Q.自己表現が苦手です。困っていても辛くても、話しかけてほしくなさそうとか平気そうに見えるようです。わかりやすい人の方が手を差し伸べて貰える確率が高いと色々経験してきて思うのですが自分も同じようにやろうとしてもうまくいきません。どうすればいい?
A.ウ・サギも自己表現が弱いタイプなので、補足の内容も含めて、「わかる…」と深く頷いてしまう気持ちで読みました。
自己表現の傾向というのは、環境に影響されて抑えられたり伸びる部分もありますが、ある程度は個性であるとウ・サギは思っています。だから変えようと思って完全に変えられるものでもないというか、発信する側が工夫した方が良いのは事実だとしても、受け取る(手を差し伸べる)側の拾う力をもっと向上させてほしい…というのがウ・サギの基本的な考えです。
支援する人自身が自己表現の苦手なタイプであれば、平気そうな人も適切に気にかけることがしやすいとは思うのですが、自己表現が苦手だとその人自身がピンチなことが多そうなので、手を差し伸べる余裕のある人が少ない気がしています。
自己表現がわかりやすい=言動に出てしまうタイプは、周りにいい人がいれば助けてもらう確率は高いのと同時に、周りの理解がなければ攻撃されたりピンチになる確率も高いので、どのタイプも一長一短なのでしょうけどね……。
平気そうに見えてつらいタイプは、とりあえずの信頼を得られたりトラブルになりづらいのは長所なのでしょうが、そもそものつらさに加えて、結局は困らせたもの勝ちなの?などともやもやを抱えてしまうところが苦しい部分だとウ・サギは感じます。でもそう思う自分を責める必要はなく、「助けてほしい」という思いがどこにもいけないと、それが妬みや憎しみに変質するのは自然な現象だとウ・サギは思っています。それを誰かに向けてしまうと、自分にも周りにもあまり良いことが起こらないかもしれませんが、自分に妬みなどががあること自体は「自分が泣いてるんだなあ」と受け止めてあげていいと感じています。
平気そうに見えても気にかけていこうキャンペーンを本当はしたいですが、まだなかなか力及ばず……。文章で伝えてみるとか、カウンセラーや相談員など相談されるのが仕事の人を選ぶとか、やれる工夫はあるといえばあっても・・・う~ん、やっぱりなんだか理不尽でもやもやしてしまいます。
★質問を送りたい方はこちら→質問BOX