さない」は「自分の受けてきた傷をきちんと認識してあげる」「暴力は許容されていいことじゃない」という、自分への優しさと正義と捉えていいと感じています。(もちろん、許す・許さないに優劣はなく、自分で自由に選べばいいし、それにどう意味を見出すかも自由だと思っています)
許す許さないに限らず、心の中で何を思うかも自分一人の自由です。もし残酷な思いが湧いてくるなら、それはそれだけ傷ついてきたし我慢してきた、という話なのだとウ・サギは考えます。想像の世界でまで我慢していたらやってられないよ…!と思いますし、想像の中で自由に暴れる方が現実の自分をコントロールできるかと思うので、想像の世界くらいは好き勝手にやりましょう…!と言いたいです。
また、質問の文面や補足から、あなたが多大なエネルギーを使って日々を生きていることをウ・サギは感じました。「生きているだけで偉い」なんて言葉にすると薄っぺらいですが、(あなたと同じというにはおこがましいものの、ウ・サギも怒りを抑え込んでいるタイプなので)そこにささやかな共感と、大きなリスペクトを抱いています。

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update 2025/5/30
Q.よく、「生きづLABOで〇〇しよう!」と言ってるけど、本当にするんですか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.よく、「生きづLABOで〇〇しよう!」と言ってるけど、本当にするんですか?そういう機会があればいいなぁというだけで、やる予定はないのですか?口先だけなのかなと思ってしまって・・・すみません絶賛人間不信で・・・

A.図星のご指摘、ありがとうございます。おっしゃる通り、まだやろうといったことはできていない状況なので、ごもっともな意見だと思いました。絶賛人間(キャラ)不信ではなくても、「やるっていったこと、やってないじゃん!」という権利はあると思います。カエル的には期待をされているからこその質問だと勝手にポジティブに受け取りました。
そのうえでこの先の予定をお伝えすると、今、質問箱を続けながらユーザーのニーズリサーチを進めつつ、実は水面下で研究員制度の運用の準備をしています。7月ごろには研究員活動がスタートしこれまで「やってみよう」言ってみた内容についても取り扱える予定となっています。(こう宣言して、自分を追い詰めるカエルです)

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update 2025/5/30
Q.彼氏がうちのこともう好きじゃないらしいと人づてに聞いた
この記事の担当 ウ・サギ

Q.彼氏がさ、うちのこともう好きじゃないらしい…人づてに聞いたんだけど、付き合ってるの学年みんな知ってるから別れたら気まずすぎ…あーうちはまだ好きなのに…😭

A.それは悲しい・・・。でも「人づて」に聞いたなら、彼氏がどんな思いでどんなニュアンスでそれを言ったのか、どうしたいのかなどは、まだわからないとウ・サギは思いました。だから彼氏本人と一度きちんと話してみることをウ・サギはおすすめしたいですが、どうでしょうか……?
ウ・サギは恋愛にあまり詳しくないですが、もし何も嬉しい展開にならなかったとしても、気持ちや考えをきちんと伝える機会があるのとないのとでは、その後の気持ちの整理しやすさは結構違うとは感じます。

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update 2025/5/30
Q.日常でも理想と現実のギャップに悩むのに、進路を考えたらギャップに押しつぶされそうで考えられない
この記事の担当 ウ・サギ

Q.日常の些細なことで理想と現実のギャップの差に悩まされているのに、今後の進路をはっきり持ったら、将来の夢と今とのギャップで押し潰されてしまいそうで、進路のこと調べたり、考えることができないままでいる。

A.「進路でそこまで将来は決まらないし、将来の夢も変わっていくものだよ」といった話もしたくなるウ・サギですが、たぶんそういう問題ではなく、日常の些細なことでまでギャップに悩まされているという、あなたの中の強い理想指向が一番のポイントだと感じました。ウ・サギも超がつくレベルで理想主義だとは思いますが、この理想主義はどこからくるのか(性格?経験?)、どうすれば理想で苦しめられる度は軽減するのか・・・。自分のことを振り返って考えてみても、どうしてなのか不思議なものです。
ただ、ウ・サギが理想と現実のギャップで苦しんでいたピークのことを思い出すと、自分の現状の理解ができていなかった、のが大きな要因だったように感じました。まだ心身ともに未熟な10代半なのに、社会経験のある20代後半くらいを目標として比べて凹み、自分に不得意なことがあるという自覚なく、得意な人と比べて努力が足りないと思い、実はいろんなことで疲れて弱っていたのに全く気づかず、なぜこんなに頑張れないダメなやつなんだ私は・・・と絶望していました。
あなたについてどうかはわかりませんが、とりあえず今について考えると、考えられないときは、考えないことをウ・サギはおすすめしたいです。自分の感情に反して、無理やり何かをやろうとすると、もっと良くないことになった経験はウ・サギは多いので・・・。今は進路というものより、きっともっと広いトピック、自分は何者で何を求めているのか、みたいなものに向き合う時期にあるのかも?なんてちょっと思ったりもしました。それはそれで、進路を考えるより大変かもですが・・・。また、よかったら質問をください。

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update 2025/5/30