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タグ心の悩み
Q.自分が普通ではないことを思い知ってとてもつらくなる。みんなみたいにできない自分が嫌い。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分が普通ではないことを思い知ってとてもつらくなります。みんなみたいにできない自分がすごく嫌いです。
いわゆる、普通に憧れていて中学は行ったり行かなかったりを繰り返していたのに全日制の公立高校を自分で選んで受験しました。(うちの地域では公立の高校に行くことが一般的でした)もう3年生になりますが、2年の途中からだんだんしんどくなり、疲れが酷く体力がなくなり思うようにやらなければいけないことができない生活を続けています。たまに休みながらこの生活を続けてきましたが、それにも疲れてきて全部放り出してにげたくなってしまっています。すっごく逃げたいけれどここで辞めるのは少し悔しい気持ちもあったりします。うまく生きられない、やっぱりみんなと同じ生活ができない自分がとてもきらいです。

A.何を「普通」とするかは諸説ある気がしますが(あなたがこの話で言っているのは全日制の公立高校に行くことですね)、「普通」には、そうありたいと思わせる魔力、そうでなければまずいと不安にさせるパワーがどうやら強くあるようだ、というのは経験から感じます。実際に普通と呼ばれるものからズレたら不利益がある場合もありますし、時に無言で、時に露骨に「普通じゃないのは良くないこと」というような圧を社会が発しているのも、残念ながら事実だとも感じます。
みんなと同じ生活をできる自分でありたかった、そうできない自分がきらい、という気持ちはウ・サギとしては100%受け止めました。ただ、中学高校というのは人によってはかなりハードな環境なので、きっとあなたの何かに合わないのかな…?と感じています。例えば大学だとわりと環境の質が違うので、何か変わることもあるかなあとか、3年生まで来てるなら辞めて高卒認定とってその後の進路に向かうのもそんなに難しくないかも?とか、環境次第であなたの思う「うまく生きる」に近づけるパターンもあるのではないだろうかなんて考えました。でもウ・サギは「うまく生きる」というのは、自分に合った生き方を見つけることだと思っていて、世間のいう普通にみんなが適応しなくてはならない(人が努力して自分を変える)という方向性ではなく、みんなが自分にとっての普通、自然体で生きられるために生き方が多様になってほしい(社会が変わるべきだし、変えていきたい)とは考えています。
とはいえ、憧れは簡単に消えるものでもないだろうし、きっとその中にはあなたの切実な何かが含まれているのだともウ・サギは思います。だから、憧れている気持ちはどこからくるのか、うまくいかないと思うのはどの部分で、何が原因で疲れているのかなどを、誰かと一緒に考えてみる機会があるのが大切なのかな・・・とも感じました。またよかったら質問をください。

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update 2025/6/4
Q.言葉が意図と違う形で相手に伝わってしまわないかと不安。所長さんはどんな考え方で言葉を使ってる?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.私は、実際に思ったことと、それを言葉にすることの間には、大きな壁があると感じます。発した言葉や文が、自分の意図と違う形で相手に伝わってしまわないかと不安です。たくさんの質問に答えている所長さんは、どのようなで考え方で言葉を使っていますか?

A.言葉は誰かを元気にする力にもなれば、時に凶器になることもあるし、誤解されると自分が結構ダメージを食らうことになる場合もありますよね……。だから、言葉について不安を感じるのは、もっともなことであるとウ・サギは感じました。
質問への答えになるかはわかりませんが、ウ・サギは生きづLABOの質問回答については、一度自分の書きたいことを書きたいように書いてから、一晩以上寝かせて内容や表現を修正しています。微修正で終わるときもありますが、ほとんど全部消して新しく書くようなときもわりとあります。
①自分の目線で感情や感覚のままに書く
②周りの(質問してくれた相手や一読者の)視点からその文章を読んでみる
という、①作者の自分と、②編集者の自分の共同作業で言葉を扱っているような感覚です。
そして、作者ウ・サギと編集者ウ・サギがうまく働くためには、日々のトレーニングが必要です。変な表現をしてしまっても意図を汲み取ってくれる相手(少なくとも、誤解したまま傷ついたりして黙るのではなく、どう感じたか教えてくれるだけの信頼関係がある相手)とやり取りをして、自分の思うことを表現する練習をし、なるべくいろんな人の受け取り方や感じ方を知る機会をつくって、編集者としての視点を広げようとは思っています。それでも全然読み取りがズレることとか、誤解を招くような表現をしていることもきっとたくさんあるのだろうと思います。しかも最近はちょっとトレーニングを怠り気味な気もします・・・。
また、言葉はあくまでも自分の思いを伝えるための不完全な「道具」であり、言葉にした時点で、思いは多かれ少なかれ切り取られ、ズレてしまうものであるように感じます。だから言葉以前に、私はあなたのことを否定しません、だから言葉だけで捉えずに言葉の背景をお互いに考えていきませんか?という、目に見えない信頼や合意を形成するのが大切なのかもですね。自分がそれをできているかの自信はないですが、善処したいとはいつも思っています。

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update 2025/6/2
Q.不安になると抱きしめられたい気分になるが、こんな経験はある?どうしたらいいと思う?
この記事の担当 やみーペン

Q.不安になると抱きしめられたい気分になりますが、抱きしめてくれる人はいません。こんな経験、ありますか?また、どうすればいいと思いますか?自分でハグするのはイマイチでした。

A.うーん…やみーペンはお気に入りのぬいぐるみをハグして誤魔化すかな〜
でも根本的な不安を解決した時のほうが、抱きしめられたい気持ちとの折り合いがつくかも…。なかなか解決が難しい時もあるんだけどね。

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update 2025/6/2
Q.自分が好きになる要素がなさすぎてよく死にたくなる。どうしたら好きになる要素が見つかるか?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.自分が好きになる要素がなさすぎて、よく死にたくなる。どうしたら、好きになる要素見つかるか教えて下さい。

A.なるほど、自分を好きになる要素を見つける方法・・・ですか。ウ・サギとしては、ウ・サギが自分をそもそも好きでなく、すでに好きになるのを諦めて自分を過剰に嫌いじゃなければいいと思っているところですが、ちょっと考えてみたいと思います。(ただ、「死にたい」と「自分を好きになる要素がない」の関連性については、もう少し研究が必要だと思っています。関連性は確かにゼロではないと思いますが、好きになる要素があれば死にたいと思わなくなるのかはちょっと疑問ですし、死にたいと思わない人は自分を好きでも嫌いでもないパターンが多いような気もしています)
一つは、「~なことはしていない」と、マイナス要素の少なさを挙げる発想はあると思います。例えば、ハラスメントをしていない、汚職をしていない、公の場で差別的な発言をしていない(それをする個人を否定するつもりはなく、あくまで否定しているのは行動です)・・・とか。そういう発想でいくと、結構自分もマシな存在かもな、とウ・サギは自分について思えます。
あとは、何かを好きになるというのも、自分を好きになることにつながる可能性があるとウ・サギは思います。推しでも、好きなファッションでも、好きなマンガでも、好きな人でも・・・。それを素敵だと思える自分のセンス、ささやかにでも応援する行動、そういったものを好きになることはできそうな……?ウ・サギは自分のことは好きになれそうになくても、自分たちで作ったこのサイトは好きですし、ここに見に来てくれたり参加してくれる人がいるのには心が温まっています。

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update 2025/6/2
Q.小学六年生です。お菓子の盗み食いを何回も繰り返してしまいます。
この記事の担当 うさえなが

Q.私は今小学六年生です。こんなことで質問するのも変ですがお菓子の盗み食いを何回も繰り返してしまいます。ダメとわかっていても何回注意されてもやめられません。一応発達障害の診断はありませんが、いくつか当てはまるのでグレーゾーンかもしれません。

A.我もいつもお菓子盗み食いしてる!
だってお菓子はみんなのものだよ~。え、ちがう?

*生きかたカエルから補足*
やっちゃいけないと思っているのに、やめられないのには必ず理由があります。詳しい事情が分からないので、ここで明確には言えませんが、可能なら子どものための精神科のお医者さんに相談できるといいのかなと思います。お医者さんに行くのはハードルが高いのなら、スクールカウンセラーさんとか、親身になって話を聴いてくれる大人に話すのが大切かと思います。何らかの特性が影響している場合もありますし、見えないストレスや緊張などに関係しているかもしれませんし、その両方かもしれません。また、他にも理由があるかもしれません。あるいは、明確にこれだ!と理由がわからないこともあるかもしれませんね。
ただ、こうして自分の課題に気づいてSOSを出せるのはすでに解決の入り口にいるとカエルは思っています。とても大切な第一歩です。いい質問を送ってくれて、カエルはとても考えさせられました。こうして質問箱に質問する以外にすぐにできることとしては、「やめなければならない」と思ったり、「こんなことを繰り返して自分はダメな人間だ」「もっと頑張らなくては」という気持ちがあるとしたら、少し切り替えてみることをおススメします。
「やめられない理由や事情が自分にあるんだ。自分の力だけではどうすることもできないんだ」「自分が悪いのではなく、自分の力の及ばないところの問題だ」「だから、理解して一緒に考えてくれる人に頼ろう」という具合です。

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update 2025/6/2
Q.お母さんに「育て方間違えたね」などと毎日言われてめちゃくちゃイラつく
この記事の担当 ウ・サギ

Q.お母さんに「育て方間違えたね」「なんでこんな子になっちゃったの?」「産まなきゃ良かった」などを毎日言われるんだけどめちゃくちゃイラつく。勝手に産んで育ててその言い草はないでしょ…

A.それはイラつくし、悲しいだろうし、とにかくたくさん負の感情が出てきそうです。なるべくその気持ちを吐き出して、共感されたり(同じようなことで苦しんでいる人も実は結構いそうな…?)受け止められたりしてほしい・・・と思いました。
ウ・サギとしては、あなたの痛みをまず一番に受け止めますが、それを毎日言うというお母さんの精神状態もなかなか心配に思いました。気持ちのコントロールができていないと感じますし、それは子どもにぶつけるのではなく、きちんと何か他のものでケアしてほしいところです……。今はいろいろと追い詰められたりストレスの大きい社会になっているので、大人がストレスを抱え、そのストレスを子ども(自分より弱い者)にぶつけてしまう、という悲しい循環が起きていると感じます。
とはいえ、どんな事情や社会背景があろうとも、子どもに酷いことを言っていい理由にはならないし、言われる側はしんどいし傷つきます。だから、いくら腹を立ててもいいし、また何かあったら質問してください。

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update 2025/6/2
Q.何もしたくありません。ストレス解消も趣味も運動も。もはや生きたくないのかもしれません。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.何もしたくありません。よくストレス解消の方法として挙げられることもしたくなくて、趣味もしたくないし、本も読みたくないし、運動もしたくありません。歯磨きや食事など生活に必要なこともしたくないです。もはや生きたくないのかもしれません。

A.何もしたくないときは、「何もしない」ことを「したい」のかなと、ちょっと屁理屈っぽいですが思ったりもします。ウ・サギ調べでは、疲れたときに、趣味などで発散できるタイプと、もうそうなったら一度全て放り出して休むタイプとが分かれる気がしていて、ウ・サギは後者のタイプです。あ、いや、もしかしたら、疲れを「したくないことをしたくない」の段階で気づける人は発散が間に合って、疲れ果てて「したいこともしたくない」に至ってから気づく人は発散が間に合わない、という疲労の自覚度の違いか…?とも、今思いつきました。
ちょっと自分語りをさせてもらうと、ウ・サギは「何もしない」を真剣に半年やったことがあって、自分にとってエネルギーの必要なものはほとんどやりませんでした。(食事は全然頑張らずともできたというか、本当に他の誰のためにも頑張らなくていいとなると、自分の面倒を見るくらいの力は出てきました)
そこまで極端なことをできるかは資源次第なので難しいかもですが、今の生活があなたにとって「実はしたくないこと」に結構満ちているのではないか?というのがウ・サギの感じたことです。だから「今の生活が続くなら」生きたくない、ということかもしれません。全然間違っていたらごめんなさい。

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update 2025/5/30
Q.過去の母の暴言が許せない。許さなくていいですよね?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.現在25歳です。過去の母の暴言が許せません。
数えきれないほど浴びた暴言から厳選した2点。1.小学校登校前に言われた、車に〇かれて死んできたらいいのに。2.何度も言われた、高校を退学させてやる。忘れられません。許さなくていいですよね?

A.はい、許さなくていいと思います。許さないことに何ら問題はありませんし、ウ・サギは「許さない」は「自分の受けてきた傷をきちんと認識してあげる」「暴力は許容されていいことじゃない」という、自分への優しさと正義と捉えていいと感じています。(もちろん、許す・許さないに優劣はなく、自分で自由に選べばいいし、それにどう意味を見出すかも自由だと思っています)
許す許さないに限らず、心の中で何を思うかも自分一人の自由です。もし残酷な思いが湧いてくるなら、それはそれだけ傷ついてきたし我慢してきた、という話なのだとウ・サギは考えます。想像の世界でまで我慢していたらやってられないよ…!と思いますし、想像の中で自由に暴れる方が現実の自分をコントロールできるかと思うので、想像の世界くらいは好き勝手にやりましょう…!と言いたいです。
また、質問の文面や補足から、あなたが多大なエネルギーを使って日々を生きていることをウ・サギは感じました。「生きているだけで偉い」なんて言葉にすると薄っぺらいですが、(あなたと同じというにはおこがましいものの、ウ・サギも怒りを抑え込んでいるタイプなので)そこにささやかな共感と、大きなリスペクトを抱いています。

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update 2025/5/30
Q.彼氏がうちのこともう好きじゃないらしいと人づてに聞いた
この記事の担当 ウ・サギ

Q.彼氏がさ、うちのこともう好きじゃないらしい…人づてに聞いたんだけど、付き合ってるの学年みんな知ってるから別れたら気まずすぎ…あーうちはまだ好きなのに…😭

A.それは悲しい・・・。でも「人づて」に聞いたなら、彼氏がどんな思いでどんなニュアンスでそれを言ったのか、どうしたいのかなどは、まだわからないとウ・サギは思いました。だから彼氏本人と一度きちんと話してみることをウ・サギはおすすめしたいですが、どうでしょうか……?
ウ・サギは恋愛にあまり詳しくないですが、もし何も嬉しい展開にならなかったとしても、気持ちや考えをきちんと伝える機会があるのとないのとでは、その後の気持ちの整理しやすさは結構違うとは感じます。

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update 2025/5/30
Q.日常でも理想と現実のギャップに悩むのに、進路を考えたらギャップに押しつぶされそうで考えられない
この記事の担当 ウ・サギ

Q.日常の些細なことで理想と現実のギャップの差に悩まされているのに、今後の進路をはっきり持ったら、将来の夢と今とのギャップで押し潰されてしまいそうで、進路のこと調べたり、考えることができないままでいる。

A.「進路でそこまで将来は決まらないし、将来の夢も変わっていくものだよ」といった話もしたくなるウ・サギですが、たぶんそういう問題ではなく、日常の些細なことでまでギャップに悩まされているという、あなたの中の強い理想指向が一番のポイントだと感じました。ウ・サギも超がつくレベルで理想主義だとは思いますが、この理想主義はどこからくるのか(性格?経験?)、どうすれば理想で苦しめられる度は軽減するのか・・・。自分のことを振り返って考えてみても、どうしてなのか不思議なものです。
ただ、ウ・サギが理想と現実のギャップで苦しんでいたピークのことを思い出すと、自分の現状の理解ができていなかった、のが大きな要因だったように感じました。まだ心身ともに未熟な10代半なのに、社会経験のある20代後半くらいを目標として比べて凹み、自分に不得意なことがあるという自覚なく、得意な人と比べて努力が足りないと思い、実はいろんなことで疲れて弱っていたのに全く気づかず、なぜこんなに頑張れないダメなやつなんだ私は・・・と絶望していました。
あなたについてどうかはわかりませんが、とりあえず今について考えると、考えられないときは、考えないことをウ・サギはおすすめしたいです。自分の感情に反して、無理やり何かをやろうとすると、もっと良くないことになった経験はウ・サギは多いので・・・。今は進路というものより、きっともっと広いトピック、自分は何者で何を求めているのか、みたいなものに向き合う時期にあるのかも?なんてちょっと思ったりもしました。それはそれで、進路を考えるより大変かもですが・・・。また、よかったら質問をください。

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update 2025/5/30