PAGE
TOP
タグ心の悩み
ウ・サギの過去質問箱一覧
この記事の担当 ウ・サギ

所長たち個別のXアカウントを削除するため、質問箱(Peing)で回答していた質問をまとめました。
(一部、当時のXの内容を見ないと流れが不明なものや、固有名詞の出ているものなど、載せていない質問もあります。ご了承ください)

Q.切なさを感じた事ありますか?
A.切なさ…悲しさ、寂しさ、恋しさなどで胸がしめつけられる気持ち、ですか(調べてみました)。
あまり感じた記憶はないのですが、あえて感じないように自分を麻痺させているような気もします。
 
Q.自分は、親に私自身のナラティブを確立しない様に望まれながら生きてきたのだろうな、と思いました。現在、自分のナラティブと呼べるものを頭に描いたときに、「よいもの」「悪いもの」「大切なもの」「恥と思うべき事」「適切」「大げさ」など様々な基準のイメージが襲い掛かってくる気持ちになります。1つの基準に決めるのを妨げようとされてる感じです。「間違ってるんじゃないの」というようなイメージの揺さぶりも思ったりします。自分のナラティブ、自分で決めていいよ、とイメージして不安をおさめています。ナラティブは大切なものなのに、それを構築させまいと望む人は、一体何が目的だったのでしょうか。分からずに質問させていただきました。もし何か一般的なものがありましたら、教えてください。よろしくお願いします。
(注:ウ・サギのナラティブ講座を読んでの質問だと思われます)
A.記事を書く時間がとれないので先に短く答えます。ナラティブを構築させまいと望む人は、自分のナラティブが未熟な人なのかもしれません。成熟したナラティブは「人の数だけ正解や真実がある」のを受容できますが、未熟であると「世界の(正しい)物差しは一つだ」と信じてそれを人に押し付けがちです。
 
Q.男女の恋は成立すると思いますか?
A.恋は性別関係なく(人によっては性別が影響することも多いですが)成立すると思います。
でもウ・サギは大切な関係性には「恋」という名前をつけず、オンリーワンを目指していきたいです。
 
Q.心が行方不明になりました。どうやって探したら見つかってくれるんでしょうか…
A.もし可能なら、誰かと一緒に探すのがいいかも?と思いました。でも相手を間違えるとさらに行方不明になりそうな気もします(苦笑)
 
Q.カレーのポップコーンが食べたいです
A.いいですね。ポップコーン作って、それにカレー粉まぶせば完成でしょうか。この前少し久しぶりにポップコーンを作ったら、フライパンと蓋の組み合わせが悪くて、10粒くらい無駄にして悲しかったです。他の粒が爆ぜて飛ばされた子が、隙間から逃げていきました。
 
Q.勉強に辛くなると、絵を描いたり、音楽を聴いたりなど現実逃避をしてしまいます。時間があっという間に過ぎてしまうので、何か対処法はありますか?
A.絵を描いたり音楽に没頭する時間があることが、あなたが勉強を続けるために必要なようにウ・サギは感じたので、対処法は….難しいですね。そのままでいいとウ・サギは思ってしまいました。勉強お疲れ様です。
勉強はしたくなかったらしなくていいし、しなくても生きられるよ、ともすごく言いたいです。
でも質問者さんが「勉強をしたいorしなくてはならない」事情があるように感じたので、この回答をしました。
update 2025/2/10
Q.死ネタの儚い感じが好き。私の趣味ってなんとなく変?
この記事の担当 ウ・サギ

Q.ちょっとオタクの話になってしまうんだけど。死ネタの、儚い感じが好きなんだよね。愛に溢れてて。自分でも小説を作ったりしてて。でもそういうのを周りに理解されなさそうで、自分は死ネタが好きって言うのが怖い。私の趣味ってなんとなく変?

A.ウ・サギはその界隈にあまり詳しくはないのですが、「死ネタ」という言葉がある時点で、そのジャンルは一定の支持を獲得しているのかなと思いました。
そもそも趣味は全部変だし、全部変じゃないとウ・サギは思っています。
ちなみにウ・サギは、某ねずみの夢の国に行く人々が、最も変な趣味の持ち主だと思っています。死ネタは、ウ・サギ的には全然変だと思いませんよ。
つまり、どんな趣味も変じゃないけど、どんな趣味も「変なの」と思う人がどこかにはいる、ということです。

変だと個人的には思っても、否定的に捉えるのでなく、どうしてそれが好きなの?どうして変だと思うの?と、お互いに話せる関係ならいいのですけどね…。そうじゃない場合は、理解されずにあなたが嫌な思いをする可能性があるので、言うのが怖いというのは自然なことかと思いました。

update 2025/2/7
Q.親が「〇〇しろ」「〇〇しなきゃいけない」ばっかりで嫌です。
この記事の担当 うさえなが

Q.親が「〇〇しろ」「〇〇しなきゃいけない」ばっかりで嫌です。早くしろ、勉強しろ、、、私的にはもっとゆったりしたペースで生きたい。時間を有効的に使わなければならないのは分かってる。どうしたらいいのかな

A.えー、時間なんていっぱいあるのにね!
ゆったり、賛成!!

*ウ・サギから補足*
あなたがいいと思うペースで生きるのが、一番有効的に時間を使うことになるとウ・サギは思います。
自分の無理のあるペースで頑張ったり、「○○しなきゃ」で時間を使うと、目先のちょっとした成果(例えばテストの点とか)は出るかもしれませんが、そこで出る成果が人生の幸せには結びつくことは少ないと感じます。
ウ・サギは自分が生きることを、自分という乗り物を乗りこなすみたいに思っている部分があるのですが、あなたはあなたという乗り物に乗ってしか生きていけないので、自分のエンジンに合った走り方をするのが一番だと思っています。

update 2025/2/7
Q.怒りをコントロールしろと言われる。できないから困っているのに。
この記事の担当 うさえなが

Q.怒る。物に当たる。物に当たるなと怒られる。だから自分を傷つける。するとまた怒られる。怒りをコントロールしろと言われる。できないから困っているのに。だから影でまた自傷。怒られるの繰り返し。どうしたらいい??

A.なんか歌みたい!
一曲、つくる?一緒に!

*やみーペンから補足*
コントロール出来なくて困ってるはとっても分かる〜
やみーペン的には怒るくらいなら見ないふりしててほしいなぁと思ったり…
曲作るときは仲間に入れてほしいな〜 あるあるソング作ろう!

update 2025/2/7
Q.無意識に人を傷つけたり怒らせてしまう。もう自分も人も傷つけたくなくて学校に行けない。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.昔から無意識に人を傷つけたり怒らせたりしちゃって、毎回時間が経ってからそれに気づく。謝っても中々許してもらえない。もう自分も人も傷つけたくなくて学校に行けない。クラスで浮いてる。自傷もしちゃう。死ぬしかないですか?

A.無意識に人を傷つけてしまうのは、自分の言動が自分の思い(傷つけたくない)通りにいかないといえるので、それは生きづらく、また自己嫌悪も抱いてしまうだろうと想像しました。

ただ、あなたは人を「傷つける」「怒らせる」と、自分に原因があるという見方で物事を捉えていると感じたのですが、ウ・サギはそれが「傷ついてしまう」「怒ってしまう」相手がいて起こるという側面にも目を向けたいと思います。

例えば、
Aさん:寝ちゃってテスト勉強しなかったせいで点数悪かった…
Bさん:じゃあ寝ないでやればよかったのでは?
という会話をすると、Bさんに悪気はなかったのにAさんを傷つけてしまっていることがあります。

その場合、実はこういった言われていない心の声があるかと思います。
Aさん:寝ちゃってテスト勉強しなかったせいで点数悪かった…(テスト勉強するべきなのはわかっていたけど、失敗しちゃった自分に後悔してる。慰められたり、共感されたりしたいな)
Bさん:じゃあ寝ないでやればよかったのでは?(失敗したくなかったんだな。じゃあ、そうしないための解決法を提案しよう)

ウ・サギは、AさんBさんどちらが悪いかというと、どちらも悪くないと思っています。
傷つけるの構造は、
・傷ついた側が、話の大切なポイントを、言わなくても相手に伝わるだろうと思い込んでしまい、言っていない
・傷つけた側は、自分が読み取れたものに対して、親切な対応をした
のスレ違いであることが多いとウ・サギは考えています。

今の社会は、言葉にされていない気持ちを汲み取ってもらえる前提になりがちなので、言葉になっていないものを受け取るのが苦手な人には、余計に難しくなっていると感じます。
大人同士でもこういったことはよく起こるので、人間関係の経験が浅い子ども同士なら尚更スレ違いが多く、スレ違いを解消することも当事者の力だけでは大変だろうと思います。

傷つけないコミュニケーションを目指すだけなら、コミュニケーションの「さしすせそ」は参考になるかもしれません。(興味があったら調べてみてください)

自分も相手もちゃんと理解して、自分らしいコミュニケーションを身につけていきたいなら、大人と関わる中で練習することをおすすめしたいです。

学校のクラスはコミュニケーションを学ぶ場としては、色々とハードすぎるとウ・サギは思います。
あなたが学校に向いていないのではなく、学校があなたに(多様な人に)向いた場所になれていないのです。
そこは大人として、ただただ申し訳なく思います。

update 2025/2/7
Q.言わなくても分かってほしいと思ってしまう。テレパシーなんて無理なのに。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.言わなくても分かってほしいと思ってしまう。テレパシーなんて無理なのに。

A.「言わなくても分かってほしい」というのはわりと多くの人たちが思っていることなのだろうと思います。ただ、「言わなくても分かってほしい」には
①「言わなくてもわかるだろう」という前提
②「いつも分かってもらえないから、言わなくてもわかってほしい」という願い
と2種類があるとカエルは分析しています。
①はいわゆる「普通」が多くの人たちと似ているマジョリティの前提で、②は他の人とは「違う」ことが当たり前で、理解されるのが難しかったり、誤解されるマイノリティの願いであると言えます。この二つは似ているけれど、意味が全然違います。
カエルはあなたが切実な②の願いを抱いていると理解しました。でも、世の中には①のような似ているけど全く別の前提があるため、あなたの言うような「言わなくても分かってほしい」という願いが届きにくく、テレパシーまでも願ってしまうことは無理もないことだとカエルは思います。

カエルは「言わなくても分かるだろう」どころか、「言ってもわかるかどうかわからない」ぐらい分かり合うのは難しいと感じているので、ひょっとしたらみんながテレパシーを使っているのかもしれないと思ったりします。
ちなみにカエル界は「ゲコゲコ」か「ゲロゲロ」か「ケロケロ」ぐらいのバリエーションで生きています。時々、そんな世界でひと休みするのもお勧めです。人間社会で疲れてしまった人たち向けにカエル界への慰安旅行でも企画しようかな。

update 2025/2/6
Q.死ぬのが怖いです。死んだら私という自我はどうなるのか、考えるだけで怖くて心が折れそうになる。
この記事の担当 生きかたカエル

Q.死ぬのが怖いです。死んだら私という自我はどうなるのか、そう考えてしまうだけで怖くて怖くて心が折れそうになります。あんまり考えないようにしてますが、ふと全然違うことから連想してしまい恐ろしくなります。どうしたら気持ちが楽になるのでしょうか?

A.カエルもおたまじゃくしの時に、「死んだらどうなるのか」という恐怖をしばしば抱えて、一人で考えてしまうことがありました(仲間です)。
その深い悩みに、カエルの父親がいとも簡単に答えてくれて、カエルは今でもその回答があるから怖くなることはありません。
カエル父「お前、生まれる前のこと覚えてるか?」
おたまじゃくし時代のカエル「覚えてない」
カエル父「それと同じだ、死んだあとは生まれる前と同じだろ」
おたまじゃくし時代のカエル「なるほど!」
どうでしょうか?気持ちは楽になりましたか?
(効果には個人差がありますので、ご了承ください)

update 2025/2/6
Q.性別違和があればホルモン治療やSRSしたいのが当然、という主張が嫌。
この記事の担当 ウ・サギ

Q.性別違和があればホルモン治療やSRSしたいのが当然、しないと埋没できない、みたいな一部の当事者の主張が嫌。人それぞれだと思いつつも、変に比べてしまってつらい。一部のトランスジェンダーは、既存の男女二元論に囚われ過ぎだと思う。

A.今の世が「見た目」で性別を周りに決められて、性別によって扱いがかなり変わってくるせいで、埋没せねばという気持ちが高まる(当事者が一定数いる)傾向はあるのだろうな・・・とはまず思いました。
もしこの世の中で、男・女の扱いが何も変わらなかったら、性別違和があっても日々の苦痛や葛藤はかなり軽減されるのでしょうかね…?とはいえ、ほとんどの場合、体は男・女のどちらかですし、体は一つのアイデンティティなので、それで違和を感じる人がいなくなるわけではないとは思います。

どんな人の考え方にも間違いはないと思いますが、ウ・サギはあなたの感じ方と近しい考えをもっていますし、男女二元論というものについて、トランスジェンダーもそうじゃない人ももっと意識化して、議論していく必要があると思います。(そのあたりの問題意識と関心が強かったので、質問で「男女二元論」という表現が出てきだけで、実はちょっとテンションが上がっていました)
それぞれの囚われや違和感を話していく先に、きっと本当の自分らしさで生きられる世界があるとウ・サギは思います。質問ありがとうございました。

update 2025/2/6
Q.怒りたいのですがどうしたらいいですか
この記事の担当 ウ・サギ

Q.怒りたいのですがどうしたらいいですか

A.ウ・サギは強い復讐心を抱えていつつも怒るのが苦手な民なので、似たような感じなのかなあ…と想像して、自分が一番怒り狂っていた時期を振り返っています。
ウ・サギは、怒りの感情を乗せられる曲をカラオケで歌う、絵などの創作で表現する、恨みつらみをありったけ込めた手紙や文章を書く、などで怒りを排出していましたが、吐き出しても吐き出してもなかなか楽にならなかったことも覚えています。
うまく怒れないときは、誰かに一緒に、または代わりに怒ってもらえると少し道が切り拓けるときもありました。自分が「あの出来事は別に大変じゃなかったし、傷ついてもいない」と思っていたものが、話してみたら「いや、それは大変だったのでは…?」と言われ、過去の感情に初めて気づいたこともありました。

今は一応怒り狂っている時期は抜けましたが、自分を「怨みお化け」だと思っていますし、お化けなりになんとかやっていこうと諦めています。
もしよかったら、一緒に怒りを研究してみませんか。

update 2025/2/6
Q.生きづらさを感じていてネット上で関連するサイトをつい見てしまうが、身近な人に反対される
この記事の担当 やみーペン

Q.自傷、自殺関連のコンテンツをつい見てしまいます。
私自身が生きづらさを感じていて、ネット上で関連するサイト(生きづLABOも含む)やSNSが気になります。ですが身近な人には見ることを反対されます。
やめる方法が見つからなくて困っています。

A.やみーペンはつらい気持ちを話したり説明したりするのが苦手だったから、寂しいとか辛い気持ちを話してるチャットをボーッと見たり、SNSみてると安心する気持ちになったりする時あるから、つい見ちゃう気持ち分かる!
必要ない人には分かってもらいにくい気持ちなのかもだけど、否定しないで必要なこと分かってほしいなぁとやみーペンは思ってしまった。
生きづらさを感じにくくなったら、別のことをしてても過ごせる時間増えるけど……。そんなに早く生きづらくない社会は来てくれなさそうだし、困ったなぁ!

update 2025/2/3