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タグ社会派
Q.モチベーション任せはやめたほうがいい?
この記事の担当 うさえなが

Q.「モチベーションで行動するのは良くない(下がったら行動しなくなるから)」みたいな動画を見つけます。私は、モチベーションで勉強してたりするので、こういうのを見ると自分がすごくだめな人間に思えます。モチベーション任せはやめたほうがいいですか。

A.そんな動画があるんだ!
良くない、ってなんかイヤだね~

*ウ・サギから補足*
世の中では、いろんな人がいろんな勝手なことを言います。それは発信している人にとっては、その時点での真実(だと感じるくらい自信のある考え)なのでしょうが、何が適切かは人や場合によって実にさまざまだとウ・サギは思います。だからモチベーションで行動するのは良くないのか?と考えると、そういう人や場合もあるかもしれないですが、そうじゃない人や場合もあるし、寄り道したり試行錯誤するのもそもそも大切だし、良くないなんてことは全く無いと感じます。あなたはあなた自身のことを知っていて、動画の人はあなたのことを知らないので、自分の思う方ややりやすい方を信じていいとウ・サギは思います。
それにしても、最近は不安を煽るような、これが正解でこれは不正解とでもいうような、主張を強く出すコンテンツが世の中に多いと感じます。ウ・サギの意見も偏っているかもしれませんが、世の中には言い切れるような真実はほとんどないとウ・サギは思っているので、「これは○○だ」とか「こうしないと良くない」とか、言葉の強いものは基本的に疑う姿勢で見ています。

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update 2025/8/28
Q.大衆向けコンテンツでは、性的な表現はもう少し控えてほしいと思う
この記事の担当 所長室

Q.性的な表現の強いコンテンツへの嫌悪感。例えば、アニメや漫画。誰かの性的嗜好を色濃く落とし込んだような表現は、大衆向けのコンテンツでは、もう少し控えてほしいと思ってしまう。考えすぎかな。

A.ウ・サギはその感覚、考えにとても共感します。人は情報に影響を受ける生き物なので、どんな情報がどう発せられるかは、人権の感覚に影響を与えると感じます。
原則としては、大衆向けのコンテンツで、性的搾取を助長・肯定するような表現(例えばギャグの一種として、セクハラに該当する行為が出るなど)はウ・サギは絶対反対の立場です。キャラ造形に作者の性的嗜好らしきものが入るのは、どのラインから禁止というのもそもそも難しいですし、まだ立場を決めかねています。
控えてほしい理由として、補足に性的搾取への不安が書かれていましたが、そのためにはコンテンツの適切な制限と同時に、誰もが対話に参加できて、自由を守り合えるような社会をつくることも欠かせないとウ・サギは思います。
生きかたカエルの意見も聞いてみましょう。

*生きかたカエルから*
カエルも性的な表現については、歯止めが必要だと思っています。それは放っておくと弱い者への搾取につながってしまうからです。
人間にとって、性的な要素は生きていくうえで不可欠なことの一つだと思いますが、現段階では暴力と密接な関係にあります。背景にはジェンダー(社会的な性別役割)や子どもの権利が守られていないという課題があります。その課題が残ったままの社会において性的なコンテンツを自由にすることは、性的なコンテンツが容易に暴力や支配の手段になるとカエルは考えています。
ジェンダーギャップが限りなく無くなり、子どもの権利が守られ、多様性が尊重される社会であれば性的な表現をもう少し自由にするのもありかなと思います。ただ、そうした社会になったときには今よく見るようなコンテンツは自然となくなって違う表現になるように思います。
とても興味深い質問でした。みんなでもっと考えてみたいです。

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update 2025/8/25
Q.生活保護を受けてる人間に対してのネットの投稿が怖い
この記事の担当 生きかたカエル

Q.生活保護に関して自分が払った税金を使ってるんだから生保受けてる人間を生かすも殺すも自分たちが決められると思っているような投稿を度々ネットで見かけて怖くなります。税金の全てが生活保護に使われているわけではないと思います。

A.ネットの投稿は税金の仕組みを誤解しているようです。
自分が払った税金だから…という理論であれば、生活保護だけではなく、赤ちゃんもお年寄りも公共のあらゆるサービス、または防衛費や外国に援助していることなどあらゆることを自分たちが決められるということになります。
それはそれである意味間違ってはいなくて、自分たちのことを自分たちが決めていく民主主義は私たちの基本ではあります。ただ、民主主義は税金を払っているから勝手に決めていいということではありません。本来なら払っている人ももらっている人もすべての人たちが話し合って決めるべきなのですが、現実的にみんなで決めることは不可能なので、それを代わりに考えて決めてくれる人に託す(つまり選挙で自分の代わりを決める)方法になっています。だから、一人の判断で勝手にできるのは選挙で誰に入れるのかということぐらいで、それ以上のことを勝手に決められるということではありません。
もちろん、意見を言うことはできますが、それはあくまでも一つの意見であるという範囲だろうとカエルは思うのです。

意見は自由だとしても、ネットの投稿は本質的に福祉制度についての理解が間違っているように思いました。
生活保護は生きることを保障するとても大切な福祉制度です。福祉は誰かがかわいそうな人に恵んであげるものではなく、当たり前が奪われている人に対して機会や権利を保障をする役割があります。
安全に安心して生きていくためには誰もがたくさんの手助けが必要です。それが身近な家族など頼る人がいる人もいますが、いない人もいます。また、生活するお金を自分で得ることができる人もいますが、いろいろな事情があってできない人もいます。誰もが、助けてもらえる人がいつまでもいるわけでもないですし、働けなくなることもあり得ます。その時のために福祉制度があるので、必要になって福祉を使う人が後ろめたく感じるものではないのですが、なぜか後ろめたく思わせるまなざしや考え方があります。
ネットの投稿はそうした「福祉はみんなのためにある権利の保障」という考え方ではなく、強い者が弱い者を助けてあげているという支配的な考え方が含まれているので、カエルは危ない誤解だと思いました。
怖くなったあなたの感性はとても鋭いし、本質を突いているとカエルは思いました。

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update 2025/8/25
Q.休みたいけどどこからが甘えでどのラインが休むべきか分からない
この記事の担当 所長室

Q.休みたいけど、どこまでが甘えでどのラインが休むべきところなのか分からず、休んじゃいけないと思ったりしちゃう。でもやすんで、また自己嫌悪。

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update 2025/8/22
Q.グリーティングのような関わりを日常でも味わいたい
この記事の担当 所長室

Q.先日、某夢の国へ行き、グリーティングをしました。言葉は交わせないけどむしろそれが心地よかったし、こんな私でも温かく迎えてくれたことにウルウル来ました。こういうコミュニケーションが日常でも味わえたら幸せだなと思ったのですが、何か方法ありますか

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update 2025/8/22
Q.普通になりたいが少数派の痛みのわからない人にはなりたくない
この記事の担当 所長室

Q.普通になりたいけど、普通そのものにはなりたくない。少数派でいるのに疲れたけど、少数派の痛みや苦労の分からない鈍い人にもなりたくないから多数派になるのが怖いです。解決できない矛盾した気持ちには、どうやって折り合いをつけたら良いのでしょうか。

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update 2025/8/22
Q.鬱など診断がないと、甘えなのかなって休むのに抵抗がある
この記事の担当 所長室

Q.鬱とかの人は、社会的に休むことが認められていていいなと思ってしまう。私は診断が降りてないから、甘えなのかなって、休むことに抵抗を覚えるし、休んでちゃ周りの目も気になる。

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update 2025/8/22
Q.すぐ疲れるが無理をしないのも呑気すぎる気がする。キャパがない人間に成長の機会はないのか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.親戚の集まりとか、人混みが苦手。すぐ疲れてしまう。無理をすれば爆発して、周りに迷惑かけてしまう。しかし、無理をせず過ごしているのも、呑気すぎる気がする。現代で生きるキャパがない人間には成長の機会がないのか?

A.自分の適度な出力具合を調整するのってけっこう難しいとカエルも思います。そして、「生きるキャパがない人間は成長の機会がないのか?」という問いは鋭いところを突いていると思った次第です。実は現代の社会のキャパがないということで、あなたのキャパの問題ではないと思ってしまいます。キャパの広い社会になるためにどうしたらいいかみんなと考えたいです。
ちなみに、カエルも親戚の集まりとか、人混みはかなり苦手です。

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update 2025/8/21
Q.親戚との集まりであの子は○○大学に行って~など聞くとドロップアウトした自分は劣等感。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.歳の近い親戚との集まり。あの子は〇〇大学へ行って〜あの子はこんなに成績優秀で〜なんて聞いていると、学校からドロップアウトした自分は劣等感を感じる。すごく負けず嫌いだから。劣等感というか罪の意識まであるかもしれません。

A.学歴や成績の人生(の充実)への影響はかなり限定的だとウ・サギは思うので、そういうのをちやほやする風潮にはなんだか不思議で仕方ないという感覚がずっとあります。就職先の選択肢を広げる一つのカードくらいにはなるのでしょうが、自分らしい人生を生きる上で、もっと重要なことや汎用性が高いスキルはいろいろあると思います。例えば自分の気持ちがわからなければ、嫌なことを避けることも好きなことを見つけることもできませんし、バランスのいい価値観や広い視野がないと、何かでぽっきりと折れるリスクもあれば、無自覚に他人を傷つけるリスクもあります。
それに、自分の成績を比べ合うならギリギリわからなくもないですが、自分の子どもや親戚の成績を気にしたりそれでマウントをとったりするような行為は、本気で訳がわからないです……。子どもの成果は自分のものということなら、家族を所有物や従属物として扱っていると感じますし、それは子どもの成長に百害あって一利なしだとウ・サギは思います。
ちなみにウ・サギも学校ドロップアウト組ですが「あなた(思考停止で学校を重んじる大人)たちが信じてるほど、学歴にも学校にも意味はないですから…!それを証明するために、あなたたちより充実した日々を生きるし、成長し合える機会を子どもたちと一緒に作ります」と闘志をずっと燃やしています。勝ち負けにはいろいろな種類や考え方があるので、学歴以外の勝ちを一緒に目指しませんか?と、誘いかけたい気持ちになりました。

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update 2025/8/18
Q.過去体調を崩したので正社員として働くことに抵抗があり怖い。私の考え方は変?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.私は過去に、正社員として働いていた時期に体調を崩しました。今はアルバイトをしていて、正社員として働くことに抵抗があります。高い給料に見合う働きができないし、給料が高いほど職場から期待されると思い、怖くなります。私のこの考え方って変ですか?

A.全然変じゃないとカエルは思いました。世の中の正社員>非正規雇用という単純な構図はちょっと困ったものだと常々考えています。
確かに、給料が少し高いとか、福利厚生が充実しているとか、正職員の方が待遇が良い面はありますが、あなたの言う通りその分、責任や期待は重くなります。なんのために働くか、働くうえで何を重視するかというのは人によって違うとカエルは思っています。無理なく、長く続けることを大切にするのなら、あなたの選択は間違っていないと思います。それに、給料もその人がどれだけお金を必要としているか、重視しているかによってそこまで高くなくても不満はないということもあるでしょう。できるだけ稼ぎたいとか、責任あるポストを任されたいというのならもちろん正社員を選択するのはありですが、あくまでも人それぞれの優先順位や生き方によって違うことなので、周りがどうこう言うことではないとカエルは考えます。
また、正社員とパート・アルバイトという二種類というより、人それぞれの働き方があってもいいのではないかと思うところがあります。今や性別もいろいろなグラデーションでそれぞれオリジナル性別があるという考えがありますので、働き方も一人ひとりオリジナルな働き方という時代や社会があってもいいのに…と思うところです。

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update 2025/8/18