Q.本当に苦しんでいる人たちがいるのもわかっているのに、ここで過呼吸とかになったら人に心配してもらえるかなーとか軽率に思っちゃう自分が最低すぎて死にたい。
Q.学校内で少しいざこざがあって、それについてみんなと意見は同じなんですが、休み時間等みんなが否定的な意見をずっと言っているのが、自分はその雰囲気についていけなくて学校がつらいです。批判的な言葉が辛いと感じたときどうすればいいですか?
A.補足の内容も読みましたが、なかなか悩ましい状況の中、自分なりに対処を頑張っている様子を感じました。
ウ・サギは、周りの言葉がしんどく、とはいえ自分が何かを主張するのも難しそうな場合は、犬になることにしています。
「自分は犬である。だから、周りに言いたいことがあっても『わんわん』としか言えなくて、伝わらない。逆に周りが何を言っていても、犬だから人間の言葉はよくわからない。仕方ない。わんわん」という気持ちで耐えます。
あまり役に立たない対処法だったらすみません。
Q.父と母の性格に苦しめられてきました。絶対にこうはならない、もしなってしまった時は人を苦しめる前に自殺しなきゃと子供の頃に決めました。それなのに、どんどん似てきている気がします。人を嫌な気持ちにさせるのが怖くて引きこもっています。どうしよう
A.私たちは周りの振る舞いを模倣してしまうところがどうしてもあるので、こうなりたくないと思っていても、身近な人に似た振る舞いをしてしまうことは誰でも起こるのだとウ・サギは思っています。
でも、大切なのはその人が「何を望んでいるか」「考えているか」であるとウ・サギは考えていて、「絶対にこうはならない」と誓った気持ちや人と関わることの怖さは、あなたと親の決定的な違いだと思いました。だからもし似ている部分があっても、同じにはならないし、なりようがないと言ってもいいとさえ思います。
似ているのではないか、嫌な気持ちにさせているのではないか、という不安も話せるような相手と関われたら一番いいのですけどね…。でもとにかく、その不安があれば親と一緒にはならないと思うので、あなたなりのタイミングで一歩踏み出して大丈夫だとウ・サギは伝えたいです。
Q.助け合いができる社会になるために
必要なことってなんだと思いますか
A.補足に「みんなが弱音をもっと出したら」というアイデアが書いてあったのですが、みんなが弱音を出し合うことはとても重要なポイントだと思います。
カエル的にはいろいろな人たちがお互いに違いを知りあうことが大事だと思っています。現実社会では同質な人たちが集まる傾向があり(学校や会社とか)、自分と他者との違いを知る機会が少なかったり、いろいろな人たちの事情を体感する機会もあまりありません。だから、いろいろな人たちがお互いのことを知る機会が増えるといいなぁというのがカエルの意見です。
でも、他にもいろいろな方法があると思うので、今度生きづLABOでアイディアを出し合う企画をやるのもいいかもって思いました。
Q.自分の不安や苦しみを人に相談する時に、相談することによって相手を苦しめているのではないか、と罪悪感があります。
本当は、人といる時は、楽しく和むような時間を過ごしたいのですが、罪悪感を減らすにはどうしたらいいでしょうか?
A.罪悪感の攻略法に関する質問ですね。攻略するためには敵を知る必要があります。罪悪感がどこから来るのかによって、おそらく方法が異なると思います。なので、まずは罪悪感の根源を把握しましょう。
もしも、罪悪感が明確な過去の経験に関係しているとしたら、過去の経験について誰かと話をするとか、深める機会が必要だと思います。
もしも、明確な理由や関係がわからないけれど、罪悪感に駆られてしまうのであれば、それは世の中の「人に迷惑をかけてはいけない」「人の負担になってはいけない」という過剰な空気に感染している可能性があります。実態としては、生きていたらだいたいはお互いに迷惑や負担をシェアしあっているのが自然なことなのですが、どうも他者の負担を気にする傾向が強いかと思われます。
それから、もう一つは自分と他者の境界曖昧さの問題があります。カエルもよく「迷惑かけてすみません」とか「負担をかけて申し訳ない」と言われることがありますが、『迷惑かどうかは私の問題なので、そこは私に任せてください』と伝えています。もう少し、相手のことを信じて任せるということをおススメしたいです。自分の問題と相手の問題を区別して考えると変わって見えることもたくさんあります。
Q.話せなくてよく黙ってしまう人って、困る?
A.相手の性格や関係性次第ではありますが、黙っていることの意味やメカニズムが理解(または理解できなくても受容)できれば困らず、なぜ黙っているかわからないと困るのかな、とウ・サギは思っています。
相手が黙ってしまうと、不快に思わせたかな?と心配になったり、どうしていいかわからず立ちすくむような気持ちになったり、自分を無視しているのかと腹立たしく思ってしまったり・・・悪い方に妄想が膨らんで疲れてしまうことは人によってはあるのだとは思います。逆に、目の前で起こったことをただ受け止める、ゆったりした性格の人だと、あまり困らないような気がします。
また、黙るのは、話しかけられた内容を咀嚼しているまたは理解できない(インプットで動きが止まっている)場合と、言いたいことはあるのに言葉が見つからないことや緊張で言えない(アウトプットで動きが止まっている)場合があるのかなとウ・サギは理解しています。
「こういうときに、こういうメカニズムで黙ってしまうことがあって、そういうときはこうしてほしい」を言ってもらえればウ・サギは困らないです。綺麗に説明できなくても、わかる範囲で伝えてくれたら、ふむふむと思うし自分の苦手も伝えやすくなってありがたいです。
Q.私は自分自身や、人間関係、物事を深く考えることができる強みがあると自覚しています。しかしそれが裏目に出てしまい、辛いです。
A.ウ・サギも物事を深く考える力や習慣がたぶんある方だと思いますが、考える力の強みであると同時に弱みでもあるのが、自分の中の指標や正しさが固まってしまう、という部分なのかなと感じています。
世の中には、フィーリングで生きる人もいるし、感情を優先して動く人もいるし、それぞれに事情や個性があります。いろんな種類の正しさがあるし、正義が通らないことも多いし、見えてるものも感じているものも人の数だけあります。だから・・・何が言いたいかというと、自分の中の正しさが強く存在しすぎると、「正しくないこと」が多くて現実の受け止めがストレスフルになるよね、ということです。(質問の補足に書かれた内容も込みで想像すると、そういった状態にあるのかなと読み取っています)
ちょっと話が飛ぶのですが、この前ウ・サギは「優れたAIでも、適切な情報を、十分な量読み込ませてあげないと活躍できない」というような話を聞きました。深く考えることができる=優れたAI、と仮定すると、裏目に出てしまうのは、適切な情報を十分な量読み込むのがまだできていないからかも・・・?とちょっと思いました。もしかしたら、例えば違う国や文化の人との交流など、今の自分の概念をぶっ壊すようなデータを新しく取り込んでみると何か変化があるのかもしれません。
とはいえ、そんな理屈は一旦置いておいて、辛いものは辛いですよね…。お茶とお菓子を出して、考えるタイプあるある苦悩みたいな話を本当はしたい気分です。
Q.大学1年生です。名簿順で決められるゼミの先生が怖いです。ものの扱いが乱暴で、ゼミの卒業生からもらったというお土産も雑に放り投げていました。言葉遣いも荒いです。週一で会わなければいけません。どうしたらいいですか?
「メモを取らない人間は就職したら使えないと言われる」と言っていました。私は人に対する「使えない」という言葉選びがとても苦手で、その先生が「使えない」というたびに胸が苦しかったです。でも、なぜ自分はその言葉選びが苦手なのか考えるきっかけになったり、(使えない、という言葉を用いる人は、自分が人を使う側だと思っていると考えられるから苦手なのかもしれない、という結論が出ました)返事をするのが苦手なことを改めて実感したりと良かった面もあります。でも、今の自分のままでいてはいけないのだと強く思いすぎて、追い詰められた気持ちになりました。大学に入って少しずつでも「変わりたい」「変わっていけたらいいな」と思っていましたが、今日それが、今すぐに「変わらなければいけない」に変化した気がして、それが悲しいです。分かりやすく優しい人以外を怖く感じる私がダメなのだと、久しぶりに死にたくなりました。姿勢を正してハキハキと要点だけを話し、熱心にメモを取り、積極的に発言する、そんな強い人に今すぐならなければいけないのでしょうか。今の私のままではダメだと言われたわけではないけれど、先生の言う「大人」には今のままではなれません。来週が怖いです。
A.その先生の言っていることはあなたのことを思って(想像しての)言葉ではなく、自分が正しいと信じ言いたいことを言っているだけなので、まず、先生の言った内容は全てスルーしていいよ…!と叫びたくなりました。変わらなくていいし、あなたは自分の望むように、望むペースで生きていいと思います。
ただ、言われてしまった内容を気にするのもわかりますし、怖くなるのもとても自然なことだと思います。こんなことを言いながらも、ウ・サギも相手の言いたいことを言っているだけの言葉に傷つき、スルーすればいいと思いつつも自分を責めて、死にたくなることもいまだに時々あります。自分の意思や意欲はあるのに自分を信じきれない、そんな状態にいるのかな…なんて感じています。
その先生の言った内容について突っ込みをさせてもらうと、「メモを取らない人間は就職したら使えないと言われる」というのは、あまり真実とはいえません。言われたことをなるべく忘れないようインプットするのは仕事で大切かもしれませんが、そのために一番いい方法がメモかは人それぞれですし、まっとうな上司ならまずは「覚えるためにメモをとったらどうかな?」と提案してくれます。そう伝えもしないで使えないと評価してくる職場なら、逃げるが勝ちだとウ・サギは思います。
その先生への対応は、ウ・サギが浮かぶ方向性としては二つで、誰かと同盟を組んで対抗するか、省エネで適当にあしらうか、です。あなたの周りにも、あなたと同じく怖く思ったり、もうちょっと強気に「この先生嫌いだし、しょうもないわ」と思っている人はどこかに隠れている気はします。
相手の言葉に惑わされたときは、ちゃんと自分を理解して共感してくれる人の言葉が一番の回復薬になるとは感じます。生きづLABOの所長たちはみんな、その先生にはぷんぷん!って感じなので、あなたを応援しています。
Q.クラス発表されました。2クラスしかないんだけど、仲良い人ほんとにみんな違う方行っちゃった。10人中10人。毎年クラス替えあるって分かってるけど辛い。
A.物事は変化して好転することもあれば、変化により安定や安全が崩れることもあります。また、人によって変化を好む人、変化に強い人もいれば、ちょっとした変化がとても苦手な人もいたり、長い時間をかけないと慣れることができない人もいます。
そう考えると、学校のクラス替えはあまり合理的ではない仕組みのような気がしてきました。基本のクラスは決めるとしても、もう少し柔軟にいろいろな人たちと集団を組んだり、多様な組み合わせがあってもいいのにと思います。
同じ学年だけでクラスを固定するのではなく、学年横断的なグループがあってもいいし。そして、個人差も考慮してくれたり、子どもが集団を自分で決めることがあってもいいのにと思います。なぜなら、たくさんの人がいれば、全員にとってハッピーな完璧なクラスはないと思うからです。誰かにとっていいクラスも、他の人にとっては最悪な場合もあります。
例えば、希望者を募って、2カ月に一回は希望者だけクラス替えするとか、いっそのことクラスは決めないで好きな教室に行っちゃうとか…あなたなら、どんなクラスの仕組みがいいと思いますか?とカエルはアイディア募集したいですね。
Q.彼氏が別のクラスで話す時間がなくて別れたらどうしよう…
彼氏ってクラスの女と仲良くしたりするからなぁ〜
A.お別れはさみしいよね~ こわい!
・・・彼氏ってなあに?
*ウ・サギから補足*
別れたらどうしようと心配するのも、他の子と仲良くしているのにやきもきするのも、お付き合いしてるからこそ味わえる気持ちなのかなと思いました。(といっても、楽しいものではないでしょうが…)
クラスが違っても、なるべく話せる時間をつくれるといいですね。