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Q.生きることも死ぬことも許されないこの社会は私にどうしろというのか
この記事の担当 うさえなが

Q.理不尽ばかり。矛盾まみれ。いつだって弱い立場のものが虐げられる。当たり前のように存在する「普通」に縛られ続ける。生きることも死ぬことも許されないこの社会は、私にどうしろというのだろうか。

A.んーと、えーと、ごめん、わからない!
許されない・・・は誰が言ってたの?

*ウ・サギから補足*
なかなか過酷な環境にお住まいのように感じました。
世の中のそういった風潮や現実はウ・サギもひしひしと感じつつ、中にはそうじゃない人や場所も多少はあるので、そういった小さい休憩所がある人だけが辛うじて呼吸をしているのかも…というイメージがふと浮かびました。
「こんな社会じゃ生きていけない!」と叫ぶ声が積み重なることが、社会を変えていくためには必要だと思うので、この「どうしろというのだろうか」という言葉に生きづLABOとしては感謝したい気持ちです。
でも本当に、どうしろというのだろうか?と言う感想が相応しいくらいに、ああしろこうしろと見えない縛りが多い社会だと感じます。

update 2024/12/12
Q.匿名相談で病院に行っていると話すと「先生に相談してみて」と言われる
この記事の担当 生きかたカエル

Q.匿名相談で病院に行っていると話すと「先生に相談してみて」と言われ、通っていないと言うと「病院へ行ってみて」で終わってしまいます。病院では話せない不安や悩みについて話してみたかっただけなのにな、と少し悲しくなります。やっぱり迷惑なのかな。

A.ごめんなさい。迷惑なわけではないのですよ。
相談員が「病院に行きましょう」とか「先生に相談して」と言うのは、「こんにちは」「元気ですか」ぐらい機械的な決まり文句として使っていることの方が多いので、誤解をさせてしまっていますね。カエルが相談員に成り代わり、謝りたい気持ちになったので、思わず謝ってしまいました。

匿名の相談は相談対応を正当に評価してもらう機会が少ないこともあり、どこか機械的になってしまったり、あまり深く考えずに型どおりに声掛けをしてしまうことがあります。(相談員みんながそうではないのですが、そうなりがちなところはあると思います)
こうして、率直な気持ちを伝えてもらえるのはとても貴重なことだと思いました。

update 2024/12/12
Q.子どもたちに色々な学びの場を提供するのがオトナの義務なら、それをしてない人は憲法違反?
この記事の担当 うさえなが

Q.子どもたちに色々な学びの場を提供するのがオトナの義務で、それを活用する権利が私達にあるわけでしょ?でもさ、今の社会では学校以外の学びの場が充実してない。充実させようともしてない大人たちって、憲法違反ってこと?

A.よくわからない・・・けど、きっとそうだ!
え?カエルが「違うよ」って言ってる・・・

*生きかたカエルから補足*
憲法や権利、義務について興味を持つのはとても大切なことだと思います。
でも、残念ながら憲法についてはちゃんと学校で教えてくれないのですよね。三大原則とか義務とかそう言った内容が断片的に教科書に出てきて、その断片的なことだけ理解するのは誤解を招くことも多いとカエルは思います。カエルも大人になって、自主的に法律の勉強をしてはじめて憲法や法律ってこういうことなのかと思ったので、少しお伝えしたいと思います。
憲法も法律も「法」ですが、一番大切なのは「法の趣旨」というものなのです。「法の趣旨」とはその法がなんのためにあるのかという目的のようなイメージです。
憲法は特殊な法で、他の法律が私たち国民が守るべきルールであるのに対して、憲法は国家(権力)の暴走を防ぐために、国家権力に歯止めをかけるために国民が課しているものなのです。他の法律含めて、どんな法も民主主義の国では私たち国民が決めています。とはいっても、直接考えたり決めたりはしないので、代議制といって自分たちが選んだ代わりの人(議員さんですね)に任せるわけですが。
なかでも、憲法は特別です。国権の最高法規として、とても大切なことが書いています。その背景としては、権力というものはとても怖くて、これまでも何度も権力を持った人たちが暴走してしまう歴史がありました。そのような暴走をできるだけしないよう歯止めをかける重要な存在が憲法です。だから、一個人が憲法違反になることはないと言えます。
あなたの質問でいうと、子どもの学ぶ権利をちゃんと保障していない実態があるのとしたら(カエルもあると思っています)、大人の存在をある種の権力と見たときに、憲法違反といえるかもしれませんね。子どもからすると、大人の存在は権力なので、子どもの意見や子どもの利益を考えずに、大人が「絶対に学校に行きなさい」「学校で学ぶのが勉強だから他のところは意味がない」などと勝手に決めてしまうとしたら、それは権力の暴走ですし、そういった社会を放置している意味で憲法に違反していると言えるのかもしれません。
とても、大切な視点の質問をありがとうございました。

update 2024/12/11
Q.父に「バカタレ」と言われた。親が子どもにこういう言葉をかけるのってあり?
この記事の担当 うさえなが

Q.まぁなんやかんやあって、父に「バカタレ」と言われてしまいました
まぁ私が全部悪いんだけど、ぐさぁって刺さりました
今結構病み期だから、なおさら
親が子どもにこういう言葉をかけるのってありですか?

A.刺さるのはこわいね
ぐさぁっはつらそうー

*ウ・サギから補足*
バカタレという表現よりも、病み期であることや、刺さった感覚の方がきっと問題なのだろうとウ・サギは感じました。
バカタレと言われても、「ふん、だからどうした」とか「あ~、やっちまってごめんなさい」とか、ほぼダメージのない関係や状況なら、親が勢い余って多少の強い表現をしてしまっても、大きな問題はない気がします。
でも、すでに反省している人や余裕のない人にきつい言葉をかけても、何も良いことは起こらないと思うので、今回のケースでは、バカタレはよろしくない表現であったようにウ・サギは思います。

update 2024/12/11
Q.なんで「働く義務」って言われてるの?
この記事の担当 うさえなが

Q.なんで「働く義務」って言われてるの?だって、働きたくても働けないひともいるし、働きたくない人もいるじゃん。なのになんではたらかなきゃいけないの?好きなことして好きに囲まれて生きるのはできないの?(仕事が好きな場合は除く)

A.我は働きたくなーい
美味しいものに囲まれて生きたいな

*生きかたカエルから補足*
働くという意味によっても違ってきますが、生きていくために必要な物事を確保するためには一定程度「働く」必要はどうしても生じます。

食べる物を確保する、それを食べられるように調理したり、そして片付けたり、ゴミが出るとそのゴミも適当に放置するわけにもいかないので、ゴミを適切に処理する必要も出てきます。また、生活するために必要な水や電気、ガスなどを維持管理する仕事もありますし、それこそ子育てや介護もする人がいないと、困ります。病気になった時の病院も必要なので、お医者さん、看護師さん、その他の病院スタッフが働いてくれないと困ります。
移動するためのバスや電車、車を使うのなら車をつくる人もいるし、整備する人もいるしガソリンスタンドも要りますね。
私たちが一定の生活水準を保って暮らすためには、そのための仕事があり、それを分担するのが社会の最低限のルールだとカエルは思っています。

ただ、今の社会では生きていくための最低限の仕事の上に、個人の財産を増やすためにできてしまった膨大な仕事があると思っています。そこまでやる必要がないとか、あってもなくてもいいとか、生活というより、お金を増やすために作ってしまった仕事に暮らしが圧迫されている傾向はあるとカエルは思います。
結論としては人間は一人で生きていけないので、社会という共同体を構成し、支え合って生活を成立させているため、働くことは必要です。ただ、どれだけどのように働くのか、お金を稼ぐことだけが働くことではないなど、「働く」という意味を改めて整理したり、考えたりした上で、「働く義務」ということが言えるのではないかと思います。
生きるために働くを通り越し、意味を吟味しないでやみくもに「働く義務がある」と片付けるのはよくないです。あなたのように「なんで、はたらかなきゃいけないの?」と疑問に思って、考えることがとても大切だと思います。

update 2024/12/11
Q.学歴社会はなんで変わらないの?このLABOの人みたいに変えようとしている人もいるのに
この記事の担当 うさえなが

Q.「勉強だけが全てじゃないよ」っていうひとがいるけれど、今の社会って学歴社会じゃないですか。なんでですか?また、このLABOの人たちみたいに、そんな世界を変えようとしてる人がいるのに、なんで変わらないんですか?私は何ができますか?

A.んん~、なんでだろう?
我にはわからない~

*生きかたカエルから補足*
変わらないのは…
ずばり、このLABOが弱小だからです!
だから、こうやって参加してもらっていろんな意見を伝えたり、議論する機会が増えることが一番大切だと思います。
あなたも、ここだけじゃなく、いろいろなところで意見を伝えてもらえるといいかな思います。
ご質問、カエルとしてはとても励みになりました。ありがとうございます。

update 2024/12/4
Q.勉強は義務じゃなく権利なのに、なんで学歴重視の社会なの?
この記事の担当 うさえなが

Q.勉強するのは義務じゃなくて、権利。
なのになんで学歴重視の社会なんですか?
なぜ学校にいかないと白い目で見られるんですか。
なぜ学校以外の居場所が欠乏してるんですか。
前も似たような質問をしたかもしれないですけど、すみません。

A.うんうん。また、生きかたカエルとウ・サギが頷いてるよ!

*ウ・サギから補足*
まっとうな主張と怒りだとウ・サギは感じます。
ウ・サギの身近なニンゲンでも、学校に行かなかった人がいますが、世間からの目のプレッシャーは感じ続けていたと話していました。
学校に行かない選択ができて、たとえ学校以外の居場所に出会えたとしても(それができずに苦しみながら学校に通い続ける子もいるでしょうし…)、選択肢が乏しく、世間の目にも脅かされるのでは、子どもが安心して成長できる社会になれてるとは思えないところです。

ただ、学歴重視の社会については、実際のところ薄れてきているというのがウ・サギの実感です。新卒カードという限定したシチュエーションでは有利かもしれませんが、今はどこも人材不足が深刻なので、学歴云々を気にしてられなくなっていると感じます。
大人になってから通信の大学などに行って、就きたい職業のための勉強をしたり資格をとる手もあります。
ウ・サギはあなたのあなたらしさを応援します。

update 2024/11/27
Q.正社員にならないと人生が行き詰まるみたいな記事をみると不安になる
この記事の担当 生きかたカエル

Q.正社員にならないと人生が行き詰まるみたいな記事みると不安になります。正社員にならなきゃプレッシャーも少しあるのです。考えすぎですか?

A.そんな記事はどこの誰が書いたのでしょうかね。
おそらく世間知らずなのか、誰かの回し者として送りこまれ、不安をあおるために書いた記事なのかもしれません。

正社員にならないと人生が行き詰まるかどうかは、一人ひとりが自分で感じて、決めることであり、他の人があーだこーだと言うことではありません。ただ、正社員にならないことに不安を感じたり、ならなくてはとプレッシャーを感じることはあなた自身の大切な気持ちなので、それをなかったことにするのはよくないです。きっと、何かしらの不安やプレッシャーがあるのだろうと思います。本当は何に不安なのか、何が一体プレッシャーと感じているのか改めて考えてみるとよいかもしれませんね。

カエルとしては、一般論と個人的な事情は切り離して考える必要があると考えています。
一般論として、正社員の方が不安が少ないと言うことになっているかもしれませんが、正社員の責務が自分に見合わないとしたら、正社員になったことで安心するのではなく、逆に不安やプレッシャーを背負うこともあるでしょう。そして、正社員といっても、どんな会社の正社員になるかによって全然事情は異なります。

つまり、正社員になるかならないかということに思考のコストを割くより、どんな働き方なら自分の力が発揮されるのか考えることをおススメします。すぐに見つからないかもしれませんが、そういう思考をする人が増えると働き方も変わってくるようにカエルは思っています。

update 2024/11/21
Q.学校も勉強も義務じゃなく権利なのに、なんで学校にいかないと変な目で見られるの?
この記事の担当 うさえなが

Q.学校に行くのは義務じゃない。
勉強するのは義務じゃない。
権利でしょ?
なのになんで学校にいかないと変な目で見られるの
なんで学歴社会なの。

A.うん、うん、その通りだ!
って生きかたカエルとウ・サギがめっちゃ頷いてる

*生きかたカエルから補足*
その通りです。
子どもには学ぶ権利があります。
子どもの権利条約の第28条には教育を受ける権利について書かれています。
また、29条の「教育の目的」には「教育は、子どもが自分のもっている能力を最大限のばし、人権や平和、環境を守ることなど学ぶためのものです」と書いています。だから、学校があなたの持っている能力を最大限のばすものでないとか、人権や平和、環境を守ることなどを学ぶところでないのなら、行かない選択をしても構わないとカエルは思います。
そして、行き過ぎた学歴社会についても、国連子どもの権利委員会は日本に対して、過度に競争的な システムを含むストレスの多い学校環境から子どもを解放するために措置を強化するように求めています。1994年に日本が子どもの権利条約を批准して以来、毎回のように「過度に競争的な学校システムの見直し」を勧告されていますが、なかなか改善がないのはどうしてかな?とカエルは思います。
そして、「子どもの意見の尊重」についても、強化を求められ続けています。子どもに関係することに子ども自身が意見を伝える機会があり、そこで力を発揮することが大切だと言われているのです。
だからあなたがこのような意見を持っていることをカエルは全面的に支持をしたいと思います。
そして、あなたの質問にお答えするとしたら
「日本が遅れているからです」ということになります。
と言っても、カエルも一応日本に所属している一員なので、他人事ではなく、一緒にこうした意見を伝えて、現状を変えるようともに発信していきましょう。

update 2024/11/18
Q.勉強させるのは親の義務で、わたしたちが勉強する義務ってないですよね。
この記事の担当 うさえなが

Q.なんで親は「勉強しろ」って馬鹿の一つ覚えみたいにたくさん怒ってくるんですか?
勉強させなきゃいけないのは親の義務で、でもわたしたちが勉強する義務ってないですよね。権利ですよね。これって屁理屈ですか?

A.むむむ・・・むずかしいお話はわからない
でも、たくさん怒ってくるのは、いやだなあ
そんな怒っても意味ないのにね!

*生きかたカエルから補足*
至極真っ当なお怒りモードの質問、カエルは頼もしさを覚えます。
しかも、感情的な親を観察し、「馬鹿の一つ覚えみたいにたくさん怒ってくる」と表現できるあたり、あなたの力と感性を感じます。

もう少し、カエルの意見をお伝えすると、子どもに勉強をさせなきゃいけない義務は親にはありません。親(大人)には、子どもに対して、学ぶ権利を保障する義務があるのです。そして、子どもは学ぶ権利があります。

そして、「学ぶ」=学校の勉強ではありません。
学校の勉強も学びの一つではありますが、それ以外にも大事な学びはたくさんあります。あなたが学校の勉強に魅力を感じず、もっと学びたいこと、やりたいことがあり、それをやろうとしているのに「勉強しろ」と一方的に怒ってくるのくるのは子どもの学ぶ権利を侵害していることになります。

学ぶ権利を阻害する大人の振る舞いはアウトです。でも、それ以前に子どもに学びを保障することがどういうことなのか、大人の理解がないことが、無自覚に学ぶ権利を侵害していることの原因のようにカエルは思っています。

学校の勉強がこういう疑問を自由に出し合い、「権利」についてもっともっと学ぶ機会であるのなら、カエルも「もっと勉強すべし」と進言したい気持ちになりますが、怒ったり、一方的に押し付けることはアウトだとカエルは思っています。

それから、屁理屈についてですが、子どもは屁理屈を堂々と言う権利があるとカエルは思っています。
社会のことがあまり分からないので、何が理屈か屁理屈なのか分からないのが当たり前だからです。それを大人がまともに受け止めて、議論をすることが大切だと思います。よく大人が子どもの意見に「それは屁理屈だ」と言うことがありますが、意外と大人側に正当な理屈がなくて、理論的に説明するのが無理な際に封じ込め作戦として使う方が多いです(カエル調べ)。
かくいうカエルもオタマジャクシの時にはしばしば意見を伝えては「お前はいつも屁理屈を言う」と封じ込まれていました。その時は気づかず、私は屁理屈な人間なのかなと思ったときもありましたが、今なら正当な意見や疑問を抱いていただけだと思えます。

update 2024/11/17