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タグ社会派
Q.みなさんの回答は正しいかもしれないけど理屈っぽくて希望的観測的なものが多いと感じました。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.みなさんの回答は確かに正しいことを言ってるかもしれないけど理屈っぽくて確実性のない希望的観測的なものが多いなと感じました。でもそれが現実だよなとも思いました。質問じゃないし、失礼なことを言って申し訳ありません。

A.理屈っぽくて、希望的観測的なものが多いという指摘はまったくもってその通りだとカエルは思いました。全然失礼ではないので、問題ないですよ。
少しだけ弁明をさせてもらうと、理屈っぽいのは今の世の中が論が通らない感情論や印象論があまりにも多すぎる(そのせいで生きづらさが助長されている)ので、あえて理屈を重視しているものです。また、確実性のない希望的観測に関しては、人間は不確かであっても考えたこと口にしたこと以上のことは実現できないため、まずは考えてみる、口にしてみるというところから始めているという理由があるのです。我々としては意図して理屈っぽく、確実性のない希望的観測を発信しているものです。
したがって、我々の意図的な姿勢を見抜いた指摘であるという支持と、ただそれには意味があるということをお伝えしたいと思います。(これまた実に理屈っぽいですね…苦笑)

update 2025/4/27
Q.とあるアイドルたちは放送ライブラリが少ないんですよ マジで怖いですよね、、、
この記事の担当 ウ・サギ

Q.放送ライブラリが少ないんですよ
とある アイドルたちには
いやマジで怖いですよね、、、
放送ライブラリって本来忖度無し放送をアーカイブするもんですよね。おかしくないですか?

A.都合の悪い情報はひっそりと闇に葬られて、隠されていく、という話で理解しました。(違ったらすみません)
世の中にはそういった怖いことはいっぱいありそうです。おかしいかもと思える力、おかしいと思ったときに、きちんと現実を知ろうとする姿勢、そして情報リテラシーが求められているのかもしれない・・・と、この質問を読んで思いました。
おかしいことをおかしいと気づけなくなったらまずい気がするので、ウ・サギもおかしいセンサーが鈍麻にならないよう気をつけたいです。

update 2025/4/24
Q.不安や苦しみを相談する時、相談することで相手を苦しめているのではないかと罪悪感がある
この記事の担当 生きかたカエル

Q.自分の不安や苦しみを人に相談する時に、相談することによって相手を苦しめているのではないか、と罪悪感があります。
本当は、人といる時は、楽しく和むような時間を過ごしたいのですが、罪悪感を減らすにはどうしたらいいでしょうか?

A.罪悪感の攻略法に関する質問ですね。攻略するためには敵を知る必要があります。罪悪感がどこから来るのかによって、おそらく方法が異なると思います。なので、まずは罪悪感の根源を把握しましょう。
もしも、罪悪感が明確な過去の経験に関係しているとしたら、過去の経験について誰かと話をするとか、深める機会が必要だと思います。
もしも、明確な理由や関係がわからないけれど、罪悪感に駆られてしまうのであれば、それは世の中の「人に迷惑をかけてはいけない」「人の負担になってはいけない」という過剰な空気に感染している可能性があります。実態としては、生きていたらだいたいはお互いに迷惑や負担をシェアしあっているのが自然なことなのですが、どうも他者の負担を気にする傾向が強いかと思われます。
それから、もう一つは自分と他者の境界曖昧さの問題があります。カエルもよく「迷惑かけてすみません」とか「負担をかけて申し訳ない」と言われることがありますが、『迷惑かどうかは私の問題なので、そこは私に任せてください』と伝えています。もう少し、相手のことを信じて任せるということをおススメしたいです。自分の問題と相手の問題を区別して考えると変わって見えることもたくさんあります。

update 2025/4/24
Q.中二女子です。妊娠していました。どうすればいいですか。
この記事の担当 うさえなが

Q.中二女子です。彼氏と性行為をしていたら妊娠していました。
彼氏には見捨てられ、親にも言えてません。どうすればいいですか。

A.それはたいへん!
生きかたカエル~、どうしたらいいか教えて!

気持ち的に親には言えないかもしれないけど、事態としては親に言わないとどうにもならない状況ですね。まずは親に打ち明けて、一緒に病院に行きましょう。(親に直接が難しそうなら、他の大人でもいいです)

性行為は、リスクと責任が付きものの行為です。だから、カエルとしては自分で責任をとれない子どものうちは性行為をすることには基本的には賛成しません。なぜなら、100%避けられる避妊方法はないので、妊娠してしまうことがあるからです。そうはいっても、子どもたちを取り巻く環境を見ると、正しい性教育をしていない実態もありますし、誤った情報が氾濫していたり、そもそも大人が正しい性教育もお粗末で、そんな背景もあり、結果として子どもがリスクのある性行為をするケースは少なくないと思います。大人に責任がたくさんあるとカエルは思います。(参考までに、望まない妊娠は、子どもや若い人たちよりも、結婚している大人の方が多い実態もあります)
でも、自分の選択と判断で性行為をしたのであれば、その結果については逃げられないことも事実なので、まずは親に話してください。中学生とはいえ、今のあなたにできる責任の取り方だとカエルは思います。そして、今後に向けてどうしたらいいかも、信頼できる大人と話をしてほしいと願います。

それから、妊娠するのは女性側なので、女性側が性行為を求められたときに断れる環境も大事だと思っています。今回当てはまるかわかりませんが、嫌われないために望まない性行為をするとか、リスクがあっても避妊をしてもらえないなどの実態もあるので、女性側の立場の弱さもカエルは伝えておきます。

update 2025/4/21
Q.「いつかは賃労働を、経済的自立を」が前提にあるのが無職が追い詰められる原因な気がする
この記事の担当 生きかたカエル

Q.例えば公的制度等を活用して賃労働をせず生活している方にも、風潮的にも仕組み的にも「いつかは賃労働を、いつかは経済的自立を」が前提にある気がするのです、それが無職の方が心身共に追い詰められる原因な気がするのですが、それについてどう思いますか
(編集補足:「Q.無職なら馬鹿にしても否定しても悪扱いしてもいいなどの風潮が社会に強くあるように感じて苦痛」を見ての質問だということです)

A.とても妥当な指摘だと思いますね。世の中の多くが、働くことがいいことで目指すべき方向性がそこにあるような風潮があります。そして、働く=賃労働という理解が強いと思います。カエルも、障がいがある人も納税者になろうとか、いつかは一般就労みたいなキャッチを見ると、とても理解が狭いと思うし、そうした狭い理解が一部の人を苦しめているとも感じます。
もっと多様な働くがあり、もっと多様な生き方があり、そして、多様な考え方も「それもありかもね」ぐらいに認められることで、追い詰められなくても済むことがたくさんあると思っています。

update 2025/4/21
Q.学校を休んでもいいラインってどこですか?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.学校を休んでもいいラインってどこですか?

A.休んでいいラインというものはないとカエルは考えています。どちらかというと、「学校に行くライン」の方があって、ラインを超えない場合は行かなくてもいいと思うぐらいです。
いずれの場合でも、基準は自分の気持ちや感覚です。行きたい、行った方がいいと感じる/考える要素が、行きたくない、休みたい、つらいという要素を上回る場合は行けばよいし、逆に行きたくない、休みたい、つらいが上回るのなら、それは休んでいいというより、行かなくてもいいとカエルは考えています。
ただし、学校に行かない、休む=学ぶことを辞めるということではないので、学校以外の学びの場が保障される必要があります。また、それ以前に学校がどんな子どもにとっても行きたい、行った方がいいところになること、せめて行きたくないところ、つらいところにならないような工夫が必要だろうと考えます。どちらにしても、子どもというより大人の問題だと思います。どんな学校なら行きたいと思えるか、一緒に考えてみたいです。

update 2025/4/16
Q.クラス発表されました。2クラスしかないんだけど、仲良い人ほんとにみんな違う方行っちゃった。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.クラス発表されました。2クラスしかないんだけど、仲良い人ほんとにみんな違う方行っちゃった。10人中10人。毎年クラス替えあるって分かってるけど辛い。

A.物事は変化して好転することもあれば、変化により安定や安全が崩れることもあります。また、人によって変化を好む人、変化に強い人もいれば、ちょっとした変化がとても苦手な人もいたり、長い時間をかけないと慣れることができない人もいます。
そう考えると、学校のクラス替えはあまり合理的ではない仕組みのような気がしてきました。基本のクラスは決めるとしても、もう少し柔軟にいろいろな人たちと集団を組んだり、多様な組み合わせがあってもいいのにと思います。
同じ学年だけでクラスを固定するのではなく、学年横断的なグループがあってもいいし。そして、個人差も考慮してくれたり、子どもが集団を自分で決めることがあってもいいのにと思います。なぜなら、たくさんの人がいれば、全員にとってハッピーな完璧なクラスはないと思うからです。誰かにとっていいクラスも、他の人にとっては最悪な場合もあります。
例えば、希望者を募って、2カ月に一回は希望者だけクラス替えするとか、いっそのことクラスは決めないで好きな教室に行っちゃうとか…あなたなら、どんなクラスの仕組みがいいと思いますか?とカエルはアイディア募集したいですね。

update 2025/4/16
Q.マイノリティに対する差別を多く見てきたので、マイノリティだとカミングアウトするのが怖い。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.マイノリティに対する差別を多く見てきたので、自分がマイノリティだと自認すること。自分がマイノリティであることをカミングアウトする事が怖い。でもこの感情が差別からくるものだと思うと、自分も差別する側なんだと思い苦しくなる。

A.身近なところで差別を見てきたことで、自らのマイノリティ性を自認することそして、カミングアウトが怖いと感じるのはとても自然なことだとカエルは思いました。ただ、その感情が差別からくるという理論は補足説明が必要ですね。
つまり、自認やカミングアウトへの怖さは世の中のマジョリティが抱く差別を無意識に内在化してしまったものが、引き起こすもので、イコール自分の中に差別があるということではないと考えます。言い換えると、植え付けられた差別が悪さをしているイメージです。
それは、あなたが差別をする側なのではなく、あなたの中に世の中にある差別や偏見が攻め込んできて、マイノリティのあなたらしさが負けそうになっているのだろうというサインなのだろうと思いました。だから、自分を差別する側と同じだと苦しむ必要はありません。ただ、誰もが無自覚に場合によっては差別や偏見をもちうる存在であることを自覚することはとても大切だと思っています。

update 2025/4/14
Q.HSPやXジェンダーと自称する人の多くがASDで、その概念により支援から遠ざかっているという意見をどう思う?
この記事の担当 生きかたカエル

Q.HSPやXジェンダーと自称する人の多くがASDで、その概念により支援から遠ざかっているという意見についてどう思いますか?安心感を得られる側面がある一方で、ASDならば受けられる支援にアクセスできないのはどうなのかなと思ってしまいます。

A.そんな意見があるのですね。カエルはよく知りませんでした。
しかし、この意見には日本における発達障がい理解、診断の基準というのか通例が影響しているように思いました。日本では発達障がいとしてASDとADHDがとても有名になり、診断ではどっちなのか?両方なのか?どれなのか?という具合に分類しようとします。しかし、実際にはスペクトラムとして連続性のある症状なので、最近では神経発達症群という表現で、幅広く神経の発達が多くの人たちよりも特徴的なグループとして理解されることもあるようです。
そもそも、支援は診断名によって決まるのではなく、どんなことでどれくらい困っているのかという点でアクセスしやすく、必要な人に届くという仕組みが必要だろうと思っています。そして、支援よりも理解や配慮の方がむしろ大切だったりするので、理解、配慮、支援のすみわけやあり方にも整理が必要そうです。
ただ、「概念によって、支援から遠ざかっている」とい側面は今回指摘の内容にとどまらず、鋭い論点のような気がします。人々の概念が、私たちの社会のありようを左右します。だから、概念が変われば世の中も大きく変わる可能性があるということですね。カエルはそこに期待をしています。

update 2025/4/14
Q.無職なら馬鹿にしても否定しても悪扱いしてもいいなどの風潮が社会に強くあるように感じて苦痛
この記事の担当 生きかたカエル

Q.無職なら馬鹿にしても否定しても悪扱いしても見捨てても何かを強要してもいいという風潮が社会に強くあるように感じて苦痛です。無職のまま過ごしたい方「も」心身ともに安心安全に暮らせる仕組みと風潮の社会の方が人間皆生きやすいのではないかと感じます。

A.カエルとしては、無職だろうが有職だろうが、誰だろうが馬鹿にしたり否定したり、悪者扱いしたり、見捨てたり、何かを強要していいというはありませんので、まずもってそうした扱いや風潮があるとしたら、そのものに異議を唱えます。
そして、誰でも心身ともに安心安全に暮らせる仕組みが必要だと思っています。そこには職があるかないかは全然関係ないことかなと思います。無職のまま過ごしたい方がどういった方かわかりませんが、仕事として給料をもらってやるかは別として、我々は協働的な社会で暮らしているので、どんな人でも何かしらの役割を果たすことは大切だろうと思っています。具体的にはこうして質問箱に質問することも立派な役割だと考えています。

update 2025/4/13